あごう ひろゆきの「集志貫徹」 ブログ

生まれ育った「大田市」をこよなく愛し、責任世代の一人として、先頭に立ちがんばっています。皆様との意見交換の場です。

「集志貫徹」

やっぱりおおだ!

子ども医療費の無料化 初診料は?

2014年01月25日 22時53分20秒 | 想・有・独・言

昨年10月から「乳幼児等医療費助成制度」並びに「子ども医療費助成制度」により

中学校卒業までの子どもの医療費が無料となりました。

しかしながらフェイスブックを始め、何人かの皆さんから「初診料を徴収された」との

声をお聞きいたしました。

 

他市等の状も調べた結果、この制度の「対象となるのは、保険診療部分の医療費のみ。

文書料や入院されたときの食事代、室料等は別に自己負担」となることがわかりました。

これは「保険が適用されない部分は有料」ということを意味し、大田市のHPでも

「対象となるのは、~」は記載されています。

問題は、その下に表示されている「大きな病院では自己負担額の他に初診料等を別途徴収される場合があります。」

という記載です。

「初診料」は保険適用であり、基本的に無料となるはずです。

もしや「特定療養費」ではないかと思い、昨日担当者に説明を求めました。


 

その結果、やはり「初診料」は基本的に無料で、「特定療養費」は徴収するとの事でした。

「特定療養費」とは、保険給付対象外の診療(特別なサービスや特別医療の部分の費用)は自費扱いとなる制度で、

多くの皆様の場合は、「200床以上の病院での初診に対しては、他の医療機関からの紹介状がない場合、初診時特定療養費として

初診料以外に病院で定めた金額を徴収することができる。(大田市立病院の場合は1575円)」だと思われます。

このことが、市のHPや、大田市立病院のHP等で明確な説明がない状況なので、大きな誤解を生む原因だと思います。


 

これをきちんと説明する為、HPを改善する様に担当者に申し入れをしておきました。

なお、時間内での初診料は無料になりますが、平日時間外、および休日の診療等はその部分が請求されるとの

回答もありました。残念ながら「特定療養費」は無料にならないということでした。

 


 


地元温泉が美人湯になれるのか?

2014年01月18日 11時24分25秒 | 想・有・独・言

今朝のローカル局テレビで美肌効果のある温泉の特集を放映していました。

私が美肌になってもしょうがないし、誰も喜ぶことではないので特に関心の無いまま流していました。

後になって何か観光のヒントになるかもしれないと思い、地元の温泉の美肌効果の関連が気になり

調べてみました。

日本三大美人温泉といえば、 川中温泉(群馬県) 、龍神温泉(和歌山県) 、湯の川温泉(島根県)ですね。

美肌になれる温泉のポイントは(1)泉質、(2)PH値、(3)メタケイ酸という事らしいです。

(1)温泉の泉質は全部で11分類ありますが、その内

「炭酸水素塩泉」は美肌泉質の代表格で、肌表面を軟らかくして、お肌の古い角質や汚れを取り除くクレンジング作用がある、

「硫酸塩泉」は、お肌にたっぷりと水分を補給する泉質で、お肌にハリと潤いを与え、美肌再生のアンチエイジング作用がある、

「硫黄泉」は、メラニンの代謝促進と細血管拡張作用による「美白効果」と「老廃物の排出(デトックス)効果」があり、

「塩化物泉」は、食塩を含む温泉で、お肌の表面に塩のベールを作り、保湿&保温に優れた効果があり、

と4つの泉質が向いているようです。

次に(2)のPH値はPH8.5以上の「アルカリ性」温泉は、石鹸のように汚れを落とす作用があり、美肌効果が高く

ツルツル、すべすべになるそうで、ヌルヌルしたお湯が特徴ということです。

(3)のメタケイ酸は聞きなれない言葉ですが、天然系化粧水に使用される成分で、

コラーゲンの生成を助けて肌をみずみずしくする効果があるそうで、

今注目の美肌成分との事。それが50mg以上含まれていると美肌にとって形成が期待でるようです。

 

そこで、これらのことを三大美人温泉で、県内にある湯の川温泉と地元温泉を比較してみたいと思います。

<colgroup> <col width="88" /> <col width="286" /> <col width="115" /> <col width="115" /> <col width="132" /></colgroup>
  泉質 泉温による分類 液性による分類 浸透圧による分類
湯の川温泉 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 高温泉 弱アルカリ性 低張性
三瓶温泉 ナトリウム-塩化物泉 温泉 弱酸性 低張性
温泉津温泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 高温泉 中性 等張性

 泉温による分類は鉱泉の湧出時、または採取時の温度で次の通り分類されます。(抜粋)

温泉 - 泉温34℃以上42℃未満

高温泉 - 泉温42℃以上

液性による分類は湧出時のpH値により次の通り分類されます。(抜粋)

弱酸性 - pH 3以上6未満

中性 - pH 6以上7.5未満

弱アルカリ性 - pH 7.5以上8.5未満

浸透圧による分類は溶存物質総量または凝固点により次の通り分類分類されます。(抜粋)

低張性 - 溶存物質総量 8g/kg未満、凝固点 -0.55℃以上

等張性 - 溶存物質総量 8以上10g/kg未満、凝固点 -0.55未満-0.58℃以上

「浸透圧」とは濃度の異なる2種類の液体を半透膜で仕切った時、その膜にかかる圧力のことを言います。

2種類の液体についてですが、温泉のお湯と人間の身体の細胞液、そして半透膜というのが人間の皮膚の事になります。

浸透圧と身体の細胞液が等しい温泉の事を、「等張性泉」と言います。

低いものを「低張性泉」と言います。

高いものを「高張性泉」と言います。

浸透圧の低い「低張性泉」については、温泉の水分が体内に移動することで濃度を近づけようとします。

浸透圧の高い「高張性泉」については、濃度を近づける為に、温泉の成分が身体に浸透していきます。

温泉成分が体内へ浸透しやすい「高張性泉」の方が、良い温泉のように思えますが方、

その分「湯あたり」を起こしやすい温泉であるとも言えます。

 

次に成分の比較です。

<colgroup> <col width="88" /> <col width="72" /> <col span="3" width="72" /> <col width="98" /> <col width="241" /></colgroup>
    Ph値  メタケイ酸  メタホウ酸 硫酸イオン  陰イオン合計          硫酸イオンの
       陰イオン合計の割合
湯の川温泉 8.4 43.1 7.5 577.2 940.5 0.61
三瓶温泉 5.8 215.0 20.5 9.6 1204.5 0.01
温泉津温泉 6.0
130.0
50.7
966.0 5100.6 0.19

Ph値では弱アルカリ性 の湯の川温泉にはかないません。

しかし、メタケイ酸、メタホウ酸では湯の川温泉をはるかに多くの成分を有しています。

泉質の硫酸塩泉は要していませんが、十分に美人温泉としてアピールする要素はあるのではないでしょうか。
 


雪景色の後には

2014年01月13日 23時10分36秒 | 想・有・独・言

先日10日に大森へ出かけて行きました。

10日といえば、市内各地で積雪のあった日です。

大森も比較的多い積雪でした。

町並みでは車が通行した轍が残るのみで、その轍を利用して雪かきする町民の皆様の姿が。

また、観光客の皆様の歩きにくそうな姿があちらこちらで。

町民の方にお話を伺うと、今年は年初めから比較的観光客も多く見られるとのこと。

大田市各地で大変な労力で除雪が行われていますが、世界遺産の町並みも何とか早めに除雪対策を

考える必要がありそうです。

写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。現況をお見せできなくて残念です。


新年に想う

2014年01月04日 20時11分46秒 | 想・有・独・言

皆様、新年あけましておめでとうございます。

正月三が日は非常に穏やかな日が続きましたが、今日は一転して冷たい雨模様となりました。

今日は、新年賀会・成人式へ参列して参りました。

成人式に先立ち挙行された新年賀会で竹腰市長は

「住みよいまち、住みたくなるまち大田の実現に向かって努力する」と年頭の挨拶をされました。

続いて、有光市議会議長は「議会は議会として意見具申等を行い、さらなる市民の信託に答える」と挨拶されました。

最後に森田商工会議所会頭の万歳三唱で会を閉じました。

引き続き行われた成人式では市長の挨拶を皮切りに、新成人への激励のことばを

(社)島根大田青年会議所の田邊拓朗さんが社会人としての自覚を持ち、権利と責任を自己で負うことの自覚を述べられました。

 

これに答え、新成人401名を代表して、藤原尊さんと冨吉春佳さんが力強く決意表明されました。

藤原さんが中・高校と水泳部で活動していたころに教わった

「夢なき物理想なし、理想なき者目標なし、目標なき者実行なし、実行なき者成果なし、成果なき者喜びなし」

という言葉の中に自分の身を置き換えてみたところです。

大田市にとって、今年はどのような年になるのでしょうか。

今年度中には大田市にとって初めての高速道路が石見福光から湯里の間にて供用開始となります。


来年度には湯里から邇摩・石見銀山の間が、そして5年後の平成30年度には東に伸び、

本格的に大田市も高速道が利用できる計画になっています。

このことは、ますます地域間競争が激化することを意味しています。

まさにこれから5年の間に大田市のアイデンティティーが問われることになるのです。

それをしっかりと見据えた1年にしていかねばならないと感じております。