「集志貫徹」
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大田町社会福祉協議会が主催する合同研修会を開催しました。
これは大田町の自治会長、民生児童委員、福祉委員、婦人会が一同に会して研修を行うものです。
私は大田町社協の常務理事を仰せつかっている為、司会・進行役を担当いたしました。
この研修会は近年、大田町の自主防災を中心として安心・安全なまちづくりを目的として
毎年テーマを決めて開催しています。
今年のテーマは「来たるべき災害に備えて ~災害からまち・ひとを守るためにできること~」と
題して、「危機管理室の設置について」並びに「三瓶ダムの治水能力と耐震設計について」を
大田市、島根県の担当の方を招いてご説明を頂き、質疑応答で疑問点についてお答えいただきました。
自主防災組織の取り組みについては、市は危機管理室及び消防部と連携しながら、立ち上げのお手伝いや、
避難訓練等を支援していく。
私も一般質問で取り上げた、災害時に手助けが必要な人を把握しておく災害時要援護者支援台帳の整備については
大田市社協の地域福祉部会で協議するということでした。
また、三瓶ダムについては、下流の河道に流れる流量を減少させるために、一時的に洪水の一部分を貯めることができる容量、
すなわち、洪水調節容量が467万立米あること、それが、一日あたりの雨量269ミリを想定しており、それが長時間続くと
あふれ出る可能性がある事がわかりました。
しかし、30分に30センチの河川の水位上昇があると、警戒態勢に入り、住民には周知するすること等もご説明がありました。
自治会長さんを始め、多くの方からいろいろな質問があり、たいへん有意義な研修会であったと思います。
大田町でもなるべく多くの自主防災組織が立ち上がりますよう期待しております。
「未来おおだ駅前まちづくり会議」と題して、駅前通り商店街の若手(といっても、ほとんどが40代.50代)で
意見交換を行いましました。
「さんのあ」が倒産したので急遽ということではなく、JR駅東側のまちづくり協議も進行する中、
もう一度、駅前通り商店街の活性化に向けて、建設的な意見交換をして、実際に目に見える形にしよう
と以前から計画してきたものです。
行政から関係部署の課長さんお二人、会議所からも課長さんおひとりにアドバイザーとして参加して
頂きました。
交通や駐車場の問題、買物弱者の対策、空店舗の対策等々、様々な意見が出され、
まだまだ、よいアイデアが出そうな予感がいたします。
後はアイデアをどう結びつけ、目に見える形まで持っていくか、ということになりそうです。
個人や集団、また、商店街・行政や商工会議所などが、出来ること、やらなければならないこと、それぞれ
役割に応じてまだまだたくさんあるように思います。
今一度、勉強し直そうと、日本政策投資銀行参事役で地域エコノミストの藻谷浩介氏や、
ランドスケープデザイナーやコミュニティデザイナーである山崎 亮氏の記事をネットで探しながら
読みまくっています。
また、商店街活性化関連の論文や参考事例も、再び調べはじめました。
また、皆様にご紹介したいと思っています。
あっ!!そういえば、前出の藻谷浩介氏が大田に来られて講演されますのでご紹介します。
演題:「元気な大田市を創り出す地域デザイン ~意識の見直しが新たなアイデアを生む~」
日時:平成23年11月20日(日)13:00~14:30
場所:大田商工会議所3Fホール
また、斐川町役場時代に約25社の企業誘致に成功した
島根県商工労働部企業立地課 参与の福間 敏氏の講演もあります。
演題:「産業戦国時代を生き抜くために」
日時:平成23年11月10日(木) 18:30~20:00
場所:大田商工会議所2F会議室
どちらも入場は無料です。
関心ある方の来場をお待ちしています。
平成24年4月からの施行を目指し、大田市議会基本条例(案)を議会制度検討特別委員会を中心に
議員で取りまとめて、制定に向け準備を進めています。
この条例は、議会及び議員のあるべき姿を謳い、市民の皆様と共に市政の発展に寄与することを目的としています。
この条例を制定するにあたり、市民の皆様からの忌憚ないご意見を求める為、パブリックコメントを実施しています。
また、議会並びに議員の現状を市民の皆様にお伺いする、アンケート(無作為抽出2000名対象)を実施することに
しています。このアンケート結果も、詳細に渡り分析し、条例制定に活かしていくものです。
市民も皆様の幅広い理解を得るため「大田市議会基本条例制定に伴う市民説明会」を以下の日時・会場にて
開催する予定となっております。
○11月12日(土) 午後1時30分~ 温泉津コミュニティーセンター 及び 仁万まちづくりセンター
○11月16日(水) 午後7時~ 池田まちづくりセンター 及び 久手まちづくりセンター
○11月19日(土) 午後1時30分~ 水上まちづくりセンター 及び 静間まちづくりセンター
○11月24日(木) 午後1時30分~ 大田市民センター4階会議室
市民の皆様、是非とも各会場にお出かけになり、説明をお聞き頂き、ご意見等をお聞かせ頂くか、
上記のパブリックコメントによりご意見をお寄せくださいますよう、お願い申し上げます。
円グラフにて「歳入」と「市税」、「性質別歳出」の各費目と決算額についてお知らせしてきました。
さて、ここで大田市が自分の力で収入を得れる「自主財源」と何もしなくても年間に支出をしなければならない
「義務的経費」の関係が気になりませんか。
そこで比較をしてみることにしました。
これまた、歴然ですね。
「義務的経費」を「自主財源」では到底まかないきれません。
約2倍強も義務的経費がかかっています。
大田市のような地方都市ではなかなか難しいことではあるかもしれませんが、
自主財源のアップに努めなければなりません。
また、義務的経費の出来るだけ削減も考えなくてはいけませんが、バランスが難しいところです。