高校へ進学したみなさんの悩みのトップは今
部活動への参加をどうするか?
というところでしょうか
中学とは違い、本格的な活動となる高校は多く
これまでも両立で悩む生徒さん達を多く見て来ました
私個人としても、高校生活、部活動が果たす役割が無駄とは思っていません
しかし、過激な練習や拘束時間の長い部活動も多く
両立となるとかなり難易度は高いと感じています
当教室の歴代講師陣は東大・東工大・御茶ノ水・慶応・早稲田・・
と高学歴の講師陣です
彼らの高校生活はどうだったか?と考えると。。
そもそも高校の取り組みの違いが目につきます
1番の違いは、高校からの課題・宿題がない という部分
筑駒・開成・水戸一などのトップ校です
ではそんな彼らが部活動にのめり込んで過ごしたのか?
というとそうではありません
バスケやサッカー、テニスなどをしてはいましたが、学力を落とすようなことは
なかったから、国立難関への進学を果たしているのですよね
勉強と部活の両立そのものも学校次第なのではないでしょうか
宿題・課題も多く部活動も重いなら、大学入試に必要な
「自学自習」の時間をどれだけ取ることができるのでしょう?
高校入試で上げた学力が落ちるのは早いものです
気を緩めればあっという間に下がってしまう不安定なものですから
来年から始まる大学進学希望者全国共通テストの準備などは
一体どこでカバーするのでしょう?
一部の生徒さんを除いて、ほとんどの生徒さんに言えることは
学習時間と成績は比例しているということです
学習時間の確保ができないほどに部活動に拘束されるのであれば
大学はランクを落とす、最悪諦める
といった覚悟も必要だというのが私の考えです
高校入試と違い、3年生になったからと慌てても到底間に合わないのが
大学受験です
ましてや変動の時期、油断などできないですね
とはいえ、進学するのは本人ですしそれを支えるのはご家庭ですから
私は事実をお伝えするのみです
ご家庭で、高校生活の目標は何か?部活動をどう活かしていくのか?
そして、大学進学についても、よくよく話し合って決定していただきたいと思います