Route 136

国道136号線―セラピストの日記

セレブなベテラン主婦のお言葉

2010年05月29日 | お客様語録

A:いつどこで死ぬかわからないわよね、、、楽しんでいかなきゃ!

青木:(死は)年齢関係ないですもんね。

B:でもいろいろ大変なことばかり…

A:(そんなこと忘れて)奥さん、天草取りに行きましょ♪

※陸に上がった天草はとっていいのですが、海の中のものはです

人生楽しまなきゃ、損です

不眠症について

2010年05月28日 | 心・体
お客様で不眠症の方が意外と多いです。
肉体的な原因としては頚のコリがあります。
頚が硬くなると交感神経が強く働いてしまうので、夜でも覚醒モード・戦闘モードの状態になってしまいます。これでは眠れませんよね。

対応策としては…盲点になっている部分を取り上げたいと思います。

□後頭部または仙骨(お尻の逆三角形の骨)を弛める
 4本の指で円を描くようにグリグリとマッサージ、あるいはホットタオルをあてる。
 後頭部付近や仙骨には副交感神経幹がありますので、ここの緊張をとることでリラックスモードの神経である副交感神経が強く働き始めます。

□肋骨を弛める
 両手を上にあげ、左右の手を組み、体を横へ倒します。ただ横に倒すのではなくて、延びて気持ちよいラインがありますので、そのラインを見つけて伸ばします。
このようにすると肋骨が弛むので、関連して頚も弛んできます。

□筋肉の使い方を見直す
 肩・頚の凝りやすい方は、何かの作業をする時に肩を引き上げて作業しています。
腕筋や背筋を使うべき時に肩の筋肉を使ってしまっているので、意識して肩を引き下げるか、力を抜いて作業してみてはいかがでしょうか。

□時々上を向く
 デスクワークやいつも下を向いて作業している方は頚の骨のアーチがまっすぐに変形しやすいので、時々上をむいて、頚の骨を硬めないようにしてみましょう。

□カフェインをいっさいとらない日を作る
 まさにこれが盲点となっているところなのですが、緑茶・コーヒー・紅茶・ウーロン茶・ジャスミン茶にはカフェインが多く含まれています。私も緑茶が大好きなので一日に何杯も飲んでしまうのですが、16時以降は飲まないようにしています。本当になかなか眠れない方は眠れるようになるまでカフェイン抜きの生活をしてみましょう。
これでけっこう眠れるようになった方が多いです◎


□寝るためのムード作りを体のためにしてあげる
 寝る前は明るい電気の下よりは薄暗い中(間接照明)に身をおいてあげましょう。
 リラックスできるアロマを焚くのもいいです。私は昨晩レモングラスを焚いて寝ました。覚醒作用のあるペパーミントやローズマリーでも好きな香りならOKです。ラベンダーの成分が不眠症にいいことは科学的に証明されていますので、初心者の方は真正ラベンダーがおすすめです。

□午前中に太陽の光を浴びる
 眠りのホルモンであるメラトニンが太陽の光をうけて分泌されるので、午前中の15分は光の刺激を体に与えてあげましょう。太陽の光は3.86×10^26ワット
(386000000000000000000000000ワット)。電球では到底及びません。

すでにご存じの内容もあるかもしれあせんが、参考になれば幸いです。

眠りは健康の基本です。深い睡眠がとれていればそれだけでも整体効果があります



施術について

2010年05月26日 | 日記
私たち専門職は年数を重ねるごとに技術(施術方法)が変わっていきます。

一番最初に習った技術はトリガーポイント療法でした。

トリガーポイントは筋肉の硬直部分の核になっているところ(コリの中心)で、ツボ(経穴)の位置とある程度一致しています。
そこを拇指で持続的に圧していくのですが、受けている感じとしては、施術者が一点しか圧していないのに、痛みが分散していくような心地よさを感じ、筋肉の負担が少なく、効率よく弛めることができます。

しかし、施術者はただ圧すのではなく、コリのある場所(トリガーポイント)を正確に捉え、圧している角度や深さを意識しなければなりません。
これは一種の職人技なんですけど…トリガーポイントを見つけ、弛めるのは何気に楽しいです(笑)

施術の基本は体幹(胴体・正中線)や背面全面を万遍なく弛めることが主流ですが、12年目の私の結論としては、どちらかというと、体幹よりは四肢(手足)、そして正中線よりは側面(肋骨・臀部)を意識して施術しています。

背骨は神経の出発点なので、ストレートな刺激は避けた方がいいのではないか、と思うことと、周りから弛めた方が背骨の負担が少ないうえに早く弛むからです。

そして、肋骨は呼吸の要。

肋骨が弛むことで深い呼吸ができ、内臓の働きが活発になって循環もよくなりますので、自己治癒力が呼吸とともに高まっていきます。

あともう一つ、ペンフィールドのマップ(脳の中のこびと)はご存じでしょうか?
上の図をみてもわかるように、脳の中(体性感覚野)の手や足の機能を司る部分って大きんですよね。それくらい体にとっても重要な器官であることがわかると思います。

ということから、私の施術の主眼点が末端(指先)へと変わっていったわけです。

施術の変化は流行やニーズもありますが、経験や感覚から生まれたもの・学んだものからでも大きく変わっていきます。

しかし、人の体というものは難しく…

全てのお客様に↑のような方法が効くとも限らず…

なかには背骨沿いが辛いから、とにかくここを圧して気持ちよく弛めてほしいという方もいらっしゃいます…。
それはそれで体が訴える大切な感覚です

お客様のニーズと体をいかに整えていくかを旨に、これからも技術革新に挑んでいきたいと思います。

技術革新 なんか偉そう

どうぞこれからもよろしくお願いします

手作りシップ

2010年05月24日 | アロマテラピー
土肥のお祭り(10月)のフラメンコの練習が始まっています。
何気に楽しいです
(いっぱいいっぱいな)青木の指導のもと、セビジャーナス(スペイン盤盆踊り)とタンゴを踊るのですが、お姉さま達、初めてのわりに覚えも早く、うれしくなってしまいます♪

手始めに腕と手の動きを特訓しているのですが、いつも使わない筋肉を長時間使ったため、青木の手の甲に痛みがでてしまいました。

仕事にひびくといけないと思い、さっそくアイシング。
使いすぎたあとはとにかく冷やすのが一番!
冷シップでもいいのですが、人体実験をかねて、手作りシップを作ってみました。

クレイ(モンモリロナイト)
ビワの種チンキ
精油(ペパーミント・ラベンダー)
をゼリー状になるまで適量混ぜ、患部に塗布。

冷んやりしてかなり気持ちいいです~

チンキのアルコールとペパーミントの冷却・抗炎症作用
ビワとラベンダーの鎮痛・鎮静・抗炎症作用
クレイの(老廃物)吸収吸着・抗炎症作用

が効いたのか、翌日、痛みがかなり軽減し、翌々日は全く消えました

皆さまも疲れた筋肉様にお試し下さい


お祭りまであと4カ月。
こんなご時世だからこそ、あっぱれ行きたいですね~

 Vamos