ルヴァンカップ 第2節(ホーム開幕戦)G大阪 2-2 長沢2ゴール! シモカタダービー!

2022-03-03 21:36:00 | 大分トリニータ
まずはホーム開幕戦!
『あけましておめでとうございます』


いやぁ本当に待ちましたねぇ。
コロナで延期になりやっと迎えたこの日。
とにかくトリニータの試合を生で観れる幸せ。

『最高です!』



さてさて今季も"おーちゃん"(圧倒的ニータン )を連れての応援です。
子供用の年チケをゲットしました。

ぼんやり下を観てるおーちゃん(笑)
すると本物のニータンと目が合ってしまいました(笑)


両手を上げて挨拶をしてくれるニータン。
「ニータン ありがとう。今季もよろしくね」


子供はしばらく会わないとすぐに成長します。
ニータンもなんだか・・・足が・・・長くなったような?


いやいや、気のせい、気のせい!

と思っていたら足が甲羅の中に(笑)
短くなった!! 今さらながら”カメだから”と納得(笑)


紙を持っているけど、な~に?
    
「4いになりました。ありがとう  ニータン」




そうかぁ。
Jリーグマスコット総選挙2022で4位のことなんだ。
3年連続の4位。
来季は一緒にベスト3を目指そうね!


この日もたくさんの方々と『あけましておめでとう』の言葉を交わしてお互いの無事?を確認しあいました(笑)

トリズキッチンの写真を撮り



西口踊り場で"監督選手ののぼり旗"を激写し、ニータンパークで仲間と冗談を言いあい、その足で北口へ。



いつものように仲間の写真を撮り終わって横を見ると


あれ? もしかしてあの方では?
「あの~Nさんですか?ヒロボーとももです」
と声をかけさせていただき、一緒に写真を撮らせていただきました。
(今まで気軽に声をかけてください、とブログに書いてきましたが初めての方に声をかけるのは緊張しますし、勇気がいりますね)


真ん中の圧倒的ニータンの名前は"おにいたん"
小さい方は"こにいたん"
一番左の男性はEさん。
可愛い女の子はNちゃん。
抱っこしているのは優しいお兄ちゃん。
(顔出しは許可をいただいています)
「皆さん ありがとうございました」



"おにいたん"と"こにいたん"とNちゃんの3ショット!
(可愛い)


席までご挨拶に来ていただいたKさん。
ありがとうございました。



ゴール裏に降りてくる圧倒的ニータンを発見(笑)



やっぱり!
ニータン大好きでトリサポになった仲間。



3人で「ハイ! ニータン!」


この日一緒の席で応援したFさん。
かっこいいレイチェルのゲーフラを持っています。
そしてこのゲーフラを作ったのが・・・



この方です。
分かりやすいように画像を暗くしていますがゲーフラの周りが七色に光っています。
その他にも弾幕や選手のゲーフラも多数あり、たぶんですが寝る時間を削っているのでは(笑)


     
「榎社長」


昨季、正直なところアウェーに圧倒的ニータンを連れて行くのは思っていた以上に大変でした。
それでも今季もアウェーに連れていきたいと思ったのは
『アウェーで圧倒的ニータン見るとトリニータ愛を感じます』との榎社長の言葉でした。
感謝の言葉って良いですね。
心を揺り動かしてくれます。
「今季もよろしくお願いします」



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「ピッチ内練習」 


この日のGKは「西川 幸之介」



初めての西川をサポートするのは先輩・吉田。
開幕の甲府戦で同点ゴールを演出した立役者の一人。



一つ一つの仕草が初々しくて好感が持てます。


これまで様々なGKを育ててきた吉さん。
大分に入って吉さんに育ててもらえるGKは本当に幸せなことだと今更ながら思います。

頑張れ 西川!
頑張れ 吉田!



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伊佐に朝陽に長沢。
それぞれの性格が分かるような、そんな表情です(笑)



その後ろは少し緊張気味の司、宇津元、野嶽。



さらに弓場と香川とイノケン。



マスク越しでも笑顔が分かる岡山コーチ(笑)



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「片さんと吉さん」


片さん「今日の相手はガンバかぁ」
吉さん「ですね。先制点が欲しいですよね」


片さん「うん、長沢の高さでなんとかしたいね」
吉さん「ですね。パトリックが入ってくる前にリードしておきたいです」


片さん「う~ん、吉さんちょっとコーチを集めてくれんか?」
吉さん「わかりました・・・ところでガンバの監督って誰でしたっけ?」
片さん「・・・あ!!・・・俺だった!」

チャン、チャン!

失礼しました。
ありそうで絶対にない話(笑)
(笑ってこらえて)



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今季から前列が片膝立てるようになった(のかな?)大分。



「試合開始」


開始1分
最初のシュートは宇津元。

さすが宮崎産業経営大学2年の時に25得点11アシストで得点王とアシスト王を受賞しただけあってゴールへの意識は高い。



試合が動いたのは前半11分。
大分コーナーキックのチャンス。


キッカーは身長155cmの中川。
ハネケンがニアに走ってDFを引き連れると


開いたスペースにフリーの長沢が頭で合わせてゴール右に決めた。



今までド派手なゴールパフォーマンスを見慣れているせいか喜び方がおとなしい(笑)
一番喜んでいるのがベテランの司というのも面白い(笑)



と思っていたらド派手な方がいた。
岡山コーチだ(笑)

うん? どうも何かに似てる! 野球か? 野球だ!
ピッチャーだ(笑)



さぁピッチャー投球の構えに入った。



右腕を大きく上げ



投球モーションから思いっきり投げた。


「ストライ~ック!!」

岡山劇場の開幕だ~!!



2022シーズン ホームでの最初のゴールは「長沢」

          
「先制ゴール 長沢選手 おめでとうございます!!」




これが大分のサブメン?


いやいや今季、大分ではスタメンもサブもその差は無い。


J2では間違いなく層は厚い。


練習の少なさを補うように、練習できなかったストレスを発散するかのように選手は躍動する。


もちろんそこにミスは出る。


でも子供は転んで痛さを覚え、成長していく。


大分は新生クラブ。
これから成長していく過程においてミスは当たり前。
2016年がそうだった。


ミスを恐れて安全を選ぶよりも、挑戦することに未来を感じる。




1-1の同点に追いつかれた直後。
香川がパスを出すとG大阪佐藤選手の手に当たり「ハンド」でイエロー。


キッカーはこの日先制ゴールを決めている長沢。



度胸良くど真ん中に決めてこの日2点目。



大分 2-1と再びリード。



ベテラン司の喜ぶ顔が好きだ!


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今季『魔境』と呼ばれているJ2を闘う大分。
その大分に立ちはだかった試練の数々。



まずは鹿児島キャンプ。
1月22日出発当日未明に起きた地震で当初予定されていた8日間の期間が1月26〜29日までの4日間に短縮された。


さらに2月19日開催のホーム開幕水戸戦が前日の検査でコロナ陽性の診断を受け延期。 
その数日後に予定されていたルヴァン・カップ鹿島戦も延期。
その2試合を組み込んだ日程が11連戦というこれまたタイトなスケジュールとなった。


そして選手はコロナで活動できず活動を再開できたのは2月24日の午後から。
アウェー甲府戦が2月27日。
甲府への移動を考えるとまともに全体練習ができたのはおそらく2月25日の1日だけと推測。


そしてほぼぶっつけ本番に近い甲府戦。

しかしそこに大分の絶対的守護神・高木の姿はなく、怪我で出れないという危機的な状況。


さらにアウェーの洗礼である強風でGKから繋ぐ大分のビルドアップがうまくいかないという泣きっ面に蜂どころか地震に、コロナに、怪我に、強風というまさに
誰かがシナリオを描いているのではないかと思われるような試練の数々。


しかしそれでも決してあきらめなかった大分。
強靭なメンタル。
選手1人1人が持っているJ1への想い。


最後の最後で決める勝負強さを発揮して勝ち点1を奪い取った。
これが大きい。
あのままズルズルと終わっていたら次に引きずった事だろう。


もう誰がどうではなく、選手全員が一つにならないと乗り切れない。
そこには『J1昇格に近い大分』
『悪くてもPO(プレーオフ)には入る』
『主力がほとんど残った大分は強い』といった耳障りの良い悪魔の囁きは聞こえてこなくなった。

それがありがたい。


『油断』や『驕り(おごり)』も怖いが一番怖いのは『なんとなく勝つんじゃないか』
というふんわりとした気持ち。

なんとなく試合に入り、気がつけば負けていた。

これが怖い。



しかし、そんな気持ちも今は吹っ飛んだはず。

そう考えるとピンチはチャンスに変わったともいえる。


11連戦は確かに厳しい。
キャンプも練習も満足に時間が取れなかった。
それでも試合は待ってはくれない。
数日後には必ずやってくる。
落とし込む時間は無いに等しい。

厳しい相手だけでなく厳しい日程とも闘う大分。




それでも選手、監督スタッフとサポーターが同じベクトルを持てば乗り切れる。


岡山コーチ著者『岡山劇場』の本の中で『サポーターの力は勝ち点10に匹敵する』と書いてある。

そういう言葉は応援する立場としては本当に嬉しい。
ややもするとサポーターの言葉や声援なんて届いていないのでは…
と疑心暗鬼になるほど落ち込んだ時の道標となる。



ガンバ相手に一歩も引かず、対等にやりあって2-2の同点。


終わった後に嫁と話したのが

『守備の切り替えが速くすごく面白い試合だった』



イノケン、宇津元、屋敷のスピードは反則級だし、中川は無尽蔵のスタミナで走り回るし、


ベテラン司のいぶし銀のボレーシュートがあったりと、(チームとしてパスミスや荒削りなところはあったが)
若い力とベテランの融合した本当に面白い試合だった。


びっくりしたのは下さんが試合が終わってから吉坂コーチや岡山コーチを引き連れて選手と一緒に周ったラウンド。


こんな監督は私がトリサポになってから見たことがない。

「本当に新鮮だった」

   
「鷲掴み」


『下さんが試合前にゴール裏に1人で挨拶に来てくれたよ』
と試合後に仲間のおばさま2人から聞きました。
さらに詳しく聞くと『特に私たち2人の方"だけ"に挨拶をしてくれた』・・・そうな(笑)

一瞬でおばさまたちの心を鷲掴みにしたのか…下さん恐るべし!



新しい風、新しい船出。



ワンタッチでどんどん繋ぐパスワーク。


失敗を恐れず、伸び伸びとプレーをしている選手を見るとこれから1年、どれだけ成長していくのか楽しみでなりません。



前に前にゴールを目指す気持ちの入ったプレーに思わず拍手をしました。


特筆すべきはGK西川。

19歳とは思えないプレーでややもすると浮き足立つ周りの選手を落ち着かせる。
ビルドアップの巧さはもちろん度胸が良いしさらにパントキックの精度も凄い!



その西川選手。
いつものように試合後に選手バスを見送り、残った10人ほどでガンババスに乗っているであろう片さんを見送ろうと待っていると、目の前に自家用車が止まりました。

『え?  誰?』

スルスルと窓が開き
『西川です』

なんと西川選手がわざわざ窓を開けて挨拶をしてくれたんです。

『今日はお疲れ様』
『良かったよー』
『がんばってね』
声をかける仲間のサポさん。
もちろんソーシャルディスタンスは心がけて。

頭を下げる西川くんに誰ともなく拍手が起こりました。

ドライバー・チョコちゃんの粋な計らい。
初々しい西川選手。
おばさまたちのエールと拍手。

冷たい空気の中でもその周りだけは温かく感じました。
これが大分の良いところなんだなぁ。

「西川選手 デビューおめでとうございます」

さぁ11連戦の2試合が終わりました。
2戦で2引き分け3ゴール。

無敗ではあるがまだ未勝利。
次こそ勝ち点3!!
               
頑張ろう!  大分トリニータ!
頑張ろう!  大分12番!! 



席までご挨拶に来ていただいた皆さん、
お気遣いいただいた皆さん
ありがとうございました。
今季もよろしくお願いします。


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