この世の中で一番知恵があると言われる動物は、言わずと知れた人間。
しかしそれが一番強い者であるかは、はなはだ疑問である。
へたに知恵を持っているがこそ、大切だと思う事から逃げようとしたり、
事なかれ主義を決め込み現状維持に徹して出来ない理由を探したり、
はたまた、なぜ自分だけがと、卑屈な理論で他人と比較してみたりと
どんどん弱い動物へと成り下がっていく。
自分が優秀だとは思っていないが、無能だとも思っていなかった。
決して強いとも思っていないが、弱いと感じたこともなかった。
すべてを自分自身が凝固な殻で覆ってしまい、その中から出ようとしなかった。
大きい未来があちらこちらにあるのに、手を伸ばそうとしなかった。
おいでと招く多くの人がいたにも関らず、振り向こうとしなかった。
すべて私の話。
反省と称してあれこれ考えてみるが、一番解っていない。
すべて私の話。
ふと、思うこともある。大田市の現状はどうかと。
すべて私の話。すべて大田市の話。
私は変わっていかねばならない。
大田市も変わらなければならない。
何故なら、危機感が全くないから。
少子高齢化、若者の都会への流出などで、近い将来、人口が3万人を割ろうかと思われますが、それに対する危機感を全く感じられません。
それは、議員が、役所が、というよりか、民間人も危機感を持っていません。
では、どうすれば良いか。まずは雇用。若者が夢や希望を持てるような街、チャレンジできる大田市を作る。具体的には、若者が起業をしやすい仕組みや支援、風土作りやセミナーの開催など。面白い人材の周りには面白い人材が集まるという法則から、面白い人材を大田市に招く。などの、未来へつながる持続可能な政策が必要かと思います。
今、出雲市や江津市、雲南市には若くて面白い人材が沢山集まっています。
大田市が取り残されないか、とても心配です。
あとは、戦略。圧倒的に戦略が足りません。市立病院も新しく建てるなら、黒字を出し、儲けが出る戦略を周到に立てるべきです。
定住対策も、待ってるだけではなく、先ほど言ったような面白い優秀な人材に大田市を売り込みに行くべきです。
閉塞感のある大田市より、ワクワクする大田市へ。
これが私の願いです。
<それは、議員が、役所が、というよりか、民間人も危機感を持っていません。
私は大田市の一民間人ですが、ここで生活して行く中常に危機感は感じております、どんなお勤めにしろ常にそれを感じておられる方はたくさん居られることと思います。
一方的な決めつけはいかんです。
コメントされたことに私も共感します。
官民問わず、大田の将来像をどう考えるのか、そのためには何をすれば良いのか、その方向性が塊になっていません。
仕方ないで済ませいてはいけないんです。
声を挙げることに億劫になっている感が大きいと思います。
自分が生きていく将来のビジョンは我々が真剣に議論し結論を出すことが全ての住民にとっての責任だと思います。
今後ともご提言のほど、よろしくお願い致します。