この春高校2年生になった生徒さん達と
大学受験に向けて話し合いの時間を持ったのは2週間ほど前でした
ある生徒さんは運動部に所属し勉強もスポーツもとても頑張っています
その部がなんと全国優勝しました!優勝するほどの練習はそれはそれは大変だったのだろうと感心しました
2年生になった事で大学進学に向けて勉強も本腰が入ってきます
現在、塾に通うのは週3日、一週間で5時間強の授業を受けています
そのほかに、単元小テストが1時間半あるのですが
これからは、そこに自習の時間も含めて行く事になります
勉強と部活動の両立に生徒さんが苦しんでいる事は勿論知っていましたし
目指す大学が高い事も知っています
全国優勝した事で気持ちは部活動優先に・・生徒さん本人の心の中に小さな罪悪感のようなものがありました
このままでは上位大学は目指せなくなります
ですから今回は講師を含めて話し合いをする事にしました
高校受験では真摯に勉強に向き合い、努力が出来る生徒さんである事を確信させてくれました
大学受験に向けても自分の気持ちさえ決まれば乗り越えて行かれるだろうというのが
私の考えです
生徒さん達に、高校で過ごした1年間はどうだった?
と切り出しました
そして、これからの1年間をどう過ごしていきたいのか?
という質問をしました
上記に紹介した生徒さんは部活動との両立が自分の中で凄い葛藤になっている事を
堰を切った様に泣きながら話してくれました
同席していた講師はこのクラスの英語を担当しています
優しく適確な指導と、東大生でスポーツも出来る!生徒さんからしたらスーパーマンです!
そんな彼が話してくれたのは
「高校受験は県大会のようなもの、大学受験は全国大会だ」
という内容でした
彼自身の大学受験期の苦悩や取り組み、学習法そして葛藤を淡々と話してくれました
そして本当に希望する大学に進学したいなら
「甘えや言いわけをする自分を変えなくてはいけない、腹をくくるんだ」
とまとめてくれました
明らかに、その日から生徒さんは変りました
高校受験期の頃よりも前向きで意欲的に授業に参加し
部活動での疲れを見せなくなりました
まるで物語のように書いてしまいましたが、本当の事です
ただ、受験はそれほど甘くはありません
こうした話し合いの場は、生徒さんのモチベーションや意欲など、普段の授業の姿を見て
必要と判断すればこれからも行っていきます
講師の話、私の話を素直に受け入れらるのはそこに「信頼関係」があってこそです
ですから、常に生徒さんとの信頼関係を築けるように考えながら毎日を過ごしています
残念ながら当教室はあまり多くの生徒さんをお預かり出来ません
中学1年生、高校1年生の受け付けは各2名ほどで終了とさせていただきます
中学3年生、高校3年生の夏休み以降の受け付けは出来ません(条件による)
また中学生、高校生ともに偏差値60以上を目指す方を優先とさせていただきます
ご了承いただけますようお願いいたします