よしーの世界

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国交省統計書き換え 首相、第三者委で検証明言「再発防止を」

2021-12-17 06:37:31 | 政治
 岸田文雄首相は16日午前の参院予算委員会で、国土交通省による「建設工事受注動態統計」の二重計上問

題に関して「内部の人間だけではなく、検事OBや弁護士をはじめとする第三者委員会で経緯や原因を検証す

る」と述べ、1カ月以内に経緯や原因について検証結果をとりまとめるよう斉藤鉄夫国交相に指示したことを

明らかにした。岸田氏は「こういった事態が起きたことは大変遺憾であり、再発防止を行い信頼回復につな

げなければいけない」と述べた。立憲民主党の白真勲氏の質問に答えた。


 斉藤氏はこの問題について、会計検査院から指摘されたことを受け、2020年1月~21年3月分は都道府県が

データを書き換えない「改善された方法」による集計を行いつつ、国交省の職員が引き続きデータを書き換

え、二重計上を続けていたと説明。白氏は「会計検査院の指摘を無視したということではないか」とただした

が、斉藤氏は「古い方法を継続させたのは対前年度比較のためだった」と述べた。(毎日新聞 12/16 木)


このところ安倍政権時代の不祥事があぶりだされているのは偶然の一致ではないだろう。アベノマスクも赤木

さんの問題も、そしてこの国交省の書き換えが2013年から始まって今年の4月までということは、その時の最

高権力者に忖度したと捉えられて当然の事態だ、イマイチ地味な印象の岸田内閣にすれば安倍政権下での問題

を表に出して、最近やたら元気な安倍元総理の勢力を削ぎたいのかもと、うがった見方をしてしまう。


日本に正義が通用しなくなって久しい。自分さえよければいいのだ、という風潮が蔓延し政治家も官僚も、大

企業も一般の国民も見つからなければ、OKという気分になっている。おそらく一番の権力者たる日本の首相

が罪を罪とも思わないのだから当たり前のことだ。不正をした政治家、官僚、企業の幹部からしっかり罰して

いかなければ日本の未来はない。
コメント
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