東京大学の研究者が行なった、「あなたの水道水、「硬さ」調べました ~ 日本全国水道水の硬度分布 ~ 」という研究報告を見つけた。⇒https://research-er.jp/articles/view/100793
日本全国47都道府県665地点の水道水を採水し、主要陽イオンと硬度を測定して、
「日本の水道水はミネラル含有量が低く、硬度の平均値は48.9 mg/Lであり、これはWHOによる分類でも軟水と区分できます。その中でも、関東地方の硬度が高い傾向にあり、北海道・東北地方が低い傾向を示しました。」
というもの。
「関東と沖縄の水は硬水で、関西の水は軟水だ」
「関東の水では昆布から出汁が出ない」
「関西の水では風呂場の鏡に鱗が付かない」
「ポットの中にも白いカルシウムがあまり付かない」
「関東の水は硬水だから、韓国料理や沖縄料理が関西より現地の味に近く美味しい」
常々、自分はそう思っているが、やはりそうなのだと納得したものの、硬度の差がこの程度だったのかと言うことには驚いた。
大阪は40~50mg/Lで、東京が60~70mg/L、神奈川が50~60mg/L。
この程度で、あれだけの差になるのか。
水の硬度
水質を表す指標のひとつ。水に含まれるカルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)の濃度を炭酸カルシウムの濃度で換算したもの。
単位はmg/L。
CaとMgの濃度が高いと硬い水(硬水)、濃度が低いと軟らかい水(軟水)となる。
世界保健機関(WHO)の分類では、60 mg/L以下を軟水、60~120 mg/Lを中硬水、120~180 mg/Lを硬水、180 mg/L以上を超硬水としている。
WHOでは基準値は設けられていませんが、日本の水道水質基準では、300 mg/L以下と設定されており、水質管理目標設定項目として、おいしさ(味)に関する指標から10~100 mg/Lと設定されている。
硬水は、軟水に比べてカルシウムとマグネシウム含有量が多くなるため、口当たりが重く苦みを感じる人もいます。
〇動脈硬化の予防:硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムは血液をさらさらにする効果があると言われています。そのため、硬水を飲むことによって、動脈硬化の予防や、心筋梗塞や脳梗塞のリスク減少に期待が持てます。
〇便秘解消:硬水には豊富なマグネシウムが含まれています。マグネシウムは腸の動きを活発化する作用があるため、便秘解消に良い効果をもたらしてくれるのです。
〇洋風料理などに最適:硬水に含まれるマグネシウムは、肉料理の灰汁や雑味、臭みを取り除いてくれます。日本でも沖縄は硬水であることから、豚肉料理が多く親しまれています。豚の灰汁と臭みを取り除いてくれるとして、硬水との相性が抜群です。また、関東では硬水に近い軟水であることから、風味の強い濃口醤油が良く使用されます。出汁も海藻である昆布ではなく、灰汁の強い魚の鰹節がより使用されるようになったのは、水の硬度が理由のようです。
軟水は一般的に口当たりが軽く、飲みやすいのが特徴です。硬水のように独特な匂いや癖がないため、人を選びません。
〇香りを楽しむ料理に最適:硬水とは反対に軟水はミネラル成分が少ないため、無味無臭です。そのため、出汁や素材の味を活かした和食に向いていると言えます。香りを楽しみたい紅茶や日本茶にも最適です。また、ご飯を炊くときや煮魚、野菜の煮込みなどにも向いています。
〇乳幼児にも安心:軟水はマグネシウム含有量が少なく、飲み口も柔らかでお腹にも優しいため、乳幼児にも安心して飲ませることができます。
〇身体にも優しい:軟水はミネラル成分の含有量が少ないため、石けんとの相性が抜群です。泡立ちも良く、固まることもないため、髪のギシギシや肌トラブルの元となる洗い残しを防ぐことができます。
ところで、昨日は日本労働弁護団が「ライドシェア 」の実施に反対する緊急集会を開催してくれて、自分も「タクシー規制の歴史と労働者の生活に及ぼした影響」というお題で15分の持ち時間、お話しをさせて頂きました。 youtubeで集会の模様は見れます。⇒https://www.youtube.com/live/86fxtmdTBWw?si=abI8a--2SgHJKn0r
その後、労弁の皆さんと軽く懇親会は「春夏秋冬 季の庭」(東京都千代田区神田淡路町1-11-3)。
11人のうち、労弁の弁護士さんが6人、労働組合が4人、NPOの人が1人が二つのテーブルに分かれたが、食欲の差が激しすぎて、高齢者なこっちのテーブルに座った30歳弁護士はお腹を満たせなかったのではないか、ちょっとゴメン💦
めっちゃ高そうなお店に見えて、そうでもなくて。すべて美味しくて、ホスピタリティも良くて❗
このお店、絶対に使えるってことを確信、良いお店を教えてくれてありがとうです❗
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