HIROの周辺

日々の暮らしの出来事をスナップ形式で切り取っていこうと思います。FC東京の事、登山の事も含めて。

ハイキングクラブ 2021年夏合宿 涸沢・奥穂高・北穂高 最終日

2021年09月14日 | ハイキングクラブ

9月13日(月)

昨晩は早々にテントに戻り、熟睡したお陰で、

頭痛も去り、爽やかな朝を迎える事が出来ました。

東の空は明るいのですが、

涸沢カールのモルゲンロートは残念ながら見えず。

晴れているとテントの撤収も快適です。

穂高岳山荘から降りてくる2人を双眼鏡で確認し

ケンちゃんとマオちゃんが合流し、下山開始。

涸沢キャンプ場、素晴らしい時間を有難う。

数週間後の紅葉に照準を合わせている登山客が多いのか、

テント場がそんなに混んでいなかったのはラッキーでした。

トイレが遠いのが大変でしたが、

やはり涸沢はいいですね。また来たいと思います、

横尾から唐沢までのこの登りがなければ(笑)。

 

こんな道よく登ってきたなと思いながら下山。

今日登ってくる登山客が休憩する本谷橋を過ぎ、

蝶ヶ岳の尾根が望める下山道を下り、

さらに歩いて、漸く横尾大橋に到着。

 

ここで各自昼食を取り、バスの時間の兼ね合いもあるので

会話もなくひたすら上高地を目指します。

でも、途中の徳沢園でどうしてもソフトクリームが食べたくなって、気持ちを復活させ

さらにずんずん下って明神で小休止した後、漸く上高地・河童橋に到着。

上高地バスターミナルから何とかバスに乗れて、沢渡の駐車場に到着。

2台のエクストレイル君で一路東京へ戻りました。

 

誰もが憧れる涸沢キャンプ場を拠点にして、奥穂高岳から北穂高岳経由の今回のコース、

本当にいい経験をさせてもらいました。

過去、西穂高も槍ヶ岳も登ってはいますが、その山々を繋ぐナイフエッジの長く急な稜線を

自分の目で実際に見て、その激しさ凄さを体感出来ました。

で、7人全員無事に降りてくることが出来たことが何より。

みなさん本当にお疲れ様でした。いい夏の思い出を作れました。

 

今回の個人的なレビューも改めてしたいと思います。

コメント (1)

ハイキングクラブ 2021年夏合宿 涸沢・奥穂高・北穂高3日目

2021年09月14日 | ハイキングクラブ

9月12日(日)

朝焼けの美しい朝です。常念岳が中央に聳えています。

ここに来られたからこそ見れる朝焼けの景色を目に焼き付けます。

頭痛は抜けないけど、朝ごはんは美味しくてご飯お代わりしました。

朝の休み時間を利用してマオちゃんが涸沢岳まで先導してくれることに。

穂高岳山荘を振り返ると、奥穂高岳の右手に昨日頂上からは見えなかった西穂に続くジャンダルム。

遠くから見ているだけでもスリリングです。

ガレた道を登り続け、約20分で涸沢岳(3,110m)登頂。

涸沢岳の頂上からは、奥穂高岳・北穂高岳に続く稜線の先に槍の穂先がくっきり。

ここでマオちゃんとはお別れ、本当に有難うございました。

さあ、ここからが本番です。気を引き締め直しましょう。

涸沢岳頂上を過ぎてすぐ、長い長いガレ場の急な鎖場です。

この鎖場の下りはなかなかスリリングでした。

涸沢槍から涸沢のコルまでは鎖と梯子の連続で、

鞍部までは全く気が抜けませんでした。

降りる時、足場の見えない場所で足場を探すのは怖いものです。

足場も鉄杭だけのところも多いのですが、それでもあるだけマシです。

その後も狭い足場の連続で、落ちたら真っ逆さまの場所を慎重に進みます。

涸沢岳から約2時間、ようやく北穂高岳が間近に見えてきました。

ここを登ればあともう少しです。

ようやく北穂高岳南峰(3,106m)に登頂です。

ここからは先ほどの道に戻り、南峰を巻くような形で北峰に向かいます。

で、漸く北穂高岳北峰(3,106m)に登頂。

スリリングな時間でしたが、なんとかここまでたどり着けました。

頂上直下にある北穂高小屋で、槍ヶ岳山荘から来てくれたケンちゃんと会えました。

北アルプスの急峻な山並みをこんなきれいなテラスで見渡しながら

昼食を食べて、漸く落ち着けました。

小屋の奥に行ってみると、眼前には槍に向かう長谷川ピークと大キレットが。

ここはもっとスリリングだ。

休憩も終え、北穂高小屋を後にし、また北穂高岳北峰に登り返し、再度記念撮影。

直下の分岐で、穂高岳山荘に向かうケンちゃんと別れ、涸沢キャンプ場に向かいます。

無事に奥穂高岳から北穂高岳の稜線を超えられたので、

安堵がこみ上げてきましたが、どっこいここから涸沢のキャンプ場までの道が長かった。

歩いても歩いても標高が低くなっている感じがしません。

ガレ場の長い下りは足にきます。

涸沢キャンプ場から奥穂高に行く登りよりも、北穂高に向かう登りの方が

絶対きついよなあと思います。それでもここを登ってくる健脚は後を絶ちません。

でも、なんとかなんとか涸沢のキャンプ場に戻ってこれました。

今日の頑張りを労うのは、やはりこれしかありません。

一昨日は売り切れていた生ビールで乾杯。

7人全員、無事に戻れました。

ここからは毎年恒例のシェフの創作料理の時間となり、

リュックからは粉物まで飛び出し、お好み焼きまで焼き始めて、

和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。

長い1日でしたが、天気にも恵まれて、素晴らしい景色を堪能することができました。

皆、事故なくここに戻ってこれたのが、本当に良かった。

宴の途中で眠くなり、一足早くテントに。

今日はゆっくり寝るぞ。

コメント (1)

ハイキングクラブ 2021年夏合宿 涸沢・奥穂高・北穂高2日目

2021年09月14日 | ハイキングクラブ

9月11日(土)

残念ながら涸沢カールのモルゲンロートは拝めず。

今日はザイテングラートを超えて穂高岳山荘から奥穂高岳へのアタックです。

背後に見える涸沢小屋のテラス経由で登山道に入ります。

高度を上げるにつれ、キャンプ場のテントが小さくなっていきます。

ザイテングラートまでは、山肌を斜めに登り続けます。

朝一番の登りはなかなかきついものです。

登り始めて1時間、ここから漸くザイテングラートに入ります。

鎖と梯子の続く道を登り続け、

漸く、靄の中から建物が見えてきました。

穂高岳山荘に到着です。

目の前に聳える奥穂高岳は雲の流れも速く目まぐるしく天気が変わります。

回復を待ってまずは小屋で腹ごしらえ(味噌ラーメン美味しかった)。

天候は回復しないのでいざ出発です。

穂高岳山荘の屋根がみるみる小さくなります。

登り始めてすぐの梯子を超えると、あとはガレた道を登っていきます。

穂高岳山荘から約30分で奥穂高岳(3,190m)に登頂です。

山頂からの景色は拝めませんでしたが、嬉しいものです。

 

もう天候回復の兆しは全くないので、注意しながら下山します。

 

無事に山荘に到着出来ました。

7人部屋をアレンジして頂いて(マオちゃん感謝)、夕飯まで部屋で歓談。

70数名の夕食を3回まわすようです。小屋の皆さんご苦労様です。

17:00から夕食です。

こんなに豪華な山小屋の夕食。本当に久しぶりに3回おかわりしました(笑)。

憧れの穂高岳山荘に来られて感慨深いものがあります。

感心したのはコロナ対策。敷布団と掛け布団、そして枕に全て不織布シートで

布団に直接触れないように徹底されています。もちろん登山客は黙食、マスク。

高度に順応できないのか、頭痛が激しく夜は往生しました。

でも、明日は今回の夏合宿最大の難所です。しっかり回復しないと。

 

コメント

ハイキングクラブ 2021年夏合宿 涸沢・奥穂高・北穂高1日目

2021年09月14日 | ハイキングクラブ

9月10日(金)

 

3:00にいつものセブンイレブンを出発。

今回は7名での夏合宿です。

松本インターを降りて沢渡駐車場に車を停め、そこからバスで上高地バスターミナルへ。

今回の合宿がようやくスタートです。

 

ここからは涸沢キャンプ場まで約6時間の行程です。

河童橋を過ぎ、

明神で軽く休憩し、

徳沢園で休憩し、

ここまで約3時間。ようやく横尾まで到着。

この橋を渡ると、登山のスタートです。

横尾谷沿いの殺風景なガレた左岸を過ぎ、登山道に入って約45分で本谷橋に到着。

ここで多めの休憩を取り、ここから長い長い登り道が続きます。

今回、私のリュックは約15キロ。みんなのリュックを見る限り

他の人よりは軽いかもしれませんが、この重量が私の限界かもしれません。

Sガレを過ぎ、この辺りでは相当腰にきていましたが、なおも登りは続き、

なんとかリーダーのペースに付いて行きましたが、

この辺りは辛すぎて正直よく覚えていません(笑)。

でもなんとか涸沢の分岐まで到着し、

でも、キャンプ場のテント場確保がありますので、満身創痍の体に鞭打って(笑)、

ヒュッテ側を歩いてようやく(ようやく)涸沢ヒュッテが見えてきました。

ここからまだ先にあるキャンプ場に移動して、受付の長蛇の列に並び

テント料金とコンパネ代を支払い、ようやくキャンプ場へ。

キャンプ場はこんなにガレた場所。よくできたもので1日500円でこのコンパネが借りられます。

でもこれがあったお陰で、いつものテント泊より快適な夜を過ごせました。

そして、涸沢カールが目の前にど迫力で広がる絶好の場所を確保し、

テントを張り終えて、みんなで涸沢ヒュッテのコテージに向かい

とにかく、今日頑張ったご褒美を。

本谷橋から涸沢までの登りは本当にキツかった。

でも個人的には先月御前山の練習山行に行っておいて本当に良かったと思います。

この後、テント脇で各自夕食。

掲示板には山岳遭難発生状況が。明日行くところで一人お亡くなりになっています。

しっかり休んで明日に備えます。

 

コメント (1)