あごう ひろゆきの「集志貫徹」 ブログ

生まれ育った「大田市」をこよなく愛し、責任世代の一人として、先頭に立ちがんばっています。皆様との意見交換の場です。

「集志貫徹」

やっぱりおおだ!

平成25年6月議会一般質問

2013年06月13日 08時05分01秒 | 想・有・独・言

本日から大田市議会6月議会の一般質問が行われます。

今議会では11名の議員が質問に立ち、執行部の考えを質す予定です。


私は、世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の保全について

(1) 保全状況に係るモニタリングの結果について

① 保全状態の現況について

② 保全に関して、特に指摘された事項とその対応について

(2) 文化的景観を持続して保全するための方策について

① 人口減少の問題にどう対処していくのか。

② 文化財以外の建造物等の修繕をどう進めていくのか。

の内容で質問を致します。


11名中、8番目の登壇ですので、おそらく1日目(本日)の一番最後か

2日目(明日、金曜日)の最初になるのではないかと思います。

議会を傍聴されるか、ぎんざんテレビを是非ご覧下さい。

 

 

 


行財政改革特別委員長報告

2013年06月12日 10時15分33秒 | 想・有・独・言

私が所属します「行財政改革特別委員会」では、議会閉会中に「協働によるまちづくり」について

4回の委員会を開催し、集中的に議論して参りました。

その結果を、特別委員会の中間報告として昨日、6月議会初日に三浦 靖委員長が登壇して

報告いたしました。


平成18年度から地域の多様なニーズに対応する「新しい公共サービス」を目指して

市内7ブロック単位による「協働によるまちづくり」がスタートしました。

それから職員の配置等いくつかの変更を加えながら、現在に至っているのですが、

幾年も経った今でも、しくみが解りづらい、ブロック割りに対する疑問など

まちづくりに対する問題点・課題点を指摘する声を多くお聞きいたします。


そこで、このまちづくりのシステムについて問題点・課題点を抽出、整理し

将来にわたって市民の皆様の意向に沿ったまちづくりの推進に向け、議論を

重ねたところです。


議論の主なテーマとして

①まちづくりセンターと公民館の機能と役割分担について

②ブロックを主体としたまちづくりについて

③まちづくりに対する予算とその配分、機能強化と将来の展望について

の3点について議論展開されたと感じております。


まず、「まちづくりセンターと公民館の機能と役割分担について」は

まちセンは身近な地域課題の解決に向けての実践を行う拠点であり、

公民館は社会教育を通じて将来の人づくりの場として、広域的な問題解決に向けて

の活動拠点である。

まちセンと公民館とがお互いに連携・補完しながら車の両輪のごとくまちづくりを

推進する。


「ブロックを主体としたまちづくりについて」は

ブロック内の各町単位ごとにニーズも課題も異なる地域もあることから、ブロック単位を

否定するものではないが、どちらかというと行政区域としてとらまえ、

各町単位に存在しているまちセンを中心としてまちづくりを進めていくよう、

ブロックのまちづくり委員会を含めて見直すべきである。


「まちづくりに対する予算とその配分、機能強化と将来の展望について」は

まちづくりセンターがより身近な問題解決に向けて活動が充実するよう

各町毎の人口・面積等を勘案し、交付金を1本に統合して、より自由度を高めた

執行が出来るように工夫する。

センター長がまちづくり活動に対して大きな存在を示しているので、

常勤化とし、裁量権を付与し、それに向けて処遇の改善を図る。


以上のような議論があった中、まちづくりセンターを中心としてまちづくり

を推進する案として「協働によるまちづくり市税1%交付事業」を提言いたしました。

 

 (画像をクリックして拡大してご覧下さい)

 


4回に渡る執行部を交えた意見交換、また、まちづくりを専門的に所管する

総務教育委員会を委員外委員としても招聘し、議論した委員会は内容的にも

非常に密であり、提言としてまとめ上げたことも画期的なことだと感じています。


詳しくは三浦委員長のブログ記事

http://blog.goo.ne.jp/miura-yasushi/e/d0751d774eb781c148907183895d797e

をご参照下さい。

委員会をまとめ、提言として中間報告された委員長には敬意を表します。

 


大田市議会6月定例会 開会

2013年06月11日 17時37分55秒 | 想・有・独・言

 

平成25年第2回定例会が本日開会されました。

会期は24日までの14日間です。

本日上程された議案を記しておきます。

 

議案第420号 平成25年度大田市一般会計補正予算(第2号)合計65,750(金額の単位:千円)

①コミュニティ助成事業(宝くじ助成事業)
  一般コミュニティー助成事業採択分 4,000(雑入)
   (西田会:発電機他イベント用備品の整備、北三瓶よろず会:除雪機他除雪作業用備品の整備)

  地城防災組織育成助成事業採択分 2,000(雑入)
   (井田地区自主防災会:除雪機他防災資機材の整備)

  共生の地域づくり助成事業採択分 7,600(雑入)
   (大田市社会福祉協議会:老朽化した福祉バスを廃車し、高齢者や障がい者の利用に対応した福祉バスを購入)

②小規模多機能型居宅介護拠点整備事業補助 34,200(県補助金)
  第5期介護保険事業計画(平成24年度~26年度)に基づき、
  小規模多機能型居宅介護事業所を整備する事業者へ補助金を交付するもの

③保育士等処遇改善臨時特例事業 12,921(県補助金)
  待機児童解消のための保育士の確保策として、私立保育園(民設民営8園)を対象に保育士等処遇改善臨時特例
  事業が新設されたため。、
 
④生活保護適正実施推進事業 945(国庫補助金)
  本年8月から予定されている生活保護基準の見直しについて、現行の生活保護システムの改修を行なうため、
  システム改修業者に委託を行なうもの。

⑤生活保護適正実施推進事業 290(県委託金)
  今年度、生活保護世帯を対象とした社会保障生計調査が実施されるのに伴い、
  大田市では3世帯が調査客体に抽出され、家計簿調査を実施する。

⑥土地改良調査設計事業 3,400(一般財源・財政調整基金繰入)
  平成27年度施工予定の県農地環境整備事業による林・不動郷(温泉津町福光)地区
  ほ場整備概要計画作成に必要な平面図(1/1,000)等の作成経費。

⑦コミュニティ・スクール実践研究事業 394(国委託金)
  平成27年度からのコミュニティー・スクール(学校運営協議会制度)導入に
  向けた実践研究を行うため、市内小中学校から2校を研究指定校とするため。
   (指定校:仁摩中・久手小)


議案第421号 平成25年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) △24,024

歳出
総務費:システム回収による増額
後期高齢者支援金、前期高齢者納付金:H24実績見込みに再試算で減額
介護納付金:支払い基金の通知による減額
共同事業拠出金:国保連合会からの通知により増額

歳入
国民健康保険料:それぞれ本算定に伴う変更などにより減額
国庫支出金、前期高齢者交付金、県支出金、:支出の増減により減額
療養給付費交付金、共同事業交付金:支出の増減により増額
一般会計繰入金分の基金繰入金:保険料負担軽減のために1億6500万円の計上

全体では24,024千円の減額補正。

 

議案第422号 大田市新築住宅に対する固定資産税の課税免除に関する条例制定について

第二次大田市定住促進ビジョンに沿って、新築住宅の取得を支援することにより、
定住促進と地域経済の活性化を図るため、固定資産税の課税免除について、大田市税条例の特例を定めるもの。

次の要件を満たす新築住宅について、固定資産税の課税を免除の対象にするもの。
  ①地方税法による固定資産税の減額の適用を受ける新築住宅
  ②市内に本店、営業所等を有する法人又は市内に住所を有する個人事業者により建築された住宅
   (但し、賃貸用の住宅、いわゆる賃貸用アパート等は除かれます)
  ③平成26年1月2日から平成31年1月1日までの間に建築された住宅
  ④市税等を滞納していない者が所有者である住宅

床面積120nf以下の部分に係る税額を免除する。
課税免除の期間は3年間とする。


議案第423号 大田市子ども・子育て支援推進会議条例制定について

平成24年8月に「子ども・子育て支援法」が制定され、子ども・子育て支援に関する施策を審議する
合議制機関の設置が市町村に求められた為、必要事項についての条例制定。


議案第424号 大田市職員の休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例制定について


「不妊治療休暇」を付与する為に所要の改正を行うもの
休暇は男女問わず、1回の申請につき、連続する6月の期間内。無給。


議案第425号 大田市税条例の一部を改正する条例制定について

地方税法の一部改正に伴い、所要の改正を行うもの。


議案第426号 大田市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について

地方税法の一部改正に伴い、所要の改正を行うもの。


議案第427号 大田市防災行政無線(デジタル同報系)整備工事請負契約の締結について
議案第428号 消防救急デジタル無線活動波整備工事請負契約の締結について

地方自治法の規定により1億5,000万円以上の工事又は製造の請負について議会の議決に付すもの。


議案第429号 財産の取得について

現有救急自動車の老朽化により高規格救急自動車に更新する

 

この議案についての質疑は17日(月)、表決については最終日24日(月)です。

 

 

 


 


大田市産業支援センターの設立

2013年06月07日 15時05分29秒 | 想・有・独・言

大田市産業支援センターが本日、産業振興部の産業企画課内に開設されました。

センター設立を記念して、大田市の産業振興アドバイザーである 品川 隆幸氏を講師に迎え、

「大田市の産業再生をめざして」と題した講演がありました。

また、市内外で活躍されている企業の代表をパネラーとした産業支援センターに望むこと」をテーマに

パネルディスカッションも開催されました。

 

 

産業支援センターの設立目的は、大田市産業振興ビジョンの実現に向けて、産業支援機関と行政が相互に連携し、

地場産業の振興や新産業の創出、地域産業を担う人づくりなど、総合的な産業活動を支援するものです。

構成団体は、大田商工会議所・銀の道商工会・JA石見銀山・JFしまね・大田市森林組合・大田市観光協会と

当面の事務局機能を担う大田市です。

 

今年度は、構成団体で、情報を共有しながら課題を把握・抽出し、支援策の検討を行うことが主な業務としています。

設立することで、農商工連携や6次産業化等の取り組みの支援による新商品の開発や新サービスの創出・販路拡大、

また、地域の産業を担う人材育成、研修会の開催等による地域産業の活性化を目指す。

さらに必要に応じて自主事業を実施し、専任の職員を配置するという構想です。

 

昨年、10月に私が所属する産業建設委員会の行政視察で、福島県白河市の「産業サポート白河」へ伺いました。

「産業サポート白河」は平成20年10月に当初任意団体として設立され、その後体制強化のため一般社団法人として法人化され、

現在21の構成団体で白河市以外の県南地区の全市町村が参加しており、平成23年度からは地域産業の活性化のために設置された

「白河市産業プラザ産業支援センター」の指定管理者となり業務を推進されています。

業務内容は企業訪問及び関係機関とのネットワーク形成、経営相談、人材育成事業、企業間交流促進事業、取引斡旋事業、

産学官連携及び農商工連携事業、起業家支援等を実施されていました。

成果としては企業相談・訪問件数は月平均130件、起業支援室の貸出し、17講座18回に及ぶ「ものづくり講習会」を実施し、

受講率65.4%達成や県南地域企業による展示交流会の実施、

ビジネスアイデアコンテストや起業家育成セミナー等の新産業創出事業の実施しており、

全体でネットワークが構成され、情報提供が図られている、などを挙げておられました。

 

また課題として、自主財源での運営できること、同じような事業を行っている商工会議所とのすみ分けなどを挙げておられました。

おそらくこの課題は大田市においてもあてはまると思いますし、将来的にこのセンターを統括する長の人選をどのようにするのか

によって、方向性が決まっていくような気が致します。

 

前出の品川氏は志を持ち、農商工を束ねられるリーダーの必要性を語られ、その人物像を

ものづくりが出来て、ものをよく知っていて、商いが出来る人というようにおっしゃっていました。