よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

東京五輪談合 組織委、特命随契を頻発 競争契約の1.5倍

2023-02-23 07:20:52 | 政治
 東京オリンピック・パラリンピックを巡る談合事件で、談合があったとされる2018年度から大会が

閉幕した21年度までに組織委員会が結んだ契約のうち、特命随意契約の件数が競争契約の約1・5倍に

及んだことが組織委の清算法人への取材で判明した。契約総額も約1・2倍と上回った。会計法は、国

などが結ぶ契約は競争契約が原則で随意契約を例外とするが、組織委では逆転していた形となる。


 特命随契は、発注側が指定した1社のみからの見積額を基準に契約金額を決めるため、相場より高く

なりやすい。組織委公表の大会経費1兆4238億円は東京都が5965億円、国が1869億円と巨額の公費で

負担するが、特命随契の頻発が経費膨張を招いた可能性がある。(毎日新聞 2/22 水)


大金が動くところに、このような話はいくらでも転がっている。国民の税金はあらゆるところでかす

め取られているのだ。日本にはお上意識が強くあって信用しているわけではないが、そこまで酷いこ

とはさすがにしていないだろう、と信じている国民が多い。しかし長年権力を保持し続けている自民

党に上級国民の意識が高く、その下で働く官僚は自省(出世)に有利に働く仕事をしたがる。


今回安部氏が亡くなったことで、タガが外れたとしか思えないような事態が進んでいる。健在であれ

ば五輪談合の話が表立って出てこなかった可能性がある。検察は徹底して究明してほしい。政治家の

介入まで踏み込めれば一番いいのだが。
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José James: "Lovely Day" | International Jazz Day 2022

2023-02-22 06:27:51 | 音楽
昨日の関東地方は北風が冷たく、寒い一日でした。日曜日がやたら暖かだったので体に堪えましたねぇ。

今日は風も収まるらしいので太陽の恩恵を受けそう。体調など崩さぬよう、ご自愛ください。


José James: "Lovely Day" | International Jazz Day 2022



私のイチオシ!ジャズ・ヴォーカルと言えばホセ・ジェイムズです。去年の映像が見られるとは、髪型

が昔見たモノとは激変していました。リラックスした感じでグッドです。
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早春の生田散歩続き ~生田緑地園内~

2023-02-21 06:34:22 | 日記
土曜日に生田緑地に散歩に行った話の続きです。梅園を満喫した後に公園内をぶらぶら。



ここは本当に広くて、沢山の人が遊んでいるのに全くうるさく感じません。子供たちの歓声もアクセントに

聞こえる位で和みます。



園内のメタセコイアの森は圧巻です。樹の高さが凄くて圧倒されました。



藍色でとてもキレイな実を発見!植物名が分からないのが残念。



ミツマタは形状が面白いくて、見入ってしましました。ガウディじゃないけれど、自然は思いもよらない形

が多い。



客車は子供たちに大人気で、きゃあきゃあ言いながら乗り込んでいました。



ここのD51は保存状態がよく美しい!正面から見ると迫力があります。



SLの前で記念撮影する人が大勢いて微笑ましい。コロナもかなり落ち着いてきて、公園にも人が戻りつつ

あるようです。早く今までの普通の暮らしが出来るようになってくれるといいのですが。
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早春の生田散歩 ~梅園~

2023-02-20 06:27:56 | 日記
土曜日は早朝寒かったのが日中はグングン気温が上昇し、この時期にしては暖かな一日。我が家から近い

生田緑地へ散歩に行きました。



入口の大きな立派な木の看板。



園内を真っすぐに歩いて行くと梅園の入口があります。ここの階段は結構ありますよ。マスクをしている

と息が上がる。



梅林の梅は全体では3分咲き程度、樹によって満開のモノもあります。



小ぶりの可憐な花が愛らしい。



紅梅も沢山のつぼみが膨らんでいて、今にも開花しそう。来週にはかなり咲くのではないでしょうか。



去年訪れた時にはもっと肌寒く、梅もあまり咲いていなかったように記憶しています。それでもこの日より

人が多かったような。



生田緑地の梅園はベンチもあって、ゆっくり梅を鑑賞することも出来るし、静かで落ち着きます。梅林もな

だらかな斜面になっていますので、足元は注意が必要ですが、上からの眺めがとてもいい。
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自衛隊の転機   柳澤協二

2023-02-19 07:55:10 | 
豊富な経験と考察を元にした、冷静な論理的議論は読んでいて本当に気持ちいい。自衛隊に関して

このように突っ込んだ話を初めて聞いた。著者は元防衛官僚で小泉、安倍、福田政権で働いていた。

丁度日本がアメリカの要請に基づき自衛隊を海外派遣に出した時期で、政治家のご都合主義と外務

官僚の思惑に振り回されながら、自衛隊の処遇に関して、深く悩んでいいたことと推察される。当

時「非戦闘地域」や「武力行使との一体化」という概念は著者から見ても、相当矛盾をはらんだも

のだったと書いている。


第二章で著者と元陸幕長冨沢暉氏、元国連PKO幹伊勢崎賢治氏との鼎談は互いの立場の違いから

伯仲したものとなり、非常に熱が入っていて読みどころだ。現場を預かるトップの元陸幕長は自衛

隊の海外派遣に対しての「大義」に拘る、危険な地域に赴くのだから当然だ。しかし、政府は派遣

される自衛隊員の気持ちなど考える余裕もない。


さらに元国連PKO幹部の日本は「どう出すか」の議論に対して、国際社会では「「問題にどう対

処するのか」だと指摘する。そして先進国はすでにPKOに自軍を出さなくなっているという現実

を明らかにしている。


本書では「アメリカに追随するだけでいいのか」という疑問が明示される。混乱を極める国際社会

において、アメリカは世界の警察の任から降りた。日本はアメリカに頼りながらも、独自の立場を

取ることを求められる。本書ではこれから大国同士の争いが無いだろうと予測しているが、残念な

がらウクライナ侵攻が起こってしまった。現在の政権の軍部拡張路線は単純すぎると思える。外交

の苦手な日本だが、世界に意識を置いて、未来を創造しなければいけない。


   自衛隊の転機   柳澤協二                NHK出版新書
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