Asakusa Framework Advent Calendar 2013の1日目です。
最終日には豪華プレゼントもあるよ!(嘘)
Asakusa Frameworkのアドベントカレンダーは初めて(去年も一昨年も無かった、つまり宇宙開闢以来初)なので、最初は「Asakusa Frameworkとは?」について書いておきたいと思います。
Asakusa Frameworkは、バッチアプリケーションを開発・実行する為のフレームワークです。
(レコード数やデータの種類が)大量のデータを入力とし、複数マシンで分散して処理するバッチアプリケーションをターゲットとしています。
OSS(オープンソースソフトウェア)です。
- 開発にはAsakusa DSLというバッチアプリケーション記述用の言語を使う。
- Javaをホスト言語とするDSLなので、文法としてはJavaを知っていれば問題ない。
- 実行基盤として(現状では)Hadoopを使う。
- Asakusa DSLで記述したソースをコンパイルするとHadoopのMapReduceプログラムが生成される。
- 将来Hadoopより良い実行基盤が現れたら、それもサポートされる可能性がある。そのときには、基本的には既存のAsakusaプログラムをリコンパイルするだけで移行できるよう考慮されるんじゃないかと思う。
特徴はもっと色々あるので、詳しくは検索してみて下さい(笑)
ちなみに、検索したときに引っかかりそうな事を書いておきますと。
個人的にはAsakusa FrameworkをAsakusaFWと略すことが多いですが、これは公式な略し方ではないです^^; 「asakusafw」はURLの一部などに使われていますが、略すときはたいてい「Asakusa」になっています。
が、検索キーワードが「Asakusa」だと地名の浅草が出てきそうな気がするので、個人的にはAsakusaFWを使っています。
AsakusaFWが最初にお披露目されたのはAshigelコンパイラの勉強会(2011-02-25)だと思います。
(AsakusaFWを実際に作っているのはashigeruさんなので、AsakusaFWのコンパイラーはAshigelコンパイラという名前らしいです(笑) 最近は「ashigelコンパイラ」という言葉は見かけませんね。なんだか懐かしいw)
(そういえば、2011-03-11に大地震があって大変でしたね…)
実際に公開された(AsakusaFWがダウンロードできるようになった)のは2011-03-31です。
ニュースサイト等にリリース情報が出されています。
当時はAsakusaFWはウルシステムズという会社が開発していたので記事にはウルシステムズの名前が出ていますが、現在はノーチラス・テクノロジーズ(2011-10-03設立)が開発しています。
ちなみに、ノーチラス・テクノロジーズ設立時にニュースサイトによっては「Hadoop専業」みたいな書かれ方をしていましたが、別にHadoop専業ではないです。
詳しいことを知りたかったらokachimachiorzさんに聞いてみて下さい(笑)