先日は授業後に東大講師と話し合っていました
学習法についてです
学年によってカラーがあるというのは不思議なのですが、この小さな教室でもカラーがあります
今年の中学・高校3年生はどちらも落ち着いていて頑張り屋さんの多い学年です
頑張り屋さんだからこそ自習時間をより有効に使って欲しいと言うのが講師の意見でした
自分の経験を振り返り
「僕が受験生だった時、ちょっとした質問をするのに20分も並んで聞きに行かなくてはならなかった」
と話してくれました
大学受験生にとて1日1日がより大切で短い物になっていきます
ですから「時間を上手に使い無駄なく過ごす」事を意識しなくてはなりません
だからと言って睡眠時間を削り続ければ様々な弊害がでてきます
入試まで体力が持たないのでは本末転倒
健康に過ごしながら実力を上げる学習時間を確保するにはどうすればいいのか?
その答えが「自習時間をより質の高いものにする学習」なのだと言っていました
「この教室は恵まれた環境にあるから十二分に活用して欲しい」と続きます
当教室の学生講師は全員国立大学の中でもトップクラスです
それでも高校生が成績を上げようと思った時は「自習の質」にこだわらなくてはいけません
正しい知識を教わる事が大前提ですが、教わってからがより大切なのです
教わった知識を使い何十題と問題を解き、しっかり定着させアウトプットをスムーズにする
そうした流れが習慣になっていないと全ては右から左でしょう
短い時間でも質の高い自習が出来ている生徒さんもいますし
長時間かけて一つの事を理解する生徒さんもいます
スタイルの差はありますが、自習から学び取ろうと言う姿勢は素晴らしいですね
この日、東大講師はこんな風に話を締めくくってくれました
「家で自習する時と、この教室で自習する時の内容は変えた方が良い。この教室では”自分1人では解けないかもしれない”と
おもう難易度の問題に挑戦し、考えすぎずに質問に来る事。わからない問題に10分以上費やすのは時間の無駄ですね。
講師がせっかく傍にいるのだからどんどん利用して目標に近づく質の良い自習をして欲しい。
逆に家では簡単な問題の反復練習をしたり、暗記をしたりして1人で出来る学習に切り替える。
そうやって自習の質を上げ、時間を有効に使わなくてはもったいないです。」
いかがでしょう?当教室の講師陣の話に私はいつも納得させられます
私も学生時代にこんな講師陣と巡り会えていたら良かったな・・・とつい思ってしまいます
この教室が自習に恵まれている理由がおわかり頂けたと思います
もう一つの恵まれた環境はeトレです
自分で自分をテストするシステム教材で普段あまり手の着かない教科の学習も可能になりました
理数系進学希望の多い3年生ですが、やはり国語が手薄になりがちです
ある3年生はeトレで古典や漢文を授業後にやってから帰っています
物理をやっている生徒さん、英語の単元復習に活用している生徒さんもいます
高2の生徒さん達ですが、英単語の暗記にもこのeトレを使っています
教材もあるのですが、「単語の復習教材」として非常に役立っています
来月に控えた移転先では更に自習スペースを充実させ、生徒さん達の目標に近づこうと考えています
みんな一緒に頑張りましょう!!