大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅(オントネー・オンネトー湯の滝・タウンシュベツ川橋梁)・・・20日目

2019-09-17 22:03:09 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅(オントネー・オンネトー湯の滝・タウンシュベツ川橋梁)・・・20日目です。

2019-9-17(火)
北海道河東郡士幌町にある
『道の駅 ピア21しほろ』で20日目の朝を迎えました。
天気は曇り 気温20℃


朝方まで降り続いた雨も上がり、黒い雲の合間から日差しも見えるようになりました。
北海道に来てから夜降っても朝には止むという日が何日かありました。
天気にも恵まれています。


今日は、一昨日スルーしてしまった『オンネトー』へ引き返します。
地元の人によると
『ここの湖の色は摩周湖よりも青い』らしいです。
そんな湖をスルーしていたとは(笑)
ということで、引き返します。




一昨日通った松山千春さんの『道の駅 アショロ』を通り過ぎ片道約1時間半、往復3時間の距離です。
嫁は『私が悪かった』と落ち込んでいます。
『疲れているのに往復3時間も余分に運転させることになる』と。

いやいや、逆に私は引き返すことが楽しかったんです。



わずか数時間だけれど、来るときは右に見えていたモノが今度は左に見える。
もしかすると新しい発見があるかもしれない。
(事実、様々な景色を観ることができました)



巻き返せない時間を巻き返していると考えると、引き返す時間は決して無駄な時間ではない。
まして非日常の旅の時間なんてあってないようなもの。
予定した時間に予定した場所に着くなんて面白くもなんともないじゃん。
と、嫁に言うと・・・

『そう言われると気持が軽くなった』と今日の嫁の素直なこと(笑)
思わず雨でも降るのではないかと空を見上げてしまいました(笑)



『オンネトー』到着。






天候、風向き、見る角度によって湖水の色がさまざまに変化するので五色に輝くと言われている湖らしいのです。
『オンネトー』とはアイヌ語で年老いた沼、という意味です。


空は曇っています。
地元の方の話では曇っている日の方が湖の色が変化するそうです。


『オンネトー湯の滝』
車で近くまで行けないので1.4km歩きます。



嫁は先頭で元気に歩いています。

『なぁ、嫁! ここはクマが出るんやない? 先頭を歩いているとクマが出てくるよ』
嫁、急いで私の後ろに移動します。
『心配せんでもクマが出たら、俺が食べられてる間に嫁は逃げたら良いじゃん』
『うん、そうする』
(そうするんかい!)


そうこうしている間に、オンネトー湯の滝に到着。
それまでの細い道がウソのように拓けてきました。


名前の通り温泉が滝となって流れています。


触ると暖かい。
本当に温泉です。



それも幾重にも別れて流れてくる綺麗さは例えようがありません。

しばらく水の音を聞きながら
癒されます。




再びオントネーまで来ると空が晴れています。


湖を見るとまさに5色に。







五色に変わる神秘の湖。
『オントネー』
不思議な湖です。




『タウンシュベツ川橋梁』へ移動する途中で見た看板です。



いかにもクマが出そうな場所を歩くこと約200m、


ここで嫁、ご詠歌の鐘 登場!


すれ違うおばさま。
『ハンドベルですか?』
『いいえ、これ仏様の、仏壇の・・』
『エエエ!』

私のすぐ後ろで聞こえる面白い会話を笑いをこらえて聞く私。
腹がよじれそう(笑)

『タウンシュベツ川橋梁』



かつて旧国鉄士幌線で使われたコンクリート造りのアーチ橋。
湖の推移によって見え隠れする幻の橋です。
1月の水位の低いときは見えますが、10月になると見えなくなります。
近年陥落が進み、完全な姿が見られるのもあとわずかかもしれません。

引き返す途中。
韓国人のグループ。
通訳の人らしき人が嫁に『その鐘はなんですか?』
『クマ、クマ』
『はぁ?』
『クマよ、クマが出るんよ』
嫁、情報は的確に伝えましょう(笑)


この日も道で野生の鹿を見ました。
本当に道を横切るんですね。
驚きました。



14時 タウシュベツ川橋梁を出発。
今日、車中泊でお世話になる
『道の駅 南ふらの』に到着。

明日はAM2時に起きて出発します。
さて、どこに行くのでしょう(笑)

























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2019-9-16大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅(ばんえい十勝)19日目

2019-09-17 05:46:56 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-9-16大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅(ばんえい十勝)19日目です。


北海道河東郡音更町にある
『道の駅 おとふけ』で19日目の朝を迎えました。
天気は曇り 気温17℃
昨夜から車中泊の車が多すぎて身動きができない状況です。
今日は完全オフ日。
観光はしません。

北海道に来て食べたかった"とうきび"
朝採れとうきびの甘かったこと。



いくらでも食べれますね(1個で腹いっぱいになったけど)

今日は嫁が北海道に行ったらここは行きたいと言っていた『ばんえい十勝』にやってきました。
"それ何?"という方ここは競馬場なんですよ


観光ではなく競馬をするために来たんです。
生まれて初めての競馬デビューです。

まずは競馬場に入るには入場券が必要です。
といっても大人1人=100円です。


1回買うと次からもこの券で何度も入れるようです。
簡単に言うと100円で年間のフリーパスを買ったようなもの。


まずはこの入り口を入ります。


ここは日本でただ一つ。
馬が走るだけではないんです。
馬の後ろにこんな大きなソリをつけてそこに人が乗って走ります。
馬は大変でしょうね。




馬券の買い方は色々あるようですが私たちは初めてなのでビギナーコーナーに行ってスタッフのおば様から教えてもらいます。


ナンバーズのような紙に鉛筆で塗り潰し機械にお金と紙を入れます。
私は『3番』を100円券で3枚分(左)
嫁は『7番』の100円券を1枚買いました(右)


買って時間が来るのを待ちます。




14時40分 第1レースが出走です。


サラブレッドが疾走する場面を想像していたら大間違いです。



なんせ馬の後ろには500kg以上ものソリがあり、2つの障害(坂)がある直線200mを走るのです。

先頭を走っていても油断がなりません。

途中で止まってしまうんです。
私の買った3番。
坂の手前で止まってしまいました。
『あれ? 止まっちゃった』



しかしここからが強かった。
助走をつけて坂を登るとそのまま1着。
嫁が買った7番も2着。



1着、2着に入ると的中です。
初めて買った馬券が当たりました。


配当金はいくら万円貰えるのでしょうか?
トリニータのユニ分くらいかなぁ?


いえいえ嫁の100円が=110円と10円のゲット!
私の300円が330円と30円の配当金でした。
うーん、ジュースも買えない(笑)
でも嫁は火がついたようです。

次の第2レース。
『何番買う?』と聞く私に
『買う前にまずは馬の様子を見らんとなぁ』

『え? 馬の様子を見る? 』
『そりぁそうでしょ!』と嫁。


もう一度言いますが嫁が買うのは100円です(笑)

結局、第2レースは2人とも当たらず。
今日の結果。
私=ー70円
嫁=ー90円
でした。

家族連れやカップルはもちろん、おじいちゃんやおばあちゃんの姿がたくさん見られたことから、この場所が地域の活性化に一役買っているんでしょうね。
競馬場というともっとギスギスしたイメージを持っていたんですが弁当を持って1日楽しめる。
そんな雰囲気でした。

初めての競馬デビューでしたが楽しい時間でした。






























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