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PARAMITA美術館 ジュディーオングさん

2011-05-05 06:18:00 | インポート
昨日、妻の実家に行ってきた。
昼食を食べるついでに、GWなので、どこかに行こう、という話になり、義妹が今までに行ったことのあるPARAMITA美術館はどう、という話になった。

別に反対する理由は無いので、良く行く「木曽路」で懐石料理を食べてから、PARAMITA美術館に行った。

驚いたことに、館隣接の駐車場が一杯で、道路に立っていたガードマンが、300m先を指示。そこまで行くと、別のガードマンが道路を右折し、更に300m行くように指示。

妹夫婦・甥と私たち夫婦だけならば、指示通りにするのだけれど、88歳の義父も一緒だったため、とりあえず満員の駐車場に戻り、そこで我々を降ろし、義弟が再度戻ることになった。

ところが、駐車場に行ってみると、運よく1台空いた。

会場に入って見ると、たまたまジュディオングさんの講演とサイン会の日だった。だから、あの混みようだったのだ、と納得。丁度、それらが終わったところだったようだ。

まず、1階の洋画を見た。何にも感じない。次に、上の階に移動し、ジュディーさんの展示スペースへ。

棟方志功氏のお弟子さんに指導をして頂いた、と入口の説明書きに書いてある。ということで作品は木版画。凄い迫力。その繊細さと大胆さに驚くと同時に作品の多さにもビックリ。日展に12回(or 13回)も入選する、というのも納得。

その後、1階に再度戻ったところで、義妹がジュディーさんが事務所から自分の作品を見に出てこられるようだ、と言ったので、待っていた。すぐに出てこられたので、折角だから正面のお顔を確認しよう、と言い、再び上の階まで歩いて行き、そこで確認できた。小柄な方だな、というのが第一番。次に、おいくつだったかな、私より少し下ぐらいだったかな、と言ったら、甥がすぐにスマートフォンで確認。何と生まれたのが私と同じ1950年。月が1月なので、私より学齢は1年上だった。そこで改めて彼女の活躍ぶりに敬服。

最後に常設である、故池田満寿夫さんの作品を見た。数の多さにビックリ。そして般若信教を多くの作品に書かれているのにも驚いた。氏の何がそうさせたのかはよく分からないが、嘗て、このお経を暗唱したことのある私にとって、何か氏の心の内面の一端を感じたような気がした。

何故氏の作品がここに常設されているのかな、と言ったら、義妹が、氏は晩年、この近く(三重県菰野市)で作品を作っていたそうだ、と言ったので、納得。

とにかく、無計画の一日だったが、良いGWになった。