Route 136

国道136号線―セラピストの日記

中学生の膝痛

2011年11月28日 | 心・体
中学校で野球をやっている男の子が膝が痛いとやってきました。

症状を聞くと、一般的にいう成長痛の要素と下肢の筋肉の使いすぎが原因だなと思いました。
でも夜間痛がでていなかったので、どちらかというと筋肉的な疲れが大きなと思い、下肢をさわってみたところ、彼の場合、ふくらはぎがかなり硬くなっていることがわかりました。

そこで足首と腰を調整し、ふくらはぎの筋肉を繊維にそって骨が正しい位置にくるようにアロマオイル(ラベンダー・ペパーミント)でゆるめました。

最後に下記のストレッチで足首の柔軟性をみたところ…
  

体がぐらぐら揺れていました
ということは…まだふくらはぎから足底にかけての深部の筋肉がゆるんでいないんですね~。

筋肉を一度にゆるめるには限界があります。
なので
痛みがおさまるまでこのストレッチをやるようにと念をおしておきました。
特に運動前と運動後に。

筋肉は何度もアプローチしないと認識してくれないので、ストレッチなどのエクササイズを繰り返し繰り返しやって、正しい状態を覚えさせる必要があります。

これをやるとやらないでは今後にかなりの差がでます。

また同じような症状が出た時に対処できますし、実際その症状がでにくくなったりもします。

ですので、カナロアではその人にとって必要なエクササイズ(ストレッチや筋トレ等)を施術後に提案しています。


次の日、彼のお母さんからメールがあり、かなり症状が軽くなったとのことでした。
「○○君がストレッチをちゃんとやっているかどうか監視してくださいね
と返信しておきました