ロード用の自転車で、久手海水浴場をスタート・ゴールに、140キロ、190キロ、200キロコースを
駆け巡るサイクルイベント「石見グランフォンド2012」が昨日開催されました。
旧石見ライドから石見グランフォンドに代わり、今回で7回目を迎えるそうで、
全国各地より約600名の皆様が参加されました。
大会は累積標高3,000mというハイレベルなコースレイアウトになっており、その中においても
美しい景観の中、難所を走破する喜びを得られる本格的なコースという主催者の説明です。
タイムレースではなく、自分のペースで楽しんでコースを走ろうというような競技でしょうか。
朝7時15分のスタートに間に合うように、久手海岸へ足を運びました。
竹腰市長、生越・和田の両県議を招いての開会式に始まり、次々と参加者がスタートを切りました。
会場では世界遺産登録5周年のキャンペーン用缶バッジも配布され、らとちゃんも応援に駆けつけ、
スタート時には無事完走を祈ってお見送りしていました。
前日には前夜祭もあったそうですが、これは残念ながら所用の為、参加できずに残念。
大田市内の各ホテルや旅館に宿泊される方もずいぶんいらっしゃるようで、前夜には
大田町の居酒屋等にも顔を見せる常連のお客様も多数とのお話を以前から伺っておりました。
ここ最近、少しずつ地元の皆さんも関わりを持たれ、盛り上がりつつある状況です。
もう少し、大々的に、全市的に広報をして、市民の皆様が沿道で手や旗を振り応援したり、出店で
食事やお土産を売るなど、関わりを多く作り、大会を大いに盛り上げる必要性を感じます。
大田市では今年度当初予算で、市内へのコンベンションの誘致を進め、地域への社会的・経済的波及効果
の拡大と人的交流の増加を図ることを目的として、「コンベンション開催支援事業」という取組みを
開始しました。
これは、市内の施設を会場とした会議や各種大会等に参加するため、県外から市内の宿泊施設に
宿泊した方を対象として1,000円に延べ宿泊者数を乗じて得た額を補助する、というものです。
但し、①参加者が県外から参集するもの
②市内の宿泊施設への延べ宿泊者数が30泊以上であること
(ただし、一入当たりの宿泊料が3,000円以上、税・サービス料込、食事代を除く)
等の条件はいくつかあります。
大田市内の各団体や機関など主催者となり得る皆様は、ご存知ない方も多いと思われます。
まして、石見グランフォンドのように市外の主催者はなおさらです。
事前にこのような情報を提供し、少しでも多くの皆様が大田市内に訪れるような策を考えるべきではないでしょうか。
石見グランフォンド