2019-9-9 大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅・・・12日目です。
北海道枝幸郡枝幸町岡島にある『道の駅 マリーンアイランド岡島』で12日目の朝を迎えています。
天気は曇り 気温27℃
雨は降っていませんが非常に強く風が吹いています。
関東の皆さん、台風は大丈夫だったのでしょうか?
/////////
昨日はシカが遊びに来てくれた『道の駅 わっかない』でしたが
昨夜遅く.私たちが車中泊した『道の駅 マリーンアイランド岡島』に"キタキツネ"が挨拶に来てくれました。
可愛いとは思いますが決してエサはあげません!
それが自然界のルールだからです。
しばらくすると帰って行きました。
大分県臼杵市を出発して11日目。
走行距離が『2000km』を突破しました。
最後は何kmまで伸びるのでしょう。
怖いような楽しみなような(笑)
ここの道の駅で見た『北海道のゴミ問題』です。
北海道のゴミ問題。
北海道にはゴミ箱を置いていないところが多くあります。
例えば道の駅でもゴミを捨てられる所と捨てられない所があります。
何故なのか?
地元の人に聞いてみました。
何年か前まで北海道は分別がなく、ゴミ袋1つに全部入れていてそうです。
缶もビンもプラスチックも燃えるゴミも。
その名残からか未だに1つの袋に入れる人が後を絶たないそうです。
といって仕分けをする人を雇うとお金がかかる。
だったらゴミ箱を無くそう、となったということです。
(これは1人の人に聞いたことなので、他にも理由があるかもしれません)
自販機はあるものの缶やペットボトルを捨てる箱が見当たらないとところもたくさんあります。
有料の袋を売っているところもありますのでそれを有効利用したいものです。
月曜日の朝7時。
『道の駅 マリーンアイランド岡島』を出発です。
大分なら通勤ラッシュの時間帯ですが、ここ"オホーツクライン"では人も車も通っていません。
たまにバイクとキャンピングカーがすれ違うくらいです。
ここオホーツクラインはいつもこうなんでしょか?
この日はオホーツクラインを網走まで南下するだけで1日が終わりそうです。
そこで北海道で気になったことを紹介します。
『セイコーマートという名前の最強コンビニ』
北海道を旅していると中心部では『セブンイレブン』を見かけますが田舎の方に行くと圧倒的に多いのが『セイコーマート』です。
ハトのマーク(実は不死鳥)が目印になっているのですぐに分かると思います。
実はこの『セイコーマート』は10回中7回顧客満足度1位に輝いている凄いコンビニなんです。
え!
セブンイレブンやローソンじゃないの?って思いますよね。
正直、北海道に来るまで『セイコーマート』という名前さえ知りませんでした。
大手のコンビニも勝てない北海道の『セイコーマート』っていったいなに?
興味が湧きませんか?
わたくし、店内に入ってキョロキョロ(笑)してきました。
まず目についたのが惣菜の数の多さとそのほとんどが100円ちょっとという安さ。
あれもこれも食べたい人には最高のお店です。
さらに日本酒からワイン、焼酎の などのお酒類が入り口付近にデーンと棚一つ分ありました。
大分の焼酎ももちろん置いていました。
(これはセイコーマート自体が地域のお酒屋さんだったから)
さらにカップ麺もアイスも数が多くて安いんです。
実はこの『セイコーマート』がコンビニを始めたのが1971年。
『セブンイレブン』が1974年。
つまり日本でコンビニを一番最初に始めたのがこの『セイコーマート』なんです。
面白いのはその戦略。
例えばコンビニの冬の定番である"おでん"は置いてません。
おでんを買いたい人はセブンイレブンさんへどうぞ、
その代わりうちには大手のコンビニさんには無いものがありますよ、というスタンス。
それが惣菜の数の多さだったり安さだったりなんですが、それだけではありません。
『Hot C hef』(ホットシェフ)です。
それってなんなん?
気になりますね。
北海道はご存知のように大雪になれば物流がストップします。
当然、お弁当などは底をつきます。
しかし、店の中で弁当を作れれば、いくら物流がストップしたとしても食材さえ確保していればお客さんのニーズに応えることができるのです。
つまりお店の中で暖かいお弁当を作るのです。
レンジでチンとは比べものにならないくらい美味しいんです。
今日食べましたがこの安い値段でこんなに美味しいのかと驚きました。
例えば利尻島や礼文島などの離島にはセイコーマートはなくてはならない存在なのです。
接客の仕方もマニュアル化されたものではなく、どちらかというと近所のお店(いい意味で)のような親しみやすい感じがします。
いろいろな場所で10件ほど買い物をしてみました。
営業時間にしても"24時間"もあれば"午後6時"にお店を閉めたり"午後9時"に閉めたりとその地域によってさまざまです。
終わりのない戦いはこれからも続くのでしょうけど、個人的には"地域に寄り添うコンビニ"が好きです。
AM8時40分 『道の駅 おうむ』に到着。
建物は飛行船をイメージ。
ここで買った『オホーツク流氷塩サイダー』
オホーツクブルーで実際にオホーツクの氷を使用しているとのことです。
そういえばオホーツクの氷の味が・・・(笑)
『道の駅 おこっぺ』
(おこっぺ)
名前がなんともかわいいのです。
ここには電車が2両あって
左がホテル(出あいの宿)午後4時から翌朝10時まで。
右がサロン(語らいの舎)午前9時から翌朝6時まで
どちらも無料です。
ホテルには畳を敷き詰めていて、その数11枚。
知り合いなら詰めて寝ればもっと大人数泊まれます。
頭の上には扇風機が数台。
コンセントも無料で使えます。
宿泊した人は洗濯機も使えます(これも無料です)
立ち寄っただけの方はご遠慮ください。
ここを目指してバイクや自転車乗りの方たちが来るのもうなづけます。
お掃除している女性の方とお話ししました。
『ここは旅をする人にとってはオアシスですね』と言うと
『昨夜泊まった方からお礼を言われました。
"無料では気の毒なので掃除をお手伝いしましょう"と言ってくれたんですよ。』
と嬉しそうに話してくれました。
北海道は旅人に優しいのです。
『道の駅 オホーツク紋別』のすぐ横にある大きな
"カニの爪のオブジェ"
ここで嫁の天然が炸裂。
嫁『これまさか、本当にいたカニじゃないよね』
『え? この大きさのカニが本当にいたら俺たちはみんなカニに食べられてしまうで』
『そうよね、そりぁそうよね』
『・・・ねぇ、疲れてる?』
とは言ったものの実は逆なんです。
これは心も体も運転で疲れている私を冗談でほぐしてやろうという嫁の気づかいなんです(笑)
だから決して天然ではないんです・・・たぶん(笑)
『道の駅 かみゆうべつ温泉 チューリップの湯』
という長い名前の道の駅です。
ここでお風呂。
天然温泉は最高です。
疲れを取って『道の駅 愛ランド湧別』へ。
なんとこの日は休み。
道の駅にも休みがあるんですね。
本日最後の観光地『サロマ湖』へ
ここで夕陽を見て本日の観光は終わりです。
でもあまり綺麗ではありません。
今日の観光地はここだけだったのに、残念。
少し落ち込みながら『道の駅 流氷街道網走』まで来ました。
午後5時15分の港の様子です。
しかしその30分後。
景色は一変します。
真っ赤に燃え上がるような空。
それに呼応するかのように勢いを増す真紅の海。
船も建物も人も車も。
他の色はありません。
今日は移動だけで観光らしい観光はできませんでした。
最後に神様がくれた最高のプレゼントだったのです。
赤と紅の競演!
最高のクライマックスでした。
北海道枝幸郡枝幸町岡島にある『道の駅 マリーンアイランド岡島』で12日目の朝を迎えています。
天気は曇り 気温27℃
雨は降っていませんが非常に強く風が吹いています。
関東の皆さん、台風は大丈夫だったのでしょうか?
/////////
昨日はシカが遊びに来てくれた『道の駅 わっかない』でしたが
昨夜遅く.私たちが車中泊した『道の駅 マリーンアイランド岡島』に"キタキツネ"が挨拶に来てくれました。
可愛いとは思いますが決してエサはあげません!
それが自然界のルールだからです。
しばらくすると帰って行きました。
大分県臼杵市を出発して11日目。
走行距離が『2000km』を突破しました。
最後は何kmまで伸びるのでしょう。
怖いような楽しみなような(笑)
ここの道の駅で見た『北海道のゴミ問題』です。
北海道のゴミ問題。
北海道にはゴミ箱を置いていないところが多くあります。
例えば道の駅でもゴミを捨てられる所と捨てられない所があります。
何故なのか?
地元の人に聞いてみました。
何年か前まで北海道は分別がなく、ゴミ袋1つに全部入れていてそうです。
缶もビンもプラスチックも燃えるゴミも。
その名残からか未だに1つの袋に入れる人が後を絶たないそうです。
といって仕分けをする人を雇うとお金がかかる。
だったらゴミ箱を無くそう、となったということです。
(これは1人の人に聞いたことなので、他にも理由があるかもしれません)
自販機はあるものの缶やペットボトルを捨てる箱が見当たらないとところもたくさんあります。
有料の袋を売っているところもありますのでそれを有効利用したいものです。
月曜日の朝7時。
『道の駅 マリーンアイランド岡島』を出発です。
大分なら通勤ラッシュの時間帯ですが、ここ"オホーツクライン"では人も車も通っていません。
たまにバイクとキャンピングカーがすれ違うくらいです。
ここオホーツクラインはいつもこうなんでしょか?
この日はオホーツクラインを網走まで南下するだけで1日が終わりそうです。
そこで北海道で気になったことを紹介します。
『セイコーマートという名前の最強コンビニ』
北海道を旅していると中心部では『セブンイレブン』を見かけますが田舎の方に行くと圧倒的に多いのが『セイコーマート』です。
ハトのマーク(実は不死鳥)が目印になっているのですぐに分かると思います。
実はこの『セイコーマート』は10回中7回顧客満足度1位に輝いている凄いコンビニなんです。
え!
セブンイレブンやローソンじゃないの?って思いますよね。
正直、北海道に来るまで『セイコーマート』という名前さえ知りませんでした。
大手のコンビニも勝てない北海道の『セイコーマート』っていったいなに?
興味が湧きませんか?
わたくし、店内に入ってキョロキョロ(笑)してきました。
まず目についたのが惣菜の数の多さとそのほとんどが100円ちょっとという安さ。
あれもこれも食べたい人には最高のお店です。
さらに日本酒からワイン、焼酎の などのお酒類が入り口付近にデーンと棚一つ分ありました。
大分の焼酎ももちろん置いていました。
(これはセイコーマート自体が地域のお酒屋さんだったから)
さらにカップ麺もアイスも数が多くて安いんです。
実はこの『セイコーマート』がコンビニを始めたのが1971年。
『セブンイレブン』が1974年。
つまり日本でコンビニを一番最初に始めたのがこの『セイコーマート』なんです。
面白いのはその戦略。
例えばコンビニの冬の定番である"おでん"は置いてません。
おでんを買いたい人はセブンイレブンさんへどうぞ、
その代わりうちには大手のコンビニさんには無いものがありますよ、というスタンス。
それが惣菜の数の多さだったり安さだったりなんですが、それだけではありません。
『Hot C hef』(ホットシェフ)です。
それってなんなん?
気になりますね。
北海道はご存知のように大雪になれば物流がストップします。
当然、お弁当などは底をつきます。
しかし、店の中で弁当を作れれば、いくら物流がストップしたとしても食材さえ確保していればお客さんのニーズに応えることができるのです。
つまりお店の中で暖かいお弁当を作るのです。
レンジでチンとは比べものにならないくらい美味しいんです。
今日食べましたがこの安い値段でこんなに美味しいのかと驚きました。
例えば利尻島や礼文島などの離島にはセイコーマートはなくてはならない存在なのです。
接客の仕方もマニュアル化されたものではなく、どちらかというと近所のお店(いい意味で)のような親しみやすい感じがします。
いろいろな場所で10件ほど買い物をしてみました。
営業時間にしても"24時間"もあれば"午後6時"にお店を閉めたり"午後9時"に閉めたりとその地域によってさまざまです。
終わりのない戦いはこれからも続くのでしょうけど、個人的には"地域に寄り添うコンビニ"が好きです。
AM8時40分 『道の駅 おうむ』に到着。
建物は飛行船をイメージ。
ここで買った『オホーツク流氷塩サイダー』
オホーツクブルーで実際にオホーツクの氷を使用しているとのことです。
そういえばオホーツクの氷の味が・・・(笑)
『道の駅 おこっぺ』
(おこっぺ)
名前がなんともかわいいのです。
ここには電車が2両あって
左がホテル(出あいの宿)午後4時から翌朝10時まで。
右がサロン(語らいの舎)午前9時から翌朝6時まで
どちらも無料です。
ホテルには畳を敷き詰めていて、その数11枚。
知り合いなら詰めて寝ればもっと大人数泊まれます。
頭の上には扇風機が数台。
コンセントも無料で使えます。
宿泊した人は洗濯機も使えます(これも無料です)
立ち寄っただけの方はご遠慮ください。
ここを目指してバイクや自転車乗りの方たちが来るのもうなづけます。
お掃除している女性の方とお話ししました。
『ここは旅をする人にとってはオアシスですね』と言うと
『昨夜泊まった方からお礼を言われました。
"無料では気の毒なので掃除をお手伝いしましょう"と言ってくれたんですよ。』
と嬉しそうに話してくれました。
北海道は旅人に優しいのです。
『道の駅 オホーツク紋別』のすぐ横にある大きな
"カニの爪のオブジェ"
ここで嫁の天然が炸裂。
嫁『これまさか、本当にいたカニじゃないよね』
『え? この大きさのカニが本当にいたら俺たちはみんなカニに食べられてしまうで』
『そうよね、そりぁそうよね』
『・・・ねぇ、疲れてる?』
とは言ったものの実は逆なんです。
これは心も体も運転で疲れている私を冗談でほぐしてやろうという嫁の気づかいなんです(笑)
だから決して天然ではないんです・・・たぶん(笑)
『道の駅 かみゆうべつ温泉 チューリップの湯』
という長い名前の道の駅です。
ここでお風呂。
天然温泉は最高です。
疲れを取って『道の駅 愛ランド湧別』へ。
なんとこの日は休み。
道の駅にも休みがあるんですね。
本日最後の観光地『サロマ湖』へ
ここで夕陽を見て本日の観光は終わりです。
でもあまり綺麗ではありません。
今日の観光地はここだけだったのに、残念。
少し落ち込みながら『道の駅 流氷街道網走』まで来ました。
午後5時15分の港の様子です。
しかしその30分後。
景色は一変します。
真っ赤に燃え上がるような空。
それに呼応するかのように勢いを増す真紅の海。
船も建物も人も車も。
他の色はありません。
今日は移動だけで観光らしい観光はできませんでした。
最後に神様がくれた最高のプレゼントだったのです。
赤と紅の競演!
最高のクライマックスでした。