『菌が来た!』
と夜中に突然叫ぶ嫁。
『は? なに?どうしたん?』
『だから今、喉に菌が来たんよ』
『何の菌が?』
『風邪菌よ、菌と言えば風邪菌のことよ、分かるやん!』
『風邪菌? まさか……1個?』
『そう、1個!』
『それって分かるの?』
『分かるよ! ほら、もうすぐ咳が出るから!ゴホン、ゴホン!』
『咳? たまたまでしょ!』
『ピッと来るのよ、ピッと。あ! 今来たって! 分からないの?』
『いやいや、世間さまは分からないと思うよ!』
『分からんのは貴方だけよ!』
この話は実話なのです。
喉に風邪菌が【1個】付いたのを、敏感に感じることができる人が、そぐそばにいたんです。
嫁のことを一番よく知っているのは私だ、と思っていたのはただの"まぼろし~♬"だったことをこの時知りました(笑)
そんな嫁と孫2人(青葉と冬夜)を連れて別府城島高原パークのアイススケートに行ってきました。
天気は晴れ。
午後1時 到着です。
知っていましたか?
「大分トリニータのJ1昇格」を受けて、トリニータグッズを持って行くと、入場料が無料になるんです。
そんな太っ腹な企画が今年いっぱい続きます。
ということでトリニータのタオマフ、トリニータの手袋、トリニータのバッグをそれぞれ持って入場です。
(城島高原パークのガイドマップですが、オシャレです)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/8a/3bb0dbcd11fcecc539e464091eaedc68.jpg)
入ってすぐ、正面を見ると「J1昇格 おめでとうございます」の文字が。
嬉しいですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/f8/2951065122ddc54760fab06ad04d80c6.jpg)
アイススケートの看板を見ながら「場所はどこかな?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/39/2c9b92efc664b491c98c37143cee64ad.jpg)
場所はイベントステージのすぐ横。
夏に来たときはプールだったところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a6/d36f9cc4489dc48356689dc5e2f2a025.jpg)
やってきました。
アイススケートリンク。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/66/1c455c88748c67e4ad4cb70e5369039a.jpg)
入るのは無料です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7e/8aaca149ca4f6d7e43cbc8dd6cd5a663.jpg)
右に建物があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/f2/22d51ab5521c9b8daa523d7507658c1c.jpg)
「貸靴」と書いてあるので分かりやすいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/63/37a2f0e06d412891d50aea080bb212c5.jpg)
実は青葉は朝から緊張していたんです。
というのも、極度の怖がりで、今までやったことが無いものには近づこうとしないんです。
当然、家を出るときも「ボクはスケートをしたくない。ソリも嫌だ」と言ってバァバを困らせていたのですが、着いたとたんなぜか自分から「スケートをやりたい」と言い始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/0b/09ff041269c61176c10eb068fea53a34.jpg)
こんなチャンスを逃がす手はありません(笑)
貸靴=1人800円
私のと2人分借りて「1600円」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f1/1047cf6afa93fcae0275c85c3b52e0ec.jpg)
子供用のヘルメットは無料で貸してくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/21/c74c81f33babf4fc3500db281e00052f.jpg)
青葉用に「刃が2枚」付いている「2枚刃スケート靴」を借りました。
サイズが決められています。
「2枚刃スケート靴=15cm~20cm」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/f9/e346d7c643b7aaa0a20988052c0c524b.jpg)
「青ちゃん、どう? がんばれそう?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/1d/b6fc5d424e2d27fda36ea7256df85515.jpg)
「おお! いつになく積極的です。 ピースサインが逞しいぞ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/5e/109e2d9618d839edf48fb631700e2f37.jpg)
ここで靴を履くときの注意です。
紐は必ず余るように、長くなっています。
それを足首に巻く人がいますが、これは足首が固定されて危ないので必ず靴にしっかり「蝶々結び」をしてください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/cc/472cfa80f27cbca4174a60d104159477.jpg)
それと安全のために「てぶくろ」です。
これが無いと滑れませんので、持参しましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/32/3a31da9f58849e10fb7a75ed114050ba.jpg)
基本さえ覚えればすぐにでも滑ることができます。
まず膝を曲げて足を90度に開きます。
かかとは「にぎりこぶし」1個分ほど開けます。
そこでその角度のまま、ゆっくり右足を上げて左足の土踏まずのところに持ってきます。
次に左足を右足の土踏まずのところに。
ペンギンが歩くのをイメージすると分かりやすいかと思います。
この時、滑ってはいけません。
滑るのではなく歩くんです。
これを続けていると、自然に滑れるようになるんです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/28/66f5a456fc6d7d090aa54cfd4c57ed6e.jpg)
恐ければ手すりにつかまったままでも大丈夫です。
感覚を掴めれば30分もすれば滑れるようになりますよ。
注意することは決して後ろに重心をかけないこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/e0/60639e93fac67200720076d2d9d2b3f6.jpg)
冬夜は滑れないのでソリを借ります。
「キッズソリ」=800円(30分)
他にも「ソリ」=600円(30分)
「パイロンソリ」=400円(30分)など、いろいろあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/9b/e3443ced199b1af31b4e41596a58b23d.jpg)
冬夜を乗せて1周しましたが、運動不足のためか足が重くて仕方がありません(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/20/068ec5886085641a1958aa3bb2fde98e.jpg)
止まるときは、足を内またにして「ハの字」にすれば、エッジが効いて自然に止まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/19/ecd8591f81268e8194926887d13dc8e4.jpg)
冬夜がソリに乗っているのを見て、青葉もソリに乗りたいと言ってきました。
これからが大変でした(笑)
冬夜がソリから降りようとしません。
青葉は「交代」の意味が分かるのですが、冬夜には分かりません。
次の自分の番が来るまで「ギャン泣き」でした(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/35/16e3e8d5722467096f97c12ab19b3d9f.jpg)
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
この後は無料の「キッズエリア」で遊んで帰りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/dc/4a60db40ee41c86e8d6de9031caeba1e.jpg)
『冬夜は僕のことをママって呼ぶんだよ』
と青葉は嬉しそうに私に言います。
『どうしてだろうね?』
『僕とママの匂いが同じだからかなぁ』
『そうかもしれんね、ジィジのお家では冬夜のママは青葉だから』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/d2/5f46567540912b6a2c21bbd9b3146d17.jpg)
そんな話をした翌日。
2人にお菓子をあげました。
一つのお皿にクッキーを多めに入れて。
青葉はクッキーの形を見ながら
これはクマさん、これはキツネさんと言いながらゆっくり食べます。
冬夜は口の中でモグモグしながら両手にクッキーを持って、さらにお皿のクッキーを取ろうとしています。
当然、冬夜の方が多く食べ、青葉は少ししか食べれませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/19/fc559f0845198cf98ebed153979d88a8.jpg)
2人ともまだ欲しそうにしています。
そこで今度はお皿を2つにしました。
青葉に多く入れ、たくさん食べた冬夜は少しです。
すると青葉は自分のお皿からクッキーを取って、冬夜のお皿に入れたんです。
どうして?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/a8/361ae704e0d329f58bfc615b32254159.jpg)
そう思いながらも黙って見ていました。
今度も冬夜の方が早く食べ終わりました。
青葉のお皿に残ったクッキーは一つ。
その一つを冬夜のお皿に入れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d8/eb7d1c5d9b968a9e9a06af0129bc057d.jpg)
嬉しそうに食べる冬夜。
それを見てる青葉。
『どうして最後の一つを冬夜に?』
青葉は答えました。
『僕は冬夜のママだから』
思わず青葉の頭をゴシゴシ
しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/4b/1164bda4d9884658f6e431d30abbbda3.jpg)
孫たちとの思い出がまた一つ増えました。
城島高原パークさん、ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/35/33eefbc72041a7209e7b60695a0950d6.jpg)