蜘蛛の罠にはまる

会社の出勤時、
自分の車と庭の木の間に
でかい蜘蛛の巣が。

気付かず
顔から突入した。
メリメリ感があり糸太し。

顔と頭に張り付く蜘蛛の巣。
振り払うと
黄色と黒のシマシマの
かなり大物の蜘蛛と、

便乗感がある小物の蜘蛛と
すでに捕らえられていた
獲物が落ちてきた。

私も捕獲組なのね。
何か意気消沈。

こいつ
放っておけば
また巣を作るんだろうなと
思いつつ、

朝蜘蛛は縁起いいかも？と
迷信に振り回されて殺せない。
本当に蜘蛛は益虫なのか？

魑魅魍魎じゃね？

まんまと罠にはまっちまった
自分にイラッとする。
そうだ、
猫に狙われた金魚みたいだ。

眠れぬ日々は私の精

私の眠りを妨げるもの

ドアを開けた途端、
私を押し返すあっちぇー空気。
２階の部屋よ
ここで私は寝なければいけない。

クーラー白くまくんで冷やす。
快適だ。
しかしタイマーが切れる度に
室温が上がり目が覚める。

また、あっちぇー空気に
のみ込まれていく。

寝れないしテレビつけると、
リオ。
頑張れ！日本！

そして熱闘！甲子園！
ガンバレ、青春。

ウトウトしかけると
今度は前衛書のイメージが
沸いてきた。



紙を探すが無い。
段ボール箱にメモ、
ティッシュの箱にもメモ。

完全に目が覚める。
またテレビを見る。

中身は多少ちがっても
ほぼ毎晩、
こんなパターンで３時半。

誰が
何が
私の眠りを妨げるんだ！
春から続く不眠症、長いぜ。

たぶん
会社から帰宅→晩酌→夕飯→
うたた寝→お風呂
目が冴える。

この悪循環が不眠の元なんだな、
きっと・・
そうらて、
じゃあ、私の精らねっか。