良いお天気のGWですね。
私は残念ながら長期連休は無いので、日曜日になるべく出かけています
昨日は1日伊豆半島めぐりをしてリフレッシュしてきました
今日は通常授業です
最近の事、いつも拝見させていただいている数名の先生方の記事が
たまたま同じ話題だったので印象に残っていたせいもあるかと思うのですが
子どもを指導するはずの「大人の言動がなっていない」という話に
残念ながら実感を深めてしまいました。
もちろん、感心な親子連れの方もいらっしゃいましたけどね
私は東京に住んでいます。なので大自然との触れ合いは
遠出した時でしか味わう事が出来ません。
せっかくです。子どもを連れて行った時、ただ連れて行くのではなく
そこから多くの事を学べるように指導してあげて欲しいと思うのです。
昨日感じた一例を書きますと・・・
立ち寄ったのは南伊豆の波勝崎苑。お猿さんが放し飼いになっている海岸の一角です
檻越しではなく、こうして間近にして触れあう事がきでます。ただ餌を上げるのは檻越しになります(危険ですからね)
赤ちゃんざるか沢山いたのですが、こうして餌を上げようとすると大人のサルがそれを許しません
餌はミカンとリンゴとサツマイモがあったのですが、私達はサツマイモを上げる事にしました。
上の写真のように手をいっぱいに伸ばしてくるので、お子さんたちは
一匹に気を取られているいる間に、他のサルに袋ごと持っていかれてしうという
悲しい事件が勃発!!
係の方も「えさ袋を檻に近付けないで」と声掛けしているのですが
夢中になるとついつい近づいてしまいます。
さて、ここで皆さんならお子さんにどんな声掛けをしますか?
私が子どもを連れて行ったなら・・
「お猿さんの手は想像以上にやわらかくて、指紋もちゃんとあるね。爪はどうかしら?」
「お顔の赤さが違うのはなぜかしらね?」
「なぜ大人猿は子ザルに餌を上げないのかしら?」
など、ただ可愛いというだけでなく、関心を持つように促して行きたいですよね。
餌を上げるシーンでみたお子さんは
意地を焼かして、あげるふりばかり・・・
しまいには手渡しするのではなく、投げつける・・・
ちょっと考えてみてください。
相手は猿です。記憶力もあり頭も良いですよ。
怒らせたままにしたら檻越しで無くなった時、意地悪をされるかもしれません!?
それはないとしても、その行為が良くない事だと教えるべきでしょうね。
実際、檻の外ではお子さんが威嚇され、大泣きのシーンも何度かありました。
(お子さんが物を投げたり、追いかけようとした際にです。何もしなければ何もされません)
あるご家庭は小さいお子さんにカメラを持たせていました。
お子さんは興味深々にサルたちにカメラを向けていましたが
「日陰ばかりにいるよ?なんで?」とお父さんに聞きました。
「なんでだと思う?」と父子の話は続き、良い学習になっているなと感心しました。
自然を学ぶ事、そこから道徳を学ぶ事。
せっかくの遠出ですから、得るものは大きい方がいいですよね。
っとまるで人間観察に行ったようになってしまいましたが(^_^;)
そんな事はありませんよ。
私もこうして間近にサルを見るのは初めてでしたので、学べたことは沢山あります。
餌を上げる際に同じサルばかり手を伸ばしてくるので、違うサルに上げようと場所を移動すると
付いて来てしまうので、移動した振りをしてもとの場所に戻り違うサルに餌をあげました。
それを2回繰り返したのですが、3回目は騙されず、移動した振り作戦は失敗でした・・
頭いいですね♪
広い敷地ですが、ロープが引かれ立ち入り禁止になっている所も多かったです。
見ると岩山が滑り落ち、大きな岩が転がっていたので、やはり地震の影響もあるのでしょう。
お子さんとお出かけの際にはより多くの事を体験を持って学べるように
大人が誘導してあげて欲しいと思った1日でした。
GW、怪我の無いよう素敵な休日を過ごして下さいね♪