生まれ持った性格の違いで内気な子、勝ち気な子などの
素質の違いがそれぞれありますが
素質を親が認識して、打開策をもって接して行く事で
性格は変化したり、要素を加えられ
良い方向にも悪い方向にも変わって行くと思います
日本人が学歴を重視するのは、就職の為や将来の可能性を広げようとする
親心のような力が働くようにも見えますが
私は親として、それ意外の力があるように感じています
学歴だけでなく、アスリートの世界やそれぞれの世界で
トップを目指してどもまでも懸命な努力をするのは、
もしかしたら
日本人と言うお国柄
なのかもしれませんよね
明確な答えは無くても前向きに努力する事に価値を持ち
我が子もまたそうであって欲しいと願うのは自然な事なのだと思います
ただ、そう願うあまりバランスを崩してしまったり
思わぬ方向に物事が動き、悪循環するときもあるものです
高校受験・大学受験を通して私は生徒さん達の心の変化を感じる事が多いのは
私のポジションが生徒さん達のメンタルケアがメインだからです
中学受験をする小学生
高校受験をする中学生
それぞれに働きかけたりケアする内容は違いますが比較的まだ
親の手のうち にあるお子さんが多いです
なのでその時の親御さんの働きかけによって生徒さんの 心の変動 も起こりがちなのですが
大学受験をする高校生や浪人生は
なかなか一筋縄では心は動かないように思います
それまでの18年間積み重なり形成された性格や素質が一番影響し易い受験であるとも言えます
今年、高校受験生・大学受験生とサポートさせて頂いている当教室ですが
その学習姿勢やサポートの必要性から考えると、大学受験に向かう高校生達の方が
迷いが多く、心も不安定になり易いと感じています
自分に出来るだろうかという不安
将来の自分をイメージできない事から起きる不安
今している事に価値を感じられないという不安
今している事が正しいのかと他人と比較したり自分を低く見てしまい
諦めや劣等感と戦う事が精一杯
思ったように伸びない成績に焦りと悲しみが迫って来る等
大人に近づいているからこそ沸き起こる不安が多い時期でもあると思います
試練に立ち向かった時に、本当の強さと弱さが現れ
それを克服できるだけの精神力が最後に試されるのではないか。。
そんな風に考えると、その試練の時までに前向きに物事に取組める性格と素質を
育ててあげる事が親のポジションだと思いませんか
自己肯定感を育て、自信を持って何事にも挑めるように
そんな子育てをするには、複合的要素が必要となりますし、子どもの心も親の心も
複雑で繊細ですから簡単ではありません
しかし、それが私たち親の役目だと考えています
塾で私がサポートしてあげられるのは、ほんの一部分でしかありません
ぜひ、ご家庭で暖かく出迎えてあげて下さい
当教室の受験生達は全員、不安と戦いながら懸命な努力をしています!
子どもと一緒に頑張りましょう!!