「集志貫徹」
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大田市大代町出身のオペラ歌手田中公道氏が島根県音楽教育研究大会のために帰郷されています。
先日9日に開催された文化プロヂューサー育成講座の懇親会でお目にかかりました。
そこにおいて、数校の学校で歌われる予定だと聞きつけ、スケジュールを生涯学習課に問い合わせたところ、
本日午後2時から久屋小学校に招かれていることが判り、大急ぎで駆けつけ、無理を言って見学させてもらいました。
久屋小学校ではトゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」、「オー・ソレ・ミオ」、「マイウェイ」と3曲を熱唱され、
おそらく初めて本格的なオペラ歌手の歌声を間近で聞くであろう児童の皆さんたちは、迫力に目を丸くして聞き入っていました。
2曲目と3曲目の間で、田中先生のこれまでの生い立ち、経験から児童たちに想いを語られました。
「大きな夢は必要だが小さな夢を一つひとつ実現していくこと」
「大成するには95%の努力と5%の才能。努力し続けることが大切」
「夢を失わずに継続し続けて欲しい」「熱中する喜びを体験し、自分の生き方を見つけて欲しい」
などなどを歌と同じように燃える想いを切々と伝えていらっしゃいました。
約1時間強ほどの歌と講演の時間でしたが、本格的な芸術家に触れた子供たちは貴重な体験をしたことと思います。
大田市出身の著名人の皆様が専門分野を故郷にフィードバックしていただくことは、非常に有意義なことです。
最後に児童の皆さんがお礼の歌を歌い、記念写真を写して終了しました。
11日(日)午後、大森町町並み交流センターにて、大田ロータリークラブが主催して
石見銀山学推進プロジェクト「井戸平左衛門正明公の功績を今に活かす」と題した講演会を
開催しました。
笠岡ロータリークラブ会員で井戸公のお墓がある威徳寺住職の長田暁一氏と
大田市文化協会副会長の石賀 了氏が講師として井戸公の業績について講演をされました。
合わせて、普段彼岸市で商店会連合会が使用しているジャンボ鍋でのさつまいもの無料配布。
(来場者、観光客の皆様に大好評でした。)
また、井戸公の頌徳碑大田市内の分布マップ(大田市内で約100基あると言われています)を作成し、
配布しました。
この企画の実行委員長を私が仰せつかったのですが、
企画を通じて伝えたいことは
①さつまいもをキーワードに食文化、食の大切さを伝える
②頌徳碑の分布マップを使って新たな観光コースを模索して欲しい
③友好都市縁組を結んでいる大田市・笠岡市との友好関係を更に発展したい
ということです。
当日は、沢山の方にご来場いただきました。
お礼を申し上げます。
分布マップは近日、更にパワーアップして増刷し、関係機関等へ配布する予定にしています。