自走車中泊遠征 7泊8日の旅(その2)・・・(アウェー 名古屋グランパス戦)

2019-03-16 22:48:39 | 大分トリニータ
2019年3月13日(水)
この日はルヴァンカップ アウェー名古屋戦です。
AM 10時15分 瑞穂スタジアム近くの有料駐車場に車を停め、ここから12分ほど歩きました。
というのも、ここのスタジアムは無料の駐車場がありません。
県外から来る人は要注意ですね。



「パロマ瑞穂スタジアム」到着。




空は晴れていますが、この後の天気予報は曇り。
「まぁ試合には影響はないのではないか」とこのとき甘く考えていた自分を叱り飛ばしたい(笑)
この後、天気は大荒れになります。


荷物を待機列に置いて、スタジアム見学。
最初に会ったのが

「グランパスくん Jr.」
運動神経が良くて、将来はプロのサッカー選手になることが夢。
女の子が大好き。



「グランパコちゃん」
グランパスくんの奥さん。
金シャチ学院大学卒業のお嬢様。
好きなものは和菓子。



この日のキックオフは午後7時。
開門は午後5時。
この時点で待機列に並んでいるトリサポは20数人。
少ない。しかも強風で寒い。
「一緒に弾幕を張ってもらえませんか?」と頼まれました。
少ない人数なのでもちろん「ハイ」と返事。



体が飛ばされそうになるほどの突風と寒さに手がいうことを効きません。




初めての幕張りに嫁も私も手探り状態です。
それでも何枚か張るうちに、慣れてくるから良くしたものです。
ヒモの結び方があることや、相手スタッフさんから細かく注意されることをこのとき初めて知りました。



少ない人数で素早く張り終えた幕に「一体感」を感じました。




「手伝えるときは手伝うことにしよう」と嫁と話しました。



それまで晴れていた空がにわかに暗くなってきました。
雪雲です。

さらに「アウェーの洗礼」が始まりました。
強風の中、水撒きです。
その水は、もろに私たちがいる席までやって来ました。



私のトリサポ人生の中で一番の寒さ。
試合の途中に雪からミゾレ、さらに雨に変わりました。

何年か前の話。

今でもそうですが、スポパでは1週間の中に午前と午後の2回練習をする日があります。

朝練を終えて帰る後輩に『(監督に)アピールしなくて良いのか』という先輩の言葉が聞こえてきました。
リーグ戦に出れなくて腐って、午前だけで帰ろうとする後輩への先輩の厳しい言葉でした。

『調子が良いだけではリーグ戦に使ってもらえない、やる気をアピールしなければダメなんだ』とこの時初めて知ったし、
選手にとって試合に出れるのか、出れないのかの違いは、私たちが思っている何倍も何十倍も大変なことなんだということを知った日でもありました。

カップ戦に出て、自分をアピールし磐田戦でゴールし、結果を出したごっちゃん。



みぞれ混じりの寒さの中で、アウェーの地、名古屋で戦う選手に少しでも後押しができるように、飛び跳ねることはできないけれど、声を出し、選手の背中を押し続けよう。



写真を撮る時間は最小限にとどめ



現地に来たくても来れなかった仲間の分まで声を出そうと決めました。





キックオフから名古屋のプレスは激しいものがありました。
これを90分間続けることは無理だろうというくらいのプレスでした。
まだ不慣れなディフェンス陣はバタバタしていました。

それは4年前のあのJ3で私たちが経験した自軍のゴール前でのパス回しの危うさでした。
数分後、FKから先制点を奪われました。
その後も危うい場面は何度もありましたが、2-0とリードされてから相手のプレスが弱まり、徐々にボールを回せるようになっていきました。


一瞬のスキをついて伊藤涼太郎がゴールを決め、2-1で前半を折り返しました。



後半に入るとゴールの匂いを感じられるプレーが随所に見られるようになり、それにつれて大分らしいボール回しも見ることができるようなってきました。




3年間やってきて安心して見ることのできるサッカーにまで成熟してきた片野坂サッカー。




その3年間の進化を、そのままとはいえないまでも、この90分間で見たような気がしました。





試合自体、何度かの決定機があったものの、ゴールを割ることはできませんでした。




選手が下を向いて挨拶にきました。



できれば勝ちたかった。




最低でも勝ち点1を大分に持ち帰りたかった。





しかし、最後まで相手を攻め、ゴールを狙い、戦う姿勢を崩さなかった選手に、大分サポからは温かいエールと拍手が送られました。



嬉しかったこと。
ホームの松本山雅戦で試合後お会いした山雅サポさんが、嫁のサッカー帽を見つけて、別の席にいたのにわざわざご挨拶に来てくれました。
気持ちが嬉しいんです。
今度会うのはアルウィンですね。
楽しみです。
ありがとうございました。



この子供ちゃんたちもお久しぶり。
大きなったなぁって嬉しく思います。


磐田戦に続き、名古屋戦でも応援してくれた子どもたち。
寒さの中、ありがとう!




試合後、選手バスを見送りました。
私たちの他にいたのは大分サポ数人。


ゴールを決めた伊藤涼太郎を始め
「伊藤涼太郎 初ゴール おめでとう!!」



監督も、選手も手を振って応えてくれました。



カップ戦の必死さがリーグ戦に繋がっていきます。
リーグ戦に出れなかった想い。
サッカーに対する想い。

負けたけど、選手の頑張りが見えて、心の中は満ち足りた気持ちでいっぱいになりました。
さぁ明日はマリノス戦!!

ホーム初勝利といきたいですね。
頑張ろう 大分トリニータ!!




自走車中泊遠征 7泊8日の旅(その3)・・・(観光編)に続きます。
























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