今日は28日目
朝起きて、このままだと折角のチェンライも結局何も見ずに買い物だけしてチェンマイに移動する事になるので、もう1泊連泊で宿泊しようと思ったのですが、ホテル側から「残念ながら明日は満室」と断られてしまいました。
そうなると、ここチェンライでもう1泊他の宿に移動もできますが、ホテルの移動はチェックインの時間の関係で無駄に時間を費やしたくありません。帰国する日が決定してしまった現在では、残りの日程はとても貴重な時間になってしまいました。これまで、ゆっくりと旅してきても疲れたとか体調調整とか言ってきましたが、明日からはそんな悠長な事は言ってられない気がします。
急いでこれまで移動で洗濯出来なかったシャツや下着を洗濯し、ベランダに干しました。多分、今日中には乾くでしょう。朝から何度か航空会社で私の予約が入っているかを確認しますが、残念ながら未だに入っていません。まだ時間はありますが、どうすれば良いのか良いアイデアは浮かびません。これ以上のお土産購入禁止を神さんに伝え、追加金額によっては日本から持ってきた荷物を捨てる事もありうると伝え、その場合は神さんの日本から持ってきた洋服類の一部を捨てる事になりました。
さて、この窮地を乗り越えないと宿無しで困った事になりますが、先ずはホテルに付いている朝食を急いで食べて、明日バスでチェンマイ迄行けるのかを確認する必要あり、市内のバスターミナルのチケット売り場で聞くと明日なら12時45分発のバスに空きがあったので、グリーンバスの安い方のバスを予約してきました。これで明日はここチェンライでの宿泊は無くなりチェンマイへの移動に決定しました。
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朝食は勝手に自分の分は自分で作るシステムになってました。
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私が作ってます。
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コレが今日の朝食!
今度は、ホテルの予約ですが神さんも昨日の夜に私に無茶をさせたせいで、色々困った事が発生してしまって、その対応で今日の予定が一気に狂ってしまった事を悪く思って、明日の宿泊先探しは自分が担当すると自分から行動を起こしてくれました。私がやった方が早いのですが、ここは神さんに任せて、普段の安くて過ごしやすいホテルを予約するのが大変なのか経験してもらおうと思いましたが、なかなか決まらず候補に挙がった数軒のホテルを私に見せるのですが、残念ながらどのホテルも予算オーバーで私達には泊まれなく、如何に探すのが面倒くさいのかを分かってくれたと思います。結局、2人で調べなおして私達にとってはそこそこ値段も良いホテルを予約しました。そのままバンコクのホテルも私が決めてしまいました。でも、実はここで私にとっては現実を知ると言うかショッキングな事がありました。バンコクでは日本人宿が数軒ありラオスで紹介されていた日本人宿に最後は泊まろうと決めていたので、そのつもりで宿泊者情報を記入していたら、なんと59歳までしか宿泊できない。60歳以上はお断りしますと言うではないですか。ショックで目の前が一瞬真っ白に。理由は何なんだろうと考えてみましたが、①老人は宿泊中に寿命が尽きると思っている②老害と言われるほど他の泊まり客にも説教すると思われてる③ネットに疎く他の宿泊者に迷惑だと思われてる④そもそも老化したルックスがNGだ。理由はそのくらいしか想像できません。その日本人宿の名前は伏せますが、とても残念です。私が若かったころの日本人宿では、オジサンや老人が来たら、みんなと誘って一緒に食事に行ったり酒飲んだり旅の話して盛り上がっていたし、そういうオジサン達からは逆に宿を出る時には「若い人達の仲間に入れてもらってとても楽しかった」と言われるくらいでしたが、当時若かった私達は、同じ旅人同士でそれが当たり前の事だったので、こんな事をされるのは本当にショックでした。
何だか今の自分が、社会からそんな風にみられている、受け入れてもらえないのかと初めて認識しました。そうゆう事なら、もう残念ながら私はこれから日本人宿には行かないと心に誓い、これまで少しでも海外で頑張っている日本人の為に協力しようと思った自分が、ピエロと言うかドン・キホーテというか、みっともない限りです。泣けてきました。もう海外には行かないほうが世の為なのかとも思った程です。
それと、やっとさっき例のエアアジアの予約が航空会社の予約サイトに反映されていたのを確認取れました。なので追加料金を約5000円程支払って基本1人7㎏の機内持ち込み重量を、1名分のみ14㎏に増やすことが出来、お土産購入もOKになり、ひとまず安心です。
夕方になって、私が行きたかったワットプラケーオに行けた事、神さんが行きたかった地元の市場に行けた事に、夕ご飯も窯焼ピザが美味しかった事、やはりビールはどこで買っても思ったよりも値段が高い事が分かったと言うチェンライに、ひとまず満足したと言う事にします。
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途中にあったワット チェットヨート
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迫力ありました。
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ココからワットプラケーオ。
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本堂ではお坊さん達が経典の読経してました。
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寺院内には沢山の建物が
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こんなんとか。
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ココは緑色の仏様がある所
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途中のワットムンムアン
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どこかの誰かみたいな。
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地元のマーケット!
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やはり、地元マーケットは雰囲気良いですね。
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夕食のピザ屋さん
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本当に美味かった。
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やっぱりビール
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帰って来てもビールにおつまみが果物!
昔のバックパッカーはチェンライにきて、ラオスとミャンマーのメコン川の国境エリアに行きそこを眺める事こそが、秘境に行ってきたと自慢のネタの一つだったのに、ラオスから国境超えてタイに入国したとなればヒーロー扱いだったのに、今やどこもが普通の安全な地方都市になっていて、何だかそれも爺さんにはちょっぴりショックな事でした。今日は最後のチェンライの夜です。
今日の出費 2,306円
果物 50バーツ
夕食 339バーツ
ビール 106バーツ