枕草子の枕

気になる出来事

清少納言ちゃんの男性観

2014年10月16日 | 日記

清少納言の枕草子、私も同感、いつの世でも変わらないンだな~・・・って学生時代思っていて好きだった。

 

テレビ番組、Eテレの「100分de名著」、

今回は

そんな、勝手にマブダチ、同胞と思っている清少納言ちゃんの「枕草子」だ。

今回、山口仲美先生。 日本語訳、最高です。山口先生も、納言ちゃん同様かわいい!!なんて云ったら失礼ね。

 

 

              

学生時代、授業で取り上げた箇所は、それは文科省推奨?青少年に当たり障りのない部分、

「春はあけぼの・・・」とか

「にくきもの」の段から「いそぐことあるおりにきて・・・」とか、その辺。

 

でもね、本当に納言ちゃんの真価、さっすがぁ~!!同感!!!って思うとこは、何たって男について。

オ・ト・コの観察眼、審美眼。

かっこいい男、いい男、マナーのある男・・・・

 

 

皐月の長雨のころ、上の御局の小戸の簾に斉信の中将の寄りいたまえりし香は、

まことにをかしうもありしかな。その物の香ともおぼえず。

 

斉信中将さまの香りったら、ホント、ほれぼれしちゃったわ!!って。

いい男たるもの、加齢臭やら親父臭なんて論外よ。

 

好き好きしくて人かず見る人の、夜はいづくかにありつらむ。

暁に帰りて、やがて起きたる

ねぶたげなるけしきなれど、硯取り寄せて、墨こまやかに押し磨りて、

事なびしに筆まかせてなどはあらず、

心とどめて書くまひろげ、姿をかしう見ゆ

 

色好みで多くの女性とかかわりを持つ男が、夜はどこに泊まっていたのかしら

夜明けに帰ってきて、寝もせずに心を込めて、後朝の文を書いている、

そのしどけない姿、と~~~ってもステキ!!ですって。

 

「あ~疲れた」なんてぐうぐう寝ちゃう。

ダサ~~イ

物思いにふけって、逢瀬の余韻を楽しみ、朝食だってガツガツ食べたりなんかしない。

 

でも、仕事となれば、さっと切り替えて身をただし、クールなビジネスマンに変身!!

でもでもでもでも

 

ふとよみさしで、返事に心移すこそ、罪得らむと、をかしけれ。

 

お勤め中だってね、たとえば大事な会議やプレゼンの最中とか、携帯やスマホがブルブルして

女性からの返信メールだったりすると、もう顔はポーカーフェイスでも

会議やプレゼンそっちのけ、その女性のことで頭いっぱいなんて男・・・おっかしいわぁ~、ステキよ。

 

なんて納言ちゃん云ってるはず。

私がかってに今風の状況で想像して代弁してみました。

 

そのほか、

ささっっと、誰にも気づかれずに帰ってくれればいいのに、あわてふためきガタガタ大きな音をたてる人。

融通の利かない人

別れた元カノの話をする人

やぁ~ね!って。わかるよね~。

 

  

そして、話は変わって・・・

いろんな仏像さまのイケメン具合に最近興味があり、仏像を特集してた雑誌「サライ」を買ってみた。

国宝展も見に行くつもり。

ツレの実家の菩提寺にはたくさんの仏像が並んでいるプチ博物館的な建物があり

いろんな表情を見ているうちに仏像になんか、興味をもつようになった。

 

 

そんな中、特集記事とは全然別に、俳優仲代達也さんの記事があった・・・

齢81。 うわぁ~~~、ちょーかっこいいの

  ダンディ~~~~。

      いとをかし!!(超すてき)