今日は都立高校入試合格者発表日です
私のところにも数名の受験生さんからの結果報告が届いています
今日の発表を受け、良かった点、悪かった点の反省
そして今後の入試の動向の分析等をしていきます
これまでの所では中学受験と高校私立受験の動向が数字となっていますから
今回の結果が数字となって全体が見えてくる感じです
これについて詳しくは講演会にてお話しします
都立高校受験が今後厳しく、右肩上がりという予測がつくのは
誰もが思っていらっしゃるところでしょう
ただ、今回のように入試問題でのトラブルが続かない事を願います
限られた時間の中での採点、合格者の決定がミスのないものであってほしいと誰もが
思う所ですよね
東京の小学生、中学生の人数は毎年増加傾向にあります
さらに、消費税増税で都立高校人気はさらに加速するでしょう
そんな悪条件が重なる中で、入試問題は少しずつ難易度を上げています
難易度が上がると聞くと、難しい問題になるのかな?
と思いがちですが、そうとも言えません
今年は理科の難易度が若干上がったのですが、それは一つの問題が難しいのではなく
・範囲が広い事
・記述である事
・実験の結果を把握している事
など、基礎的ですが物理、化学、生物学、地学など各分野から幅広く出題されている事と
記述形式で答える問題が複数あり配点が高い事
などがあげられます
このブログでもよく書く事ですが、記述が得意な生徒さんは少数派です
5教科それぞれの問題に記述による解答がおおよそ20点ずつ含まれていますから
約100点分ということになります(数学は証明がその役割となっていますね)
しかし、受験期になるまで記述に関して訓練をしていない生徒さんが多く
それでも、得意な生徒さんはいいかもしれませんが、苦手な生徒さんにとっては
非常に時間と忍耐と努力を要する分野になります
IQ 知能指数
EQ 心の知能指数
SQ 精神的知能
HQ 人間性知能
などに人のもつ能力を指数に表わされる分野で言うと
IQに偏った問題だけでなく、EQやSQなども視野に入れて問題を作っていく
という流れが感じられます
もちろん、その分野の専門的な問題ではなく
今までの問題にそうした要素を加えて行くと言う事ですが
知識を豊富に蓄える事だけでなく、論理的思考力を養う事が大切です
これから受験を迎える皆さん、お子さんには勉強だけでなく
それぞれの知能を育てる工夫が必要だと思いませんか?
私はそうした事も念頭に置いてこれからのご指導に携わっていこうと思います
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