「アベノマスク」希望者に配布へ…在庫８２００万枚、保管費用が問題に

　松野官房長官は１５日の記者会見で、安倍政権が新型コロナウイルス対策として配布した布マスクに

関して、希望する自治体や個人に配布する考えを示した。


　政府は昨年３月以降、介護施設などに配布するため、計約２億８７００万枚のマスクを調達したが、

今年３月末時点で約８２００万枚が在庫となり、保管費用が問題となっている。マスクは、多額の調達

費用などから「アベノマスク」と揶揄（やゆ）された。


　松野氏は「災害備蓄や地域住民への配布などで活用していただく」と語ったが、政府内では「最終的

には廃棄しかない」（首相周辺）との声が漏れている。（読売新聞　12/15　水)


我が家にも未使用のアベノマスクがあります。配布されても不織布マスクの使用が有効との報道もあり、

使うことを躊躇した人も多いでしょう。実際に病院などでは受付に注意書きがあるとこもあったと聞い

ています。最近の政府与党の無駄使いには目に余るものが多い。普通に考えて必要のない物だと思い至

らない人々が権力側に居るとこういう事態になるのだと痛感します。残念ながら先の衆院選でも批判票

が増えなかったので、このままの状況が続くことになります。本当にいいのでしょうか。