朝晩も冷え込み始め、衣服の調整が難しくなってきました。そろそろ公園の「カエデ」や「ツタ」も衣替えの頃です。
朝からの会議が終わり、しばしの休息。ふと駐車場の奥に目を遣ると斜面に黄色い花が揺れていました。 近づいて見てみると、形は大振りな野菊のような花。根元を見ると濃い緑の大きな特徴のある葉っぱ。「ツワブキ」です。こちらの葉柄も「フキ」のように食べられるそうです。「キャラブキ」みたいにして食べるんでしょうか?
そういえば秋といえば柿ですが、祖父がよく山から採ってきてくれたのが「キャラ柿」でした。名前の由来は、「実」にたくさんのゴマがあり、お香の「伽羅(きゃら)」のような色をしているからとのこと。「キャラブキ」の伽羅もその色からです。この甘い柿は昭和天皇も大変好まれていたとか。そしてこの樹は樹齢が数十年以上にならないと甘い柿は実らないそうです。最近それらしい柿を食べてみても、渋くておいしくなかったのはたぶん樹齢が若かったのでしょうね。
少年時代の柿の甘さを思い出したひとときでした。
[くり]
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