パート2
1日目
さあ、10月5日いよいよ出発です。
天気予報は、1週間前から晴れたり曇ったり雨になったりと二転三転しながら、直前には5日は午前中小雨で午後から曇り、6日は曇りから晴れ、7日は曇りの予報。8日からは雨の予報なのでこの時期にしては、まずまずの天気に恵まれそうだと思いますが、スタートの雨の時間をなるべく少なくする為、出来るだけ登山口スタートを雨が止むタイミングに調節して大清水に10時過ぎに到着し、10:30分発のバスに駆け込み登山口を出発したのは11:00!
登山口の三平橋に着いても空はやはり小雨模様。大清水から三平橋までのバスの運転手との会話「雨の木道はとても滑りやすいから気をつけてくださいね。尻餅つくくらいだったら良いけど、それですまない場合もあるからねェ~。」そんな助言というか、注意と言うか、暗示というかの見送り受けて、雨カッパ、ザックカバー、靴用のスパッツを装着しいざ出発。足元も悪く出足からくじけそうになってしまう。
更に前回の筑波山同様に後から来る人から次々と追い越されてゆく。。。。荷物が重いせいだと自分に言い聞かせながら、次はもっと軽くしようと思い、頭の中で無駄な物を考えるが全部必要に思えてしまう。1日目の峠越えの三平峠まで来たところで雨も止んで、ホッとしながらカッパを脱いでいると、5人組の同年代と思われるグループに追いつかれるが、彼らも50リットル以上のザックにパンパンに荷物を入れて、「重いなあ」など言いながらどんどん歩いていく。人と比べると、やはり自分の体力不足なのかと更にショック。
ここからは、下り坂になって少し楽になり、奥さんと冗談言いながら歩いていたら、見事に木道で滑って尾てい骨から落下。あまりの痛さに息が出来ずにいると他の登山者が助けに来てくれるが、恥ずかしさのあまり「だ・だ・大丈夫!本当に平気ですから、どうも有難うございます」と強がるものの、骨折はしてないようだが力入れたり、踏ん張ったり、座る時に骨が当たったりすると飛び上がるほど痛いのでヒビくらい入ったかも?バスの運転手さんから「だから言ったでしょ」と言われそうな気分。早速この時点で戻るか、進むかの判断でしたが、少し休んでゆっくり歩いてみて、骨折していないと確信し進むことにしました。
それからは更にビビリながら歩くヘッピリおじさんと化して、奥さんからも助けてもらいながら、どうにか尾瀬沼湖畔に到着。そこには尾瀬沼に雲が低くかかり神秘的な姿を現してくれました。横山大観の朦朧体の絵のような、否もっと神秘的な姿です。写真も撮りましたが、私の腕前では神秘的な雰囲気が台無しです。
ここで少し休憩してた後、湖畔沿いの比較的平坦な木道のおかげでどうにか初日の宿に到着したのでした。長倉小屋は、流石に古い歴史から感じる風格あり、風情も雰囲気も食事も最高でした。
さて、風呂上がりに懸案の尾てい骨を再確認すると、腫れていないので打撲だけかもしれません。落ちた場所が石じゃなく木道だった事が幸いしたのだと神様に感謝。でも兎に角、痛くて足に力が入れられないので燧ヶ岳登山はやむ無く?次回に繰越とし、明日は、尾瀬が沼沿いに楽勝の工程で見晴の檜枝岐小屋へと決めました。
この山小屋ではお風呂が16時から、17時30分から食事、20時消灯ですが19時にはほとんどの人が寝ているようでいびきも聞こえてきます。私も食後に部屋で痛み止めだとウイスキー飲み始めましたが19時過ぎには疲れで爆睡となりまし
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