Route 136

国道136号線―セラピストの日記

筋肉・骨の癒し

2011年05月28日 | 心・体
お客さんを施術して思うことは…
もうこれって治らないでしょ?
とあきらめている方が多いということです。

体は骨という骨組があり、そこに筋肉が張りついて伸び縮みをし、自由な動きをするようにできています。
そしてそれ以外の組織(靭帯や腱等)が骨と筋肉をうまくまとめてくれています。
だから簡単にいってしまえば、メインの骨や筋肉を癒してあげればいいのです。

そうすれば膝が曲がらなくなったり、肩があがらなくなったり、腱鞘炎等、いろいろな症状を防ぐことができます。

本当にちょっとのことでいいのです。
筋肉は自ら縮むことしかしません。
筋肉を使いすぎると縮んだまま固まってしまいます。
だから伸ばせばいいのです。ストレッチ。
ストレッチをするときに意識していただきたいのは、伸ばす方向・角度です。
ちょっと傾けるだけでも筋肉の伸びるラインが変わってきます。
一つのポーズで少しずつ向きを変えながら伸ばすと、たくさんの部位を伸ばさなくても十分効果があります。
手の指で試してみて下さい。
体はつながっていますから、一部位が修正されるだけで全体が変わってきます。
これは筋肉同士のひっぱりがなくなったり、骨が筋肉に直接ひっぱられることがなくなるためです。
ですが、体全体がつながっているとはいえ、手と首・肩/足と腰の関連性は強いので、肩こりを改善したければ手指のストレッチをメインにやったほうがいいです。

もう一点意識していただきたいのは、ただ伸ばすのではなくて、ストレッチしながら伸びているのを感じてあげること―
そうするとそこにたまっていた感情がながれることもあります。
伸ばしながら嫌な思い出が浮上してきたら、その時に体験した感情がクリアーになったのかもしれません(笑)
嫌なことを経験している時は、どこかの筋肉に力が入っているものです。
力を入れて筋肉を硬くすることで、身と心を守っているのです。
縮んでいるところはいろいろなものがたまっていたり、栄養が足りていなかったり、よどんでいます。
だから伸ばして、そこの筋肉にいっぱいの血液(酸素・栄養)を送ってあげて下さい。


使いすぎた時は特に。

曲がらなくなった膝が曲がったり、開かなくなった手が開いたり、上がらなくなった肩があがるようになります。

筋肉・骨の癒し

地道に コツコツ…

伸びて、筋肉や骨が解放されると、循環がよくなって気持ちよくなります。

自分をどれだけガチガチにして、自分をどれだけ束縛していたかがわかると思います。

ビフォア―アフターでの体の違い、感じてみて下さい。
この気持ちいい体験がとても大切なのです。




「マッサージしたって2~3日くらいしかもたないでしょ?」
確かにそうかもしれません。
でも体はその気持ちいいリラックス体験を深いところで覚えています。

一瞬でも束縛から解放してあげるとどんな思いがしますか?

この解放がないと、たまったままでいろいろなものが治りません。

もうこれって治らないでしょ?

あきらめていませんか?? 

指一本のストレッチから初めてみませんか

   

◆足の指は一本一本回し、その後、足首を回す。逆回しも加えてやってみて下さい。

◆手の指は反らす角度を微妙に変えながらいろいろなラインを伸ばしてみて下さい。

※こう見ると、自分の手ってマッチョだな~と思ったのでした…(汗)