参院選きょう公示 物価高対応など争点に

　参議院選挙がきょう公示されます。物価高への対応などが争点で、来月10日の投開票に向け18日間の

選挙戦がスタートします。


　今回の参院選は、改選124議席と神奈川選挙区の欠員補充1議席のあわせて125議席を争うもので、選挙

区・比例代表をあわせおよそ530人が立候補を予定しています。


　岸田総理は自民・公明で56議席以上を確保し、非改選の議員も含め与党で過半数を維持したい考えです。

一方、野党側は前回は32の「1人区」すべてで候補を一本化できましたが、今回は11の選挙区に留まって

いて、勝敗への影響が注目されます。（TBS NEWS　6/22　水)


参議院選挙は候補者が乱立気味です。野党側が共闘出来ないので与党である自公に有利な選挙になりそう

です。しかしこの選挙が終われば、しばらく選挙はありません。自公が勝利すれば政権は今までの政策を

進めるだけでしょう。


岸田総理は節電した家庭や企業に電力会社のアプリを通じてポイントを付与する制度を発表しましたが、

この制度で利益を得るのは大手電力会社です。中小企業や一般家庭ではただ単純に電気料金の負担を軽く

してほしいだけですが、全くちぐはぐな政策でしかありません。


岸田総理は消費税を減税することに反対のようですが、給付金制度は多額の実施費用がかかりながら、杜

撰な運用で不正請求が後を絶たず、困窮する人に全然届いていないのです。今のままでも自公は選挙で一

定以上の成果を上げると思われます。選挙に行って投票率を上げるしか（杉並区の区長選挙のように）他

に手はありません。