当教室の受験生を担当しているのは
国立大学に通う理数系の講師陣です
東大・東工大というトップレベルの理数系脳をもった青年達
その知性と教養で効率的な学習方法と指導を進めています
数学に強い人は、先を見越すのが得意ですね
論理的に物事を考える習慣があるように思います
数学は中学で学ぶ基礎をもとに、高校では応用・発展し
本当の数学思考を磨いていきます
その過程で必要となってくるのは知識だけでなく知恵
知識は「公式や決まり事などのルール」
知恵は「想像力や発想力といった力」
と考えて
この二つが揃い、豊かな経験値が無いと数学が解けなくなっていくように思います
「豊かな経験値」と言うのは、より多くの問題に触れ、解法にバリエーションを足していくことです
問題を解くスピードや正確な答えはこの経験値からしか出てこないでしょう
教育に熱心な親御さんは「知識」の部分に着目し伸ばそうとする傾向ありますよね
実際私もそうでした
低学年の頃は「知識」で問題を解きますし、知識があればテストで高得点を取る事も出来ます
知恵はその頃成長しているかは目に見えないので蔑ろにされがちになるのも仕方がありませんが
高校での学習まで来ると、こと数学においては「知恵」が育てられて来たかが見えるようになってきます
知識だけでやり過ごして来た場合と双方を養って来た場合の違いがこの「数学」で見えてくる気がします
高校から文系・理数系に分かれていき、個々の力を更に磨いていく訳ですが
理数系を選ぶときの要素として知恵が育っているかを考えるのも必要ですね
では、知恵はどうしたら育つのか?と
ここで事細かに書かなくても、みなさんの考えの中にいろいろな方法が出て来ていると思います
そうした知恵を育てる上で、強敵となるのはゲームの存在です
ゲームの全てが悪いとは言いません、ルールを守るならそれもいいでしょう
しかし、時間を削がれるだけでなく目にも悪いですしあまり良い事はないですよね
その時間があるなら、パズルをしたり折り紙をしたり絵を描く本を読むなどの方がよほど有意義ですし
外で元気に遊ぶ事も大切です
お子さんが数学が苦手になって来たと感じた時
その原因がどこにあるのかは成長過程を見守って来たお母さんなら分かると思います
もう一つ
勉強は叱る為にあるのではありませんよね
叱られる勉強を好きになる子どもはいません
お子さんを数学の出来る子にしようと思うなら、結果を叱らない事です
間違えたり、出来なかった問題を好きにさせるには叱らない事が大前提だという事を
念頭にぜひ実践してみてください
当教室の講師陣のほとんどがやはり
「叱られながらやった事は無い」「勉強しろと言われた事は無い」と言います
これはお子さんの生まれ持った性格もありますが
そうなるように促した親の指導が大きいと思います
理数系で子どもを進学させるには親の綿密な計画と指導力が不可欠ですね
私を含め、全国の親の皆さん!頑張りましょう!!