穴馬分析との苦闘
揺れる心との戦い、自問自答の繰り返し、そんな日々を繰り返しながらも大穴馬券
を着実にヒットできるようになった。
穴馬探しのポイントを見つけたよ。
穴馬券を演出した穴馬のデーターを徹底的に分析してみたよ。
穴馬は根拠無くして穴馬ではない。
当時はパソコンを操作できないので、狙ったレースの馬の分析を電卓で計算して
いた。
こつこつと穴馬数値を計算しては穴馬を探してたよ。
残念ながら時間が掛かりすぎて出走馬をすべて分析できない。
永年の勘に頼っては穴馬の要素が在りそうな馬を選んで穴馬検索をしていた。
それでも穴馬数値は効果的だった、次々と穴馬券を的中させるようになっていた。
自信を深めた俺は過去のレースの大穴馬券を調べてみた。
過去の穴馬の穴馬数値を出してみたら、新聞では絶対に買う気にならない馬が高得
点の穴馬数値を出している。 驚いたね、これは本物だ!
益々俺は自信を高めることができた。
生み出した穴馬の検索方法が過去の大穴馬券の穴馬を浮上させるんだ。
まさに温故知新だね、空前の大発見!
そんな興奮の中で確かな自信が湧き上がってきた、これならいける。
毎日でも競馬ができる。 絶対にトータルで負けることはない。
こんな気持ちになっていた。
平均的に10レースの競馬なら大穴馬券が3レースは出る。
今までは味わったことのない大金が舞い込んでくる。
万馬券的中なんて日常茶飯事の出来事になってた。
競馬で飯が食えると言う事はこんな事かな、そんな気分の競馬三昧が始まった。
仕事の合間を縫っては馬券を買う毎日、買わなかったレースで大穴が出れば穴馬
検索してみる。
驚いたことに90パーセント近くの確率で絡んだ穴馬が、高い穴馬数値をはじき出し
ていた。
この確率には驚いたね。
穴馬は根拠が無い馬ではない、穴を出せるだけの要素と能力が必要なんだ。
その能力を穴馬検索は引き出しているんだ。 だから、今日走らなくても必ず穴馬券
をプレゼントしてくれる。
穴馬数値の高い馬は簡単には諦めてはいけないんだ、諦めた頃に走るんだ。
二桁着順は問題ではない、走る気になればいつでも勝負になる力が備わっている。
人気うすの馬を買うことが楽しくなっていた。
これが俺の生み出した穴馬検索シートであり、ヒロヤスキングの穴馬指南だよ。
人間は心に閉まっては置けない動物だね。
一人で買えば配当も良いのに、ついつい予想界に参入して自己アピールをしたく
なってしまった。
競馬暦は永くとも何の情報も持たないこの俺が、過去のレース内容を分析するだけ
で穴馬予想をしてしまう。
恐れ多くもブログ予想に挑戦してしまった。
分析方法を見抜かれはしないかと、不安を抱きながらもブログ予想は続けている
よ。
これが俺の生み出した穴馬検索シートに基づく穴馬指南だよ。
ヒロヤスキング誕生の経緯だよ。
前文が長くなったけどこれからは実践編に基づく大穴馬券ゲットの実録をドラマ
チックに紹介するよ。
登場人物は俺と数人の競馬仲間のやり取りも含めて掲載するよ。
ゲットした金額はブログに記載してしまったものだけにするよ、金額はいろいろと問
題が出るからね。
読者の皆さんの想像にお任せするよ。
個人情報もあるし、多少ドラマチックに脚色して書くよ。
本ともなれば面白みも無いとね、儲けた話ばかり書き続けても飽きるだろ、人の儲
け話は面白くないよ。
妬まれても困るからね、読者の馬券戦略の参考になれば良いよ。
この本を読めば競馬の馬券戦略が変わるよ。
ギャンブル心理学なるものを学びたくなるよ。
素人は固い馬券なんて買えなくなるよ、固い馬券は馬券師の様なプロの馬券だよ、
素人では儲からない。
大穴馬券はお宝馬券、宝くじよりも確率の高い100万馬券だよ。
宝くじのような夢が見れるよ、手の届く現実感のある夢だよ。
たまには大金を手にして儲からないとね。
外れてばかりで、たまに当たればわずかなお金では負け犬だよ。
悔やむばかりだよ、競馬は大穴馬券をゲットして楽しまないとね。
2004年には穴馬の要素が見つかり数値化することができるようになっていた。
穴馬検索方法が頭の中では8割方出来上がっていたんだ。
俺の馬券の買い方は3連複が主体になっていたよ。
馬複、馬単は買わなくなっていた、3連複では万馬券の配当が簡単に出ていたから
ね。
人気馬と穴馬の組み合わせで紐は総流しが基本。
地方競馬はあまりやらなかったので馬の力がよく判らない。
競馬新聞を読み比べても人気馬はバラバラでJRAほど信頼が置けない。
いいかげんな予想だなと思っていた。
結果を見れば無印の馬が平然と絡んで配当は低配当なんてこともざらにある。
単勝の売れ方も無印の馬が1.2.3番人気になったりする。
専門紙の予想はとても信頼できるものではなかった。
昔の俺は専門紙の人気を集計して◎印は何紙、○印は何紙、▲印は何紙、△印
は何紙、等と集計しては予想の参考にしたよ。
競馬は八百長と思っていた、専門紙も加担してると思っていた。
今でもその考えは変わらないよ。
昔は専門紙各社の的中ランキングが新聞に載ってたよ。
わずかに黒字になった専門紙は上位1,2社程度で後は大幅の赤字が常だった。
それでもファンは専門紙を選ぶときの参考にするよね。
下位を低迷する専門紙は売れなくなる。
そうなると下位を低迷してる専門紙はホームランを打つんだよ。
大穴馬券を的中させて上位へランクを上げるんだ。
そうでもないと新聞はファンに見捨てられて売れなくなるからね。
時々出すホームランを見てるうちに、ある特徴を見つけたんだ。
一社だけ◎印又は○印で他の専門紙は△印の馬が激走するんだ。
俺は特徴を見つけたんだ、△印を注意して見てると、全紙が△印の馬もよく穴馬券
を出すんだよ。
偶然なのか意図的なのか、疑いながらも馬券戦略は ◎○▲印は付いてても一個
まで、△印の多い馬から穴馬を探して人気馬に絡め、3連複で紐は総流しの馬券を
買うことにした。
その他に紐は選んで買い足して勝負馬券にしたよ。
不思議と流し馬券がよく当たる、選んだ紐馬の買い足し馬券は外れるんだ。
地方競馬は予想できない穴馬が突然走る、だから万馬券が頻繁に出るんだ。
しかも3連複では10万馬券が出る。
紐は総流しすれば大穴馬券が当たる。
紐を選べば外れる、当たったと思えば低配当。
辿り着いたところが紐は総流しが基本だよ。
10万、100万馬券は紐を選んでは取れない!
俺の馬券戦略の基本になったよ。
その内にいつしかスポニチが専門紙の人気の集計表を掲載するようになった。
俺の集計作業は楽になったけどね、人気の集計表は人気があるらしく今でも掲載し
ているよ。
俺はこう考えたよ、専門紙各社が談合すれば意図的に印を付けることができる。
たとえば、隠された穴馬がいるとすれば、勝負になる馬でも皆で ◎○▲印は付け
ずに△印を付ければそれ程人気にならない。
特別に的中率の悪い予想紙一社だけが、ポツンと◎○▲の印を付けることが許され
ると考えたよ。
だから、いくら△印が多くても◎○▲の印が2個以上付いている馬は穴馬ではない。
こんな思いで穴馬を探して馬券戦略にしていたよ。
この馬券は定期的に当たり大穴馬券をプレゼントしてくれたよ。
でもね、スポニチの集計表が出るようになってからは、当たっても配当金が低くなっ
てきた。
それと同じような特徴を持った△印の馬が2~3頭はいる様にもなっていて狙い馬が
絞りずらくなってきたんだ。
配当は低配当になってきたうえ、穴の狙い馬が定まらない。
新たな穴馬探しの方法がないか模索するようになった、大穴馬券は無印の穴馬が
絡んでくる。
専門紙の成績欄を見ても、2桁着順の馬ではとても買える要素がない。
なぜ、こんな馬が突然暴走するのか?
不思議で不思議でいくら考えても買える要素が見つからない。
穴馬券の大穴馬のデーターを集めて、共通点と特徴を調べていくうちにある共通点
に気が付いたよ。
穴馬は過去のレースの最高タイムが全体的に速いんだよ。
要するに、基本的に速いタイムで走った実績のある馬が穴馬になってるんだ。
2桁着順で惨敗を繰り返しても突然走る、こんな流れで突然走られたら大穴馬券に
なるよね。
ファンはとても買えないよ、俺は徹底的に分析をしてみたよ。
いつ走るか判らない穴馬が走り出す前兆を見抜けないかと調べたんだ。
まるで地震の予知みたいなものだよ、なかなか見つからなかったけど、ついに特徴
を見つけたよ。
基本的には、各レースのタイムに特徴を見出すポイントを加算して数値化し、
穴馬数値を100点満点で表示できるようにした。
距離が違っても、100点満点で計算できるように方程式をそれぞれに確立したよ、
さらにハンデも計算できるようにした、馬場差も計算したよ。
穴馬検索方法がある程度、頭の中で確率してきたのは2004年2月頃のことだよ。
地方競馬の3連複馬券が面白いように当たる。
穴馬検索した穴馬と1.2番人気の馬を絡めて、紐は総流しの馬券が万馬券となっ
て的中するんだ。
地方競馬は平均12~14頭立てのレースだからね。
3連複なら10~12通りで済むよ、1.2番人気に絡めても20~24通りで済む。
ファンもまだ3連複に慣れていないらしく、当たり券はほとんど万馬券になったよ。
JRAは面白くない、俺は地方競馬にのめり込んだよ。
少頭数で高配当、面白いように紐馬も無印の大穴馬が絡らんでくる。
1.2番人気の馬と、穴馬検索の穴馬と、紐の穴馬の3連複で当たれば10万馬券
になることが多い。
毎日のように万馬券を当て続けたよ。
固い馬券は外しても穴馬券は外さない。 大きな自信と確信を身につけていた。
とってもおもしろいです。ヒロヤスさんの文章のタッチがいつも好きでこういうブログがあればなと思っていたので嬉しい気持ちでいっぱいです。
今は時間と資金の関係上お休みしていますがもう一度リフレッシュして少しは勉強して帰ってきたいと思います。
そろそろ書かないと風化してしまう話だからね
特に素人の競馬フアンの一人だった俺が開眼した思い出のレースだよ、上手くは書けないけど、とにかく書いてみたよ。 何か伝えられるものがあればいいよ
心の動揺は 何の世界でもあるもの、平常心とはいかなるものか いかにして身に着けるか 誰しもが持ってる心の揺れを伝えたかった
ギャンブルに役立つかもね