４時半の虹

虹が掛かる度に
良い知らせが届いたような
気がするのは
何故かな？

今日は朝から
芸展の作品を書くつもり
だったのに、
一週間分の仕事の疲れの
精にして、
お尻が上がりません。

でも
虹が掛かったから
書いてみますか。

運が悪けりゃ

ザー
ザー
・・・来たっ！
おいでなすった。

空が急に暗くなったと
思ったら
突然に雨が降りだして
どしゃ降り。

時刻は６時近くの
会社お帰りの頃。

キャー！どうしよう！
傘持って来て無いのにさ！
あちこちで
悲鳴が上がっていた。

ふふん。
そうだろうさ。

傘立ての中には
私の傘を入れて３本しか
無かったっけんね。
私しゃ、
天気の急変を知ってたも～ん。

人には言わぬが
チョー得意げな私。

週末の金曜日は
残業せずに
続々とみんな帰宅して行くが、
駐車場まで距離があるもんで
大変だねと

傘を持ったところで
気がついた。
あれ？
雨の音がしないじゃん。

急いで外に出ると
私がへっへーなんて得意げに
思っている間に
雨は止んでしまったようだ。

・・・みなさん、
どしゃ降りの雨に濡れず
ようござんしたね。
運が良くていらっしゃると
ただの邪魔な荷物となった
傘を握りしめながら
拍子抜けして思った瞬間、

ピカピカっ！
ゴロゴロゴロ・・・
私の悪い心を見透かすような
スゲー稲光。

何でだよ！
雷も鳴る予報だったけど
今じゃ無いでしょ！

私は雷が嫌い。
天気運の悪い私は
いつか
雷様に
打たれるのではないかと
ずっとずっと
恐れているからだ。

決死の覚悟で、

避けようも無い
雷を
それでもと
避けてるつもりで、
右や左に走りながら
駐車場に着いた。

どうして？

傘が無いのに
雨に濡れず、
雷も鳴らぬ前に帰った
みなさん。

傘持ってるのに
雨は降らず、
雷の稲光攻撃にあった
私。

何が違うんじゃい！

(｀Δ´)

運？