放浪の記録

バイクツーリングの備忘録みたいなもの、だったのですが、最近ではお散歩花写真の記録になってしまいました。

2011夏 知床を満喫するぞと道東ツーリングへ(8/18 層雲峡のロープウェイ,旭岳温泉編)

2011-09-01 23:23:01 | 旅行記
今回のツーリングの目玉の知床を過ぎてしまったので,なんかテンションが下がり気味です.
朝食のあと,グダグダしてから9時頃チェックアウトして出発しました.

曇り空ですが,天気予報によると雨は降らないみたいです.

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まずは,あばしり湖を後にして,R39経由で層雲峡へと向かいます.
北見市街を抜けると一本道というか,ず~っとR39なのでZumoの道案内も「道なりに150kmです」でおしまいです.

まぁ,何も考えずにながーくって真っ直ぐな道を淡々とはしります.
途中で,道の駅おんねゆ温泉というところで一休みです.道の駅の建物の奥に何かあります.

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近づいてみると,世界一の鳩時計と書いてあります.でも鳩は見当たりません.

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しばらくして11時の時報の時間です.鳩が出てくるのかと思ったら,人形がでてきて地味に踊ってました.

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鳩時計の近くには,秋桜が咲いていました.もう秋なのかな.

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さて,出発です.R39を引き続き淡々と走り続けます.あれ,雨が降ってきました.
最初は霧雨のようでしたが,少し強くなってきたので,カッパを着ることにしました.
これから,標高が高くなってくるし,メッシュジャケットだけでは寒いのでちょうどよいです.
気温は25度位なので,カッパ着てても蒸し暑い感じもしませんでした.

石北峠を抜けてR237と合流する頃には雨は上がっていましたが,もうすぐ層雲峡なのでそのまま走り続けます.

お日様もでてきて,少し暑くなってきました.
銀河トンネルという壮大な名前のトンネルを抜けると,銀河の滝・流星の滝です.この滝によってカッパを脱ぐことにします.

これが銀河の滝です.Galaxyです.標高差もあり見応えのある滝なのですが,ネーミングが気になってしまいます.

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こちらが,流星の滝です.言われてみれば,流れ星の滝登りのように見えなくもありません.

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滝の説明書きがありました.夫婦だったようです.でも,なぜ銀河と流星なのかは謎です.

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層雲峡の案内図があります.あと少しのようです.

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滝を後にして,層雲峡に向かいます.すぐに到着しました.
いろんなお店が立ち並ぶ道を歩いてロープウェイ乗り場へと向かいます.

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20分間隔で運転です.次は11:10です.
ちょうどよいタイミングで到着したので,チケットを買って直ぐに出発でした.

ロープウェイでは5合目まで上ります.そこからはペアリフトです.

黒岳ロープウェイパンフ1



黒岳五合目に到着しました.

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少し歩くと資料館です.中は黒岳の動植物の紹介写真が沢山あります.

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200m程度の遊歩道をあるくと,今度はペアリフトで7合目まで上ります.所要時間15分ですから結構長いリフトです.
リフトに乗っていると,周囲はだんだん白っぽくなってきました.

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リフトを降りて展望台から見た風景は...

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知床峠,納沙布岬につづいて,ここでも霧で何も見えません.

仕方ないので,小さな山小屋の様なロッジに向かいます.
というか,ここには他に何もありません.展望台とロッジだけしか選択肢はありません.ここから先はヒグマ出没のため通れません.

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お天気が悪いのと標高があるので,涼しいというか,寒いです.

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ロッジの外で,何となく景色を見ていると,あれ,小さなものが動いています.

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エゾシマリスくんです.何かの実をくわえて,ぱくぱくもぐもぐとお食事してます.
しばらく眺めていたのですが,口の中にいくつもの実が入っているみたいです.
一つ食べ終わったあと,首をちょこっと振るとあら不思議.新しい木の実を両手に持って,また,ぱくぱくです.

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景色はみえませんでしたが,エゾシマリスくんに会えたので満足して下山します.
14:30を過ぎていましたが,お昼を食べていなかったので,特製旭川ラーメンというのを食べました.
おなかいっぱい状態で,走り出します.

層雲峡見物に時間をかけすぎましたが,順調にいけば17:00には宿にたどり着けそうです.
ここからは,サボっていたZumoくんが大活躍です.

白黒の車が道路脇の草むらに隠れていたりしたので,R39から旭川紋別自動車道というのに入ります.
がらがらの自動車道を愛別まで走り,道道140へ抜けます.

旭川動物園方面にはしり道道37から,旭岳温泉へと続く道道1160に入りました.
道の駅東川で一休みして,旭岳温泉へと向かいます.

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途中から雨が降ってきましたが,残り10km程度だったのでそのままはしり,17時ちょっと前に宿につきました.

北海道最後の宿泊地は旭岳温泉の湧駒荘というところです.秘湯の宿ののぼりがあります.

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名前が示すように,きれいな湧き水と温泉が目玉の宿です.館内の水はすべて湧き水だそうです.

湧駒荘の湧き水


湧駒荘の湧き水


チェックインして,しばらく休憩してから温泉に入ります.

本館と別館のそれぞれにお風呂がありますが,まずは,本館のお風呂へ.
なんと,3カ所の源泉があります.湯船も三つあって,それぞれ違う種類の温泉になっています.

元湯というのが,少し黄色く濁っていて,ちょっと熱めというかちょうどよい湯加減ですが,あとの二つは無色透明のお湯で少しぬるめです.
露天風呂は元湯と同じらしいですが,割と湯船が広いのでお湯が沸き出しているところ以外はぬるめでした.

お風呂のあとは食事です.結構凝っています.

メロンをくりぬいたビシソワーズが美味しかった.
最初はナンダ!って思ったけど,スイカに塩みたいな感覚です.
食べているうちに,だんだんメロンの甘さがスープに溶け込んでいきます.

お刺身は,泡醤油というふわふわの四角いお醬油をつけて食べます.初めての経験です.

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その後も続々お料理登場です.湯豆腐,豚肉の塩釜焼き,なす田楽です.

湧駒荘の晩ごはん


湧駒荘の晩ごはん


箸休めは湧水のゼリーです. 一口食べてから黒蜜をかけてくださいとのこと.
で,一口..ゼリー自体は無味無臭です.黒蜜をちょっとだけかけると甘さがしみ渡ります.

湧水のゼリー


お食事(ごはん)の頃にはおなかいっぱいでした.もう食べられないぞ状態で黒米と冷や汁です.
う~ん,もうダメです.入りません.ほとんど残してしまいました.お昼の遅い時間にラーメンなんぞ食べてしまったことが悔やまれます.
青い瓶に入っているのは,お酒じゃなくて,湧駒荘自慢の湧き水です.

湧駒荘の晩ごはん


デザートは,トウモロコシのプリン.お腹いっぱいです.

お腹が苦しいので,お部屋に戻り牛のようになって休みます.
しばらくして,お腹が少し楽になったところで,お風呂のとなりの休憩所で,食後のコーヒーです.
ここは,自由にコーヒーが飲めるようになっています.無線LANもつかえます.
ここで,明日の美瑛へのルートを確認しておきます.

23時過ぎ,外は雨です.
気温も22度くらいまで下がって,少し寒くなってきたので,男女入れ替わったお風呂に入ってきました.
先ほどとはお風呂の作りが違っています.なんか変わった作りです.
ランプの明かりだけの少しぬるめの露天風呂も気持ちよいです.

気持ちよく体が温まったのところで,北海道最後の夜を惜しみながらベッドに入ります,お休みなさい.





翌日の朝食です.やっぱり凝っていますね.

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立体構造のお重以外は,バイキングです.

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温泉メモ: 湧駒温泉

本館
 内湯は,三種類のお湯です. すべて違う湯元から引いているようです.
 露天は,温めです.元湯と同じ源泉のようでした.
 
 11時過ぎに男女入れ替わったお風呂に入ってきましたが,こちらのお風呂には,源泉の調査表?が五つ.
 別館あわせるといくつ源泉があるんだろう?