今朝のテレビでは、銀で悔しがる背泳の入江選手の姿が見られましたが、やはり金は特別なものです。金を取るというのは、心技体、天の時地の利人の和、すべてが揃わないとできないことでしょう。すべての選手が憧れながら、その種目でそれを取れるのは、4年間にひとり(団体競技なら1チーム)だけです。バンクーバーで銅メダルを取ったフィギュアの高橋選手に、金が取れなかったのに喜ぶのは情けないと、某都知事が言いましたが、それにも一理はあります。
では、銀や銅に価値がないかと言うと、そんなことはありません。それまでの何年にも及ぶ努力があって、その試合で自分の全力を出して得たメダルですから。若い選手にとっては次の機会への希望であり、ベテランにとっては競技生活の集大成です。銀メダル、銅メダルも、その選手にとって、自分の成長の大きなステップであり、今後の人生を生きていく上での財産になったはずです。
日本のメディアでは、国別メダル数の表は金メダルの数の順で示されますので、日本はかなり下の方です。しかし、これも今朝のテレビで見たのですが、アメリカのメディアでは一般に、金銀銅の総メダル数の順に示されますので、総メダル数19個の日本は、アメリカ、中国に次いで、堂々第3位です。
今日のセンター北駅の夕焼け。最近は帰りは駅までの10分ほどの道を歩いています。身体のためにも良いし、きれいな夕焼けも見られます。