東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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前向きに考えられる子に

2016-10-01 09:21:33 | 子育て編

生まれ持った性格の違いで内気な子、勝ち気な子などの

素質の違いがそれぞれありますが

素質を親が認識して、打開策をもって接して行く事で

性格は変化したり、要素を加えられ

良い方向にも悪い方向にも変わって行くと思います

 

日本人が学歴を重視するのは、就職の為や将来の可能性を広げようとする

親心のような力が働くようにも見えますが

私は親として、それ意外の力があるように感じています

学歴だけでなく、アスリートの世界やそれぞれの世界で

トップを目指してどもまでも懸命な努力をするのは、

もしかしたら

日本人と言うお国柄

なのかもしれませんよね

明確な答えは無くても前向きに努力する事に価値を持ち

我が子もまたそうであって欲しいと願うのは自然な事なのだと思います

ただ、そう願うあまりバランスを崩してしまったり

思わぬ方向に物事が動き、悪循環するときもあるものです

 

高校受験・大学受験を通して私は生徒さん達の心の変化を感じる事が多いのは

私のポジションが生徒さん達のメンタルケアがメインだからです

中学受験をする小学生

高校受験をする中学生

それぞれに働きかけたりケアする内容は違いますが比較的まだ

親の手のうち にあるお子さんが多いです

なのでその時の親御さんの働きかけによって生徒さんの 心の変動 も起こりがちなのですが

大学受験をする高校生や浪人生は

なかなか一筋縄では心は動かないように思います

それまでの18年間積み重なり形成された性格や素質が一番影響し易い受験であるとも言えます

 

今年、高校受験生・大学受験生とサポートさせて頂いている当教室ですが

その学習姿勢やサポートの必要性から考えると、大学受験に向かう高校生達の方が

迷いが多く、心も不安定になり易いと感じています

自分に出来るだろうかという不安

将来の自分をイメージできない事から起きる不安

今している事に価値を感じられないという不安

今している事が正しいのかと他人と比較したり自分を低く見てしまい

諦めや劣等感と戦う事が精一杯

思ったように伸びない成績に焦りと悲しみが迫って来る等

大人に近づいているからこそ沸き起こる不安が多い時期でもあると思います

 

試練に立ち向かった時に、本当の強さと弱さが現れ

それを克服できるだけの精神力が最後に試されるのではないか。。

そんな風に考えると、その試練の時までに前向きに物事に取組める性格と素質を

育ててあげる事が親のポジションだと思いませんか

 

自己肯定感を育て、自信を持って何事にも挑めるように

そんな子育てをするには、複合的要素が必要となりますし、子どもの心も親の心も

複雑で繊細ですから簡単ではありません

しかし、それが私たち親の役目だと考えています

塾で私がサポートしてあげられるのは、ほんの一部分でしかありません

ぜひ、ご家庭で暖かく出迎えてあげて下さい

当教室の受験生達は全員、不安と戦いながら懸命な努力をしています!

 

子どもと一緒に頑張りましょう!!

 

 


中高生の子育てで気をつけたい事

2016-07-15 10:08:02 | 子育て編

学習塾なので、生徒さん達の成績を上げる事を目的として

指導カリキュラムを組み、ご指導するのが当然の努めです

ただ

多くの生徒さん達をお預かりし過ごして行く中で

また、私自信の子育て経験の中からも

中高生時期、特に高校生の時期に気をつけて行かなくてはならない

子育ての注意点について、少し考える切っ掛けがありましたので

書いていこうと思います

 

中学から高校へとステップを踏むのは学力だけではありません

受験期は自分磨きをするという時期でもありますが

それは自分の中にある物を磨くという意味になりますね

しかし、世の中でいきて行くには自分だけ意識が高くても

自分だけが頑張っても太刀打ちできないという場面はいくらでもあります

 

高校生は特に世界が広がりを見せ始め

アルバイトをしたり、親抜きで旅行に行ったりと

学校と家の往復だった生活とは違い世の中をみるチャンスが増えて行きます

この頃から「自分で判断する」という経験をしておく必要があります

生活のリズムを自分で決め、それに従い過ごしてみる

誰と何をするのか、どこでどうするのか

と言った判断ですね

これをする経験がないお子さんは、大学に行ってから生活に困ります

大学に行ってからも自分で判断が出来ず、親の指示を待つ

その結果、社会に出ても親に代る人からの指示がなければ動けない

「指示待ち」と呼ばれ、 使えない子 の代表になってしまいます

人生は判断の連続と言われる通りですが、いつから人生の判断力を鍛えるのか?

という所は高校受験が終わった頃からその割合を増やして行く必要があると考えられます

 

そして、親以外の大人との接し方も学ぶ必要があるのは

高校〜大学生の時期という事になる

と私は思っています

大学受験が終わった事で、やっと開放感にひたる子ども達ですが

そこではめを外し過ぎて大人からヒンシュクを買ったり

自分勝手な行動に出たりとそれまでの努力が帳消しになってしまうような行動に

出る場合、やはり社会に出た時 使える とは言われないでしょう

 

頭が良いだけの使えない子

という立場に我が子がならない為に、中学の頃から学問と両立させて

社会適合性を養う事は学問と同等に大切な事だと思います

 

上司にごまを擦れとは言いませんが、上司や周りの先輩方に可愛がられ

同僚と意欲的に協力し合う協調性に優れた人間性の上に知識が役立つのではないでしょうか

そして、それこそがお子さんの幸せな人生の基盤となると思います

 

この夏、学問だけでなくそうした分野にも気を配ってお子さんと過ごしてみてはいかがでしょう

私も頑張ります!


お勧めの「休日の有意義な過ごし方」

2016-06-05 23:57:50 | 子育て編

皆さんはお子さんとどんな休日を過ごしていますか?

今日は私の休日の過ごし方をご紹介します!

珍しくハイテンションで書いていきますので、楽しく読んで頂けると嬉しいです♪

 

私の趣味は一眼レフカメラで感動写真を撮る事です!

なので休日は娘を連れてあちこちに出掛けます

山や海はもちろんですが、バラの季節、紫陽花の季節など

自然界の季節を体で体感できる場所に出掛けます^^

それ以外は

ドライブがてら色々な場所に出掛けます

関越道方面で言えば

巾着田の曼珠沙華祭り、栃木の大谷石発掘所(アーティストがPVの撮影に使ったりします)

富岡製紙工場も見学しがいがあります、そして昇仙峡方面が左手に見え始めます

岩山の壮大な景色を横目に見渡し下って行くと、軽井沢です・・

途中のインターでは餃子はもちろん、上里では「姫豚」と小麦など

その場所ならではの特産物に触れる事ができますよね

高速から見る景色はビルが次第に減って、代わりに畑や林が視界を占領し

時々、養豚場などの匂いが・・

出発した時刻にもよりますが、気温の変化も凄いです

昨日もたった2時間ほどで8度ほどの変化があり

東京で過ごす当たり前が当たり前ではない事を実感できるでしょう

 

昔から子ども達をレジャー施設にはあまり連れて行っていません

夏のプールくらいですかね、連れて行ったのは・・

ディズニーランドなどは何度かは連れて行きましたが、海や山に連れて行った回数の方が断然多いです

施設で言えば水族館やプラネタリウム、サファリパークなど

どこかに、自然と触れ合える事をコンセプトにして来た気がしますが

実はそれって子ども達の事を考えてというより、親である私が行きたかっただけなのかもしれません(汗

 

これはたまたまなのですが、3・11が襲いかかった年の事

前年12月から2月までの間に4回ほども仙台に足を運びました

目的は松島の牡蠣を食べに行く事でした^0^

松島の海は緑で波もなく、点在する島には学校に通う子ども達の為に船が往来している事など

東京に住む子にとって新鮮な驚きが沢山ありますよね

 

近場では鎌倉などお寺巡り等もしますが

少し足を伸ばしたときのもう一つの楽しみは

地元の方とのふれあい です

珍しものを見かけたときは臆せず話しかけ質問をするのですが

どなたも快く応えてくれます

話が弾んでサービスしてもらったり♪なんて事があると

子どもの記憶には残りやすいようです

 

軽井沢のお気に入りは白糸の滝入り口にあるお店で

いわなの塩焼きです、食べごたえがあって本当に美味しいです!

白糸の滝はそれほど奥まっていないので歩きやすくマイナスイオンも

たっぷりな空気を感じる事ができます

 

日曜日の度に車を走らせ森林浴をする・・とは行かないかもしれませんが

時々自然を目にしたり、体感する事で

親子共々リフレッシュ!そして学ぶ事も多いです^0^

一緒にのんびり過ごす事も大切で有意義な時間の過ごし方のようにも思います

 

私のお勧めの休日の過ごし方は

親子で自然と触れ合う事

「最近、海を見てないな」「森林浴なんていつしたかな」

と思ったら、ぜひご家族で出掛けてみて下さいね^0^/

 

 

 


子育が難しい時代ですね

2016-06-03 06:39:00 | 子育て編

多感な時期の生徒さん

学校行事に夢中になるあまり塾の授業を忘れていました

正確には忘れていたとは思えませんが

仲間と過ごす時間を優先したのでしょう

第三者から観れば悪い事ではなく、むしろ積極的な学生生活を送る

頑張り屋さんだと観る事もできるでしょう

しかし、親御さんからの目は違ったようです

塾以外の事でも、約束を守れない

自分の事しか考えられない

など、ただすべき行動が目にあまり、「なにもしてあげたくない」という

気持ちに心が動いてしまったようです

何もしてあげたくない、子どもに対してそう感じる時期はどなたにもあるのではないでしょうか

私もそんな風に感じた事が何度かありました(4人いるので多い方かもしれませんね)

 

子どもとの価値観がズレたり、明らかに違う方向を向いていたりする時

「お金を払ってあげているのは親なのよ!」

と感じますよね

今回のケースで見えてくるのはそれだけではありませんでした

「手を尽くして、もう思い浮かぶ策がありません」

そう肩を落とされてお話しされる事も過去にもありましたから

同じ親としてお母さんの肩を持つ事は簡単ですが私は

お子さんを攻める気にはあまりならない理由があります

もちろんお母さんに何か落ち度があると思っている訳でもありません

現代社会が子育の難しい時代だと感じているんです

 

私の子ども達は長男と末っ子では9歳の歳の差があります

9年前と9年後を比べる事が出来ますよね

今から9年、約10年前

子どもを取り巻く環境や社会はどうだったでしょう?

だいぶ違うと思います

SNSの普及だけではありません

今日はある記事をごらん頂ければと思うのですが

こちらに書いてある事例や統計から

子育が難しい時代だと感じざるを得ません

 

お子さんとのトラブルが絶えない

お子さんの思考や行動が納得できないと感じた時

お子さん本人に全責任を「あなたが悪い」と押し付けるのではなく

現代社会という背景を視野に入れて考えてみて下さい

お子さんがなぜそういう思考を持ったのか

お子さんの言動の裏には何が隠れているのか

間違いなく、現代社会の問題が影響しています

 

ここでご紹介した記事は、学校の先生の立場を擁護する形で書かれていましたが

問題なのはその組織を創っている方にあると私は思いました

とても根深く深刻な問題であり、簡単に答えなど出るはずもありません

ただ、犠牲になるのはいつも子ども達です

学校側が学校側の都合だけで作り上げる社会と

それを認めないとする親御さん達

そこに関与する殆どの人に悪意はないでしょう、しかし

その狭間で育つ子ども達は何を見て、何を感じて、何を学んで成長するのでしょう

それが複雑化され、子育が難しい時代へ毎日更新されて行っているように思います

そうした時代の中で子どもを育てているのだと

認識しておく事で子どもを守る子育に繋がって行くのではないでしょうか?

 


根拠のない自信でもいい!

2016-05-27 12:47:30 | 子育て編

自己肯定感を持たない子どもが増えているという話は

皆さんもよく聞かれる事でしょう

 

皆さんが小学生、中学生だった頃はどうでしたか?

ちょっと思い出しながら今日は読んで頂ければと思います

 

アイデンティティが形成されていない年頃では

ご両親が唯一のよりどころです

また、学業を始めとした様々な学びを得て行く中で

子どもの頃特有の強い信念のようなものが、誰にでもあったのではないかと思います

『嘘をついたらいけない』

『優しくしなくてはいけない』

など、場面を問わず自分の信念を貫こうとする

純粋で単純な心を持っていたように思います

つまり、場面によって使い分けるというような複雑さがないんですね

年齢が上がるにつれて、その信念は変わって行きます

というより、複雑化して形を変えると言った方が言いかもしれません

 

中学生、高校生になり

場面によって対応を変えたり、賢く振る舞う事を覚え

自分が何者なのかを探して行く時期を迎えます

その時、根拠のない自信を持っている子とそうでない子で

明らかな差が見えるように思います

得意不得意、得手不得手などの言葉がありますが

それは、何かを扱う時を対象としている事が多いですよね

スポーツが得意、勉強が得意・・その逆もしかりですが

ありがちなのは、得意な事に依存してしまう傾向があります

なので、それがもし出来なくなってしまう状況になれば

『自分には何も残らない』という答えが自然と出される事になります

自分自身に自信があるのではなく

自分の自信を何かに依存していた事になります

 

試合で負けたり、テストで悪い成績をとっても

自分の中に強い信念があり、根拠のない自信でもいいから持っている事が

本当の意味での成長と成功へ導いてくれるのだと私は思います

そうして過ごして行く事で、社会に出た時

根拠のない自信は根拠を持ち、信念にその後ろ盾が作られて行くのではないでしょうか

 

子どもにとって親は唯一のよりどころです

物事の善し悪しを諭し、根拠のない自信でもいいから

自分の中に自信を持つ子へと願って接する事が

自己肯定感をしっかり持てる子に繋がっていきます

 

自分自身、そして私の知る全ての人が

笑顔で毎日を充実させること

私の大きな大きな目標です