Route 136

国道136号線―セラピストの日記

アロマテラピー検定

2010年06月09日 | アロマテラピー
アロマテラピーアドバイザーの検定試験の結果がでました!
生徒さん2人とも合格です
うれしですね

限られた時間の中で、限られたことしか教えられないのは歯がゆいことですが、授業で学んだ知識をお仕事の中で生かし、1のキーワードから10の知識へと広げていっていただきたいと思います。

アロマテラピーはもともと古い薬学であり、植物学であり、医学でもあるので、ともても奥深いものです。深めれば深めるほど哲学的な答えもでてくるかもしれません。


アロマテラピーを勉強していて印象的だった言葉があります。

それは「アロマテラピー」という言葉そのものを造ったフランス人化学者 ガット・フォッセが残したものです。


  自然の物質は全体的な純粋なかたちで使うべきである

            全体はその部分の総和よりも大きい―


化学的に開発されるものは、まず自然界のものを分解し、そこから有効な物質だけを取り出し、不要なものは取り除きます。全体というよりは部分を重視します。
しかし化学を極めた彼が導きだした結論は、できるだけ手を加えず、自然な状態でそのまま使う―全体を重視するものでした。

これは自然療法の真髄そのものです。

アロマテラピーを勉強した皆さんが、これからどのような言葉と出会い、どのように知識を広げていくのか楽しみです