大きな変動となる入試体制に向けて、未だに詳細が明確にならず
この時期まで来ています
特に大学入試に向けての不透明さは親御さんをはじめ
多くの人に不安となっていますよね
しかし、国立難関を突破した人たちにとってはあまり問題ではないようです
これまでも、倍率や難易度の変動などに彼らは関心を向けて来ませんでした
国立難関を突破した人たちの共通認識とでもいうか
「要は自分のレベルが上がっていればいい」というものがあります
相手がどう変わろうと、動じない・負けない自分になればいい
ということですよね
多くの生徒さんを見て来て、そうした強さを身につける生徒さんとそうでない生徒さんの
決定的な違いは「勉強法」にあると感じています
「勉強法」と言われると、「何の教材を使えば?」 とかの
どうやって学習するか?という部分に目がいってしまいがちですが
そうではなく、学習する目標や意欲の持っていき方が全く違うのだと思っています
特に義務教育時代とそれ以上の高校生から学習法は変える必要があって
目標を近い場所に設定するのではなく、もっと遠く長い視野で学ぶこと
つまり、定期考査にばかり目を取られてそこに意識を持っていくのは
中学生まで、高校生からはプラスアルファで定期考査をベースに考え
目標設定はあくまでも入試や、将来自分が就きたい職業をイメージしての
学習に変えていくことです
実は簡単そうに見えてなかなか難しいのです
学校の成績を意識してここまで来た生徒さんにとって、それ以上の学習というのは
意外と辛いでしょうね
校内上位をキープする学力にプラスした学習が求められるので
スケジュール管理を徹底し、生活のほとんどを勉強に取られます
国立難関に進学する生徒さんたちのほとんどは
そうした生活を意欲的にこなしているので、そこが大きな違いになりますよね
入試が変動しても、目標を持って意欲的に学習している生徒さんにとって
大きな問題ではないということです
傾向対策という学習の前にレベル上げという学習をすること
これからの入試にますます大切ですね
ネイティヴ講師との英語授業
生徒さんたちはとても真面目で真剣
でも、大きな課題があることを講師陣も私も感じていました
授業が終わってから話し合い、どうしたらその問題を解決できるのか?と糸口を見つけようと
遅くまでミーテングが行われました
写真でも講師は困り顔ですね
大きな問題というのは、どんなに真面目でも発言ができないのです
「聞く」授業に長年慣れて来たので仕方ありませんが
この授業は生徒参加型、生徒さんたちの意見があってこその授業となるスタイルです
どんなに話しかけても、子供たちから意見が出てくることはなく
学校のように、結局名指しなくては授業が進みません
自発的な発信を英語で行うというのは簡単ではありませんが
まずはそれをしようという意欲を育てるところからなのだと強く感じました
また、発信する授業に慣れるためにも
ネイティヴ講師の回数を増やす方向で話も進みました
変動する入試に備えるという意味もありますが
ワンランク上の英語をマスターするために、今年からは
ネイティヴ講師の存在は大切になっていきますね
この教室に来てくれる講師陣はこれまでもとても質の高い
誠意を持って生徒さんに接してくれる素晴らしい講師ばかりでしたが
今回のネイティヴ講師もそんな一人です
大きな課題の改善に大きな力を貸してくれると信じています!
高校生の皆さん
英語に自信を持って発言する力を養いましょうね!!