自走車中泊遠征 7泊8日の旅(その3)・・・(観光 後編 )

2019-04-07 15:49:16 | 大分トリニータ
延ばしに延ばした「自走車中泊遠征」もついに完結を迎えることとなりました。
いやぁ、長かったです(笑)
どこまで書いたか自分でも忘れてしまったくらいですから(笑)

ということで【自走車中泊遠征 7泊8日の旅(その3)・・(観光 後編)】
今回こそ完結します(笑)
最後までお付き合いください。
「2019年3月10日(日)遠征4日目 道の駅 潮見坂」の夜を迎えました。

ここまでが前回。
当ブログはこの翌日から始まります。

           
2019年3月11日(月)遠征5日目 道の駅 潮見坂(静岡県湖西市白須賀) 」


「東日本大震災」から8年、多くの尊い命が失われました。
道の駅から昇る朝日を眺めながら、亡くなった方々のご冥福をお祈りしました。



「夕日」はその日一日の疲れや嫌なことを浄化させてくれます。
「朝日」はその日一日の元気や力を与えてくれます。
自然に比べれば私の悩みなんてちっぽけなものだ、と苦しくなったら考えるようにしています。
この歳まで生きていれば、究極まで追いつめられたことなんて両手では足りませんが、今ではそれも笑い話となっています(笑)
生きてるだけで丸儲け!



では自走車中泊遠征 5日目も張り切って出発です。
天気は晴れ。
風は強いものの青空が広がっています。

3月11日 「AM7時50分 道の駅 潮見坂 出発」



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まず私達が今どこにいるのか?

大雑把に言うと「浜名湖の西」にいます。
今晩の車中泊は地図の左側、伊良湖岬の最先端になります。
時間はたっぷりあるので、一つ一つをゆっくり観光していくつもりです。


「AM9時25分 道の駅 田原めっくんはうす  到着」

ここで情報収集します。
地元の道の駅に行って、地元の人に近くの観光地を聞くのが一番の近道です。

この日の予定が決まりました。

まずここから北に走って「蔵王山展望台」へ行きます。
そこから42号線「道の駅 あかばねロコステーション」へ。
再び259号線に乗り田原市福江町の「免々田川の菜の花・桜まつり」会場に。
またまた42号線に戻って「伊良湖 菜の花ガーデン」へ行き。
最後に伊良湖岬の「道の駅 伊良湖クリスタルポルト」で車中泊という流れで動くことにしました。



道の駅の中にある「パン屋」さん。



一番の人気が「メロンパン」
これはパン好きにとって見逃すわけには行きません(笑)
「すいませーん 3個ください」
なるほど奥さんが1個で、ヒロボーさんが2個か。
いえいえ、嫁はおにぎり、私が3個です(笑)
だからパン好きって言ったじゃん!






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「蔵王山 展望台」
前日に続いて再び「ギャルナビ子」が暴走します。
案内してくれた道は畑と畑のあぜ道。
車の道幅が1台しか通れないし、前からトラクターが来てるしどうみても間違っているだろう!

あれこれ迷って道路にいた方に尋ねると、この人が臼杵のフェリー乗り場で魚釣りをしたことがあると言う。
「これは奇遇ですね、ところでどんな魚が釣れました?」とついつい話を広げていく私(笑)
さらに大分トリニータからサッカーの話に。

まだまだ喋り足りませんが相手は仕事中、早々に出発です。
「ギャルナビ子、もう少ししっかりしてくれよ」

とはいえ先日のコインランドリーの件といい、人との出会いには最高のナビです。



そこから教えてくれた道を再び迷いに迷って・・・
                     
「AM11時 蔵王山展望台 到着」





愛知県田原市の夜景の名所として有名な蔵王山展望台は、360度の大パノラマを満喫できます。




2階は星空テラスとカフェのある「エントランスフロア」、3階は光と遊ぶことのできる「体験フロア」



4階は大パノラマと夜景を楽しむ「展望フロア」となっています。


ところで話は変わりますが・・・。
「狭い車の中で2人はいったいどんな話をしているの?」とよく質問されます。
「トリニータと孫の話」が会話の中の殆どを占めています。
その中でも今回は「青と黄の情熱」という大分トリニータのチャントを一番多く歌いました。

なぜ?

流れの中で嫁が「青と黄の情熱」チャントを歌う。
それを聞いて「あれ? ちょっとちがうんじゃね」と私。
「ええ! じゃああなたが歌ってよ」と嫁。

私が歌うと「いやいや、それまちがってるから」と嫁。
じゃあ一度一緒に歌ってみよう、ってことで2人で同時に歌うけれど途中で合わなくなる。

これを何度か繰り返すが、お互いに自分が正しいと思っているので譲らない。

そこで一旦別の話になってしまうんだけれど、思い出したようにどちらかが歌う。
再び「おかしい、おかしくない」の繰り返し。
結局、日をまたいでしまいその話題だけでほぼ24時間(笑)

自宅ではユーチューブで調べることも、旅行中では調べません。

「旅の途中は結果云々ではなく、隣りにいる相手と楽しい話題で楽しく会話をすること」
多分嫁もそう考えているんじゃないかな、と思っています。

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「PM12時30分 道の駅 あかばねロコステーション  到着」




大好きな「顔ハメ」



ここは「太平洋ロングビーチ」



道路沿いには背の高い椰子の木が並び、ちょっとしたウェストコーストの雰囲気。
でも看板には「津波注意」の文字。



サーフィンのメッカとして各地から訪れるそうですが、この日はだれもいませんでした。



津波で流された人が自分の家族だったら、友人だったら・・・。
打ち寄せる荒波を見ながら心が締め付けられそうになります。



「毎日を真剣に生きよう」
改めてそう思った日でもありました。



「13時10分 道の駅 あかばねロコステーション 出発」

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20分ほど走り
                             
「13時30分 免々田川 菜の花・桜まつり会場 到着」





免々田川の両脇に咲く菜の花と河津桜。



黄色の菜の花とピンクの桜のコラボレーションが最高だろうと行ったのですが、河津桜はすでに散り始めていました。


残念ですがそれでもこの景色に会えたのはラッキーでした。



14時 免々田川 菜の花・桜まつり会場 出発

 
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約20分ほど走って
「14時20分 渥美半島 伊良湖・菜の花ガーデン 到着」




入り口には入園料ではなく「菜の花運営基金=100円」

開園時間は午前9時~午後4時30分です。
 (最終入園は午後4時)
【注意】菜の花ガーデンは畑の為、電話番号はありません。
駐車場は約200台分あります



「幸せの黄色いポスト」
もちろん投函はできません。
黄色い菜の花に黄色いポスト。
菜の花の仲間のようです。


もう一つ。
黄色いポストを発見!
いえいえ、これは嫁です(笑)


毎年1月から3月末まで開催される「菜の花まつり」は、渥美半島と菜の花の魅力を多くの人に知ってもらおうと始まったイベントです。




4ヘクタールの広さがある巨大なお花畑です。




約200万本の菜の花が咲き乱れる光景は、まさに圧巻です。




お花畑の中には散策路や迷路が作られていて、ゆっくりと花の中を回ることができるようになっています。



15時35分  伊良湖菜の花ガーデン 出発

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走ること約15分。

「15時50分 恋路ヶ浜 到着」




プロポーズにふさわしい場所として人気なのがここ「恋路ヶ浜」です。
2人で「願いの叶う鐘」を鳴らし愛を確認する。
この日もそんなカップルを何組か見ました。

私はトリニータの勝利を祈って鐘を鳴らしました。
でも名古屋戦は残念ながら負けてしまいましたが・・・。



さらにここは「幸せの四つ葉のクローバー」発祥の地としても知られています。
発症の地にはその四つ葉のクローバーの株が植えられています。



嫁が今から砂の上に何かを書きたいと言っています(笑)
なんでしょう?


うん? よく分かりません。
逆から見てみましょう。


おお!  「大分トリニータ」と書いてあるその下に星マークが3個。
「大分トリニータ 勝ち点3」
頑張れ トリニータ!


時間がだんだん無くなってきたので私1人が歩いて「日出の石門(ひいのせきもん)」に行くことにしました。
嫁は疲れたので車の中で待機。


この日は風が強く波も大きく激しいものでした。




「日出の石門」の穴は太平洋の荒波が削ったもので、穴の向こうの世界がのぞけます。
この穴の中から上がってくる朝日を拝むとパワーがもらえるそうですが、その期間は1年の中でもごく限られた日だそうです。
ダメ元で挑戦しようかとも思ったのですが、諦めました。


車で移動すること2分。
                             
「16時30分 道の駅 伊良湖クリスタルポルト  到着」

この日はここで車中泊。
17時になると道の駅のスタッフさんは誰もいなくなりました。
停まっている車は私達を入れて数台のみ。
車が多くても気を遣いますが、少ないのも治安の面で気を遣います。


歩いて数分の「伊良湖岬灯台(愛知県田原市伊良湖町)」に向かいます。
道の駅から伊良湖岬灯台までの道を「いのりの磯道」と言います。
こんなロマンティックな名前がここには多く付けられています。


みなさんは灯台ってどんなイメージを持っていますか?


私は「どんな荒波にも負けない堂々とした強さ」と同時に「24時間迷っている船の心配をし続ける優しさ」
誰かを思い浮かべませんか?


そうです。
「灯台」のイメージって私にとって亡くなった父親と母親なんです。
そんな気がしませんか?





「2019年3月12日(火) 遠征6日目」
天気は晴れのち雨。

なんとなく体が重く感じます。
特に右足がだるく、寝ていても違和感を感じます。
このときは遠征の疲れだろうと思っていました。

楽しかった「渥美半島」を後にして三重県桑名市にある「なばなの里」に向かいます。
「AM8時 道の駅 伊良湖クリスタルポルト 出発」

その途中「極楽湯」のお湯に浸かり、汗を流してここで再び1時間の昼寝タイム。
「どんだけ寝るんや!」
と突っ込まれそうですが温泉の後の昼寝はまさに「極楽」でした。
ただ、それでも右足のだるさが取れることはありませんでした。


「15時30分 なばなの里 到着」
駐車スペースも広く観光地には珍しく駐車料金は無料です。



入園料は1人=2,300円(1,000円分 金券付)



少し高いかな、と思いましたが園内でお土産などに使える1,000円分の金券が付いていたので、実質1,300円だったら逆に安いのかもしれません。



イルミネーションの時期以外でも行く価値ありです。

季節の花が綺麗に咲いています

「しだれ梅」







施設内は左回りの一方通行になっています。




平日ということもあって、明るいうちは人もまばらでしたが、暗くなるにつれてだんだん混んできました。


大分ではすでに散ってしまった「河津桜」がここでは満開。

少し濃い目のピンクの衣装を水面に映し、自身の華やかさを確認するかのようでした。



ライトアップされた花たちは、昼の無邪気さから夜の妖艶さへと変わります。





「光のトンネル」
先頭で並んでいた人の中から「じゃんけん」で点灯ボタンを押す人が選ばれるようです。


点灯後にゆっくり行き、ゆっくり歩きました。





水辺にうつった灯りにしばし見惚れていました。







今回のテーマ、JAPAN~日本の情景~はイルミネーションの壮大で圧倒的な美しさは想像以上に綺麗でした。



















「光のトンネル ラベンダー」
トンネルは色が変わっていきます。















見終わった頃から冷たい雨が降り始め、そうそうにこの日の車中泊の場所に移動しました。

「道の駅 立田ふれあいの里」で車中泊。

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「2019-3-13(水)車中泊7日目 ルヴァンカップ名古屋戦」

 
「道の駅 立田ふれあいの里 AM6時起床」
AM7時20分 「ラジオ体操第一」が大音量で道の駅全体に響き渡りました。
駐車場には約30台の車中泊の人々。
皆さん、慌てて起き出しました(笑)

「AM8時 道の駅 立田ふれあいの里 瑞穂スタジアムに向けて出発」


ルヴァンカップ名古屋戦 惜しくも(2-1)で負けました。
雪混じりの強風が吹く寒いスタジアムで立って応援していると、大分のドームがどんなに素晴らしくて快適なのかが本当によ~~~く分かりました(笑)
アウェーの厳しさは半端ないですね。
「寒かった」


90分間立って応援しましたが、右足の痛みはすでに限界間近。
「お医者さんに行く?」と嫁から言われたものの、明日には自宅に到着しそうなのでこのまま帰ることにしました。
                     
「24時 大山田PA 到着 そのまま車中泊」


                      
「2019年3月14日(木) 車中泊8日目 自宅へ」

来たときと同様に1時間走って10分休むというローテーションを繰り返し「21時51分 自宅に到着」
走行距離「2145.8Km」

「どんくらい走ったん?」と嫁。
「2千ちょっと」と私。

「あんまり走らんかったなぁ」

5年前、広島に自走で行くと言ったら、3日前から心配で寝れなかった心配性の嫁がいつの間にか頼もしくなっていました(笑)


遠征の前に仲間からいただいた「遠征用の品々」

寒いからと「靴下」
別の人は「カイロ」
疲れたときの「栄養ドリンク」
眠くなったらと「眠気覚ましのドリンク」
眠気を取る「ガム」
寝るときに目の疲れを取る「アイマスク」
甘さを抑えた「チョコレート」
話し合ったわけでもないのに、だれも品物が被っていないんです。



疲れたり、眠くなったり、寒かったりの状況を考えてくれ、買いに行ってくれ、わざわざ持ってきてくれたこと。
その気持が本当に嬉しくて、嬉しくて・・・。
遠征ですべて使わせていただきました。
助かりました。

ありがとうございました。


7泊8日の自走車中泊遠征終えて、無事に自宅に帰ってきました。
SNS(ツイッター、インスタグラム、LINE、DM)を通じてご心配とエールをいただきました皆さんに感謝です。
ありがとうございました。


なお、帰宅した翌日病院に行きました。
病名は伏せますが(人に感染するものではありません)
「安静に過ごすように」
「ウォーキングとかはしないように」
「長時間の運転は避けるように」とお医者さんに言われました。

「昨日まで7泊8日の自走車中泊をしていたんです」とはとても言えませんでした(笑)


自走車中泊遠征 7泊8日の旅・・・完結です。

やっと書き終わりました。
読んでくれた皆さんと、自分に「おつかれさん」







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