『子供たちの手が離れたら、車で日本一周をしたいね』と嫁。
『うん、今は無理だけどいつか行こう』と私。
その『いつか』も毎日の生活の中に埋もれ、時間だけが過ぎていきました。
気がつけば私も嫁も60歳を過ぎ、日本一周は夢物語に・・・。
しかし、それが現実味を帯び始めたのが昨年のツエーゲン金沢戦。
初めて行った自走車中泊遠征、4泊5日の旅でした。
それからは車の中で寝ることにも慣れ、失敗を繰り返しながら、車中泊には何が必要で何が要らないのかを実体験の中で学びました。
『日本一周は無理でも北海道一周だったら行けるかも』と思い始めたのが昨年の秋。
それでも車で大分を出発し、北海道を一周して再び大分に帰ってくる長旅です。
1ヶ月かかるのかそれ以上かかるのか、まったく予想がつきません。
電車や飛行機ならまだしも車の中で寝泊まりの旅。
この年齢でそれがどれほど無謀なことなのかは十分に分かっているつもりです。
でも私自身の体力を考えれば来年、再来年はもう無理。
おそらく車を走らせての長旅はこれが最初で最後でしょう。
とはいえどちらかが病気や怪我をすればすぐにでも中止にする勇気も必要だと思っています。
それでも最後まで完走し、夢を完結したい。
今決まっていることは、7月29日に大分を出発。
3日後の8月31日の松本山雅vs大分に参戦。
翌9月1日に新潟からフェリーに乗り19時間後の9月2日に北海道・小樽に到着。
大分を出発して5日目。
小樽を北海道一周の1歩にしたいと思っています。
決まっているコースはここまで!
どういうコースで回るのかはそのときの天気や地元の人に聞いて決めるつもりです。
10月5日の(アウェー)名古屋戦は北海道の帰りに行ければ行く予定ですがこれも未定。
決まりごとは2つ。
(1)安全第一で走り、人様に迷惑をかけないこと。
(2)絶対に無理をしないこと。
そのため最低1週間に1度はホテルに泊まり、その日は何もせずひたすら体を休め、体力回復に努めること。
予定は30〜40日間。
ブログはまとめては無理なので、一言づつでも毎日更新したいと思っています。
帰ってくるのは10月に入ってからと思われるので、9月に行われる市陸でのトリニータの2試合(湘南・磐田)に参戦できません。
北海道のどこかから必ず大分に爆念を送ります。
そこで松本山雅・湘南・磐田・名古屋の必勝祈願をいつもの臼杵福良天満宮にお願いしてきました。
『勝ち点3と選手に怪我がありませんように!旅の途中の安全!』
今回の旅は日本一周ではありませんが、私たちにとってはそれに匹敵する『大分発、北海道一周・自走車中泊の旅』
不安もありますが、仲間の皆さんがSNSを通じて側にいることをなによりも心強く感じています。
なお、皆さんからいただいた想いのこもった言葉とお気遣いも一緒に連れて行きます。
本当に感謝しかありません。
明日早朝(2019年8月29日(木))出発します。
私たちの旅を温かく見守っていただければ嬉しく思います。
大分発、北海道一周 自走車中泊 夫婦旅。
『行ってきま〜す』