放浪の記録

バイクツーリングの備忘録みたいなもの、だったのですが、最近ではお散歩花写真の記録になってしまいました。

2012尾瀬ツーリング(ハイキング) 2日目:尾瀬ヶ原ハイキング~日光湯元温泉編

2012-05-31 21:17:57 | 旅行記
2日目です.今日は,尾瀬ヶ原ハイキングがメインです,ほとんどバイクで走りません.

前日早寝したので,5時ごろにいったん目が覚めてしまいました.山登りする人たちは朝が早いです.
5時過ぎくらいからけっこう周りが騒がしくなってきて,結局寝ていられなくて6時前に起きてしまいました.

尾瀬の玄関口の鳩待平に行くバスは,4:40というのが一番早いのがあって,その後6:30,7:50と続きます.
朝食前に,今日のハイキングで不要な荷物をバイクに積み込んでいるときにみたら,皆さん山登りの格好です.
なんというか,山ガール,山ボーイ?のあつまりです.

バイク用のインナージャケットで済まそうかとおもっていましたが,場違いな感じになってしまうので,
一応防寒ように持ってきた,モンベルの薄手のフリースで,何となく山登りっぽい格好にしました.
でもリュックとかはないので,パニアのインナーケース代わりに使っているやっぱりモンベルの折りたたみショルダーバックだけです.
こればっかりは仕方ないですが,場違いな気が...

気を取り直して,6:30に朝ごはんを食べて,7:30過ぎにチェックアウトしてバスを待ちます.
外をみると昨日とは打って変わって良いお天気です.
お日様が出てくると少し熱いくらいですが,高原の冷たい風なので,フリースがちょうど良いくらいです.

尾瀬高原ホテル


バスにのって20分くらいで鳩待峠に到着しました.ここから歩きです.
尾瀬ヶ原を一周すると17kmくらいです.

歩いたルートをGPSで記録したので,先に書いておきます.これ(Google Map)です.


まずは,尾瀬ヶ原の入り口にあたる山の鼻を目指します.地図には3.3kmとあります.

ホテルでもらった地図をみると,往きは下りで1時間くらいとかいてあります.

トボトボとあるいていきます.はじめのうちは,峠を下るので,こんな階段になっています.

鳩待峠ー山の鼻


坂道は最初だけで.階段を下ったあとはほとんど平坦な木道です.
木道を暫く歩くと,沢にでました.川上川というらしいです.

川上川


このあたりからは,平地です.木道がつづきます.

山の鼻へ向かう木道


ミズバショウがちらほら見えてきました.尾瀬が近いです.

ミズバショウが見えてきました


木道の周辺には,まだ雪が残っています.

山の鼻近く,残雪



地図の目安どおり,1時間くらいでビジターセンターに着きました.
ツバメさんが沢山とんでいます.ふと見ると,地面に沢山のツバメさんが集まっています.
巣作りの材料集めでしょうか,地面に沢山のツバメがいるのは珍しい気がします.

ツバメさん


ビジターセンターをみたりベンチで一休みしてから研究見本園というのを一周します.

植物見本園


雪解け水の池の真ん中に大きな雪の塊が残っています.

植物見本園


尾瀬と言えば水芭蕉です.そこら中ににょきにょきと咲いていました.

植物見本園


湿地帯のなので,木道の上を歩きます.というか,山小屋以外は尾瀬ヶ原は木道以外に出られるところはありません.

植物見本園


山の鼻にもどってきました.
このあとは,尾瀬ヶ原一周のはじまりです.

まずは,牛首分岐というところをめざします.2.2kmです.とにかく歩きます.

山の鼻ー牛首


生き物はなにかいるのかなぁと,木道の下を覗いてみるとイモリが沢山います.

イモリ


暫くあるくと,燧ヶ岳(ひうちがたけ)が池越しにみえます.天気も良いので気持ちの良い景色です.

尾瀬ヶ原から燧ヶ岳


牛首分岐につきました.次は竜宮小屋を目指します.

牛首分岐


牛首から竜宮小屋までは2kmです.

牛首ー竜宮小屋


木道からの景色です.なんか,もやっとした木の感じが好きです.

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とちゅで,人が沢山いるなぁ,とおもったら,ビューポイントです.水芭蕉が群生していて,そのむこうがわに至仏山が見えます.

尾瀬ヶ原から至仏山


水の流れに沿って水芭蕉が咲いています.

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竜宮小屋を素通りして,さらに歩きます.次は見晴十字路というところです.
途中でこんな橋をこえたりしながら,

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ずんずんと,さらに歩きます.

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見晴につきました.ちょうど半分くらい来たことになりますが,到着時間は11:30くらいになってました.
とにかく,お腹ぺこぺこなのでお昼です.山小屋でご飯にカレー(¥800)を食べます.
お腹すいていたのと,尾瀬の風景を見ながらなので,なんてことはないカレーですが美味しかったです.

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さて,ここから残り半分ですが,写真撮ったりしながら,のんびり歩いたので鳩待峠を出たのが8:15くらいなので,ここまで来るのに3時間以上かかっています.鳩待峠発3時25分のバスにのって帰りたいので,同じペースで歩くと厳しそうです.
お昼を食べて,休憩も早々にちょっと早歩きで次の東電小屋に向かいます.

東電小屋に向かう途中も水芭蕉がそこここに咲いています.ついついカメラを向けてしまいます.

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さぁて,歩きます.

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歩きます.

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橋をわたります.

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只見川です.川を越えると新潟県です.

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水芭蕉のアップです.

ミズバショウ

東電小屋に着きました.ここも素通りします.

東電小屋

東電小屋を過ぎたところに,リュウキンカがさいていました.
ミズバショウだけでなくて,こんな花もさいています.

リュウキンカ


さて,ズンズンあるきます.

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ヨッピ吊り橋につきました.

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地図をみると,ここから牛首まで50分くらいとあります.このペースだと地図の目安時間よりも,15分くらい早く着きそうです.
で,また,あるきます.

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急いでいますが,見所では,ついつい立ち止まってしまいます.

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もう少しで,牛首につきそうです.

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さて,牛首から先は行きにとおったところなのでズンズンすすみます.

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山の鼻にもどり,名物らしい花豆ソフトクリームを食べて鳩待峠にもどりました.
いそいで歩いたので,2:30過ぎについてしまいました.一本前のバスがギリギリでいってしまったあとだったので,
予定通り,3:25のバスをぐた~っとしながら待ちます.
一時間弱,バスをまってホテルへともどります.



このバスは戸倉行きなので,運転手さんに高原ホテル前(スキー場前)って言っておかないと,ホテルには着きませんので注意してください.

ホテルにつきました.バイクに荷物を積み込んで今日の宿へと向かいます.
R401からR120を日光方面に向かいます.クネクネ道ですが,信号もほとんどない道で40kmくらいなので1時間弱で到着です.

今日の宿は,奥日光の湯元温泉というところです.湯の湖という湖の近くにあります.
バイクではしって温泉街にはいったとたんに硫黄のニオイが漂っています.温泉に期待がかかります.

湯本温泉


5時ごろに到着しました,
宿は,ちょっと高めの旅館に併設されたいわゆる別館で格安です.
お風呂や食事は本館を使えるのですが,部屋はちょっと・・・です.でも安いのでツーリングの宿には気兼ねしないでちょうど良いです.

夕食は7時なので湖の周りの遊歩道を歩いてみることにします.
宿から数分で,湖につきました.つりをしている人がいました.マス釣りかな.

湯の湖の案内図


遊歩道はぐるっと湖の周りを歩けますが,既に歩き疲れているので,湖に出っ張っている兎島というところに行くことにしました.

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遊歩道にさいていた花です.

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兎島の先っちょからのながめです.

湯の湖


う~ん,途中は森の中だったので開けたところはここだけでした.
遊歩道をもどります.

湯の湖


遊歩道沿いで鳴いていました.キビタキかな.

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さて,宿に戻って温泉につかって,お風呂でぽかぽかしながら,生ビールと晩ごはんです.

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写真に写ってませんが,ワカサギの天ぷらも揚げたてがでてきたし,ご飯の釜飯もお焦げがちょうどよくって美味しかった.
沢山あるいて,お腹が空いていたので,生ビールを2杯飲んでも完食でした.

食事のあとは,部屋にもどって自分で布団を敷きます.セルフサービスです.
食後に落ち着いたところで,もう一カ所のお風呂に入ろうかと思ってましたが,疲れ果てていたので,
お風呂に入る気力もなく,ゴロゴロしながら寝てしまいました.

お休みなさい.

つづく





温泉メモ

温泉は,本館に2カ所,ガーデンハウスに1箇所あります.
まずは,本館のメインの温泉に浸かります.硫黄のニオイの白濁したお湯です.
カランのお湯も温泉使っているらしく,黒く錆がういていました.
まずは,内湯にはいります.ちょっと熱めですが,ちょうど良い湯加減です.

露天風呂もあります.露天と言っても壁で囲まれているので,風景は期待できませんが,
ツバメさんが追いかけっこをしているのを眺めながらぐだ~っと浸かれます.




2012尾瀬ツーリング(ハイキング) 1日目:雨の中を移動編

2012-05-30 23:06:30 | 旅行記
どこかにいきないなぁと,ツーリングの行き先をさがしていたら,尾瀬の山開きというニュースを発見してしまいました.
毎年夏になると有名な曲を耳にすることはあったのですが,そう言えば尾瀬って行ったことがありませんでした.
ということで,初めての尾瀬に決めました.

こんな風景を見に行きます.

尾瀬ヶ原から至仏山



ツーリングと言うよりは,尾瀬ヶ原のハイキングが中心です.
ちょっと調べてみましたが,尾瀬ヶ原を一周するだけでも一日かかりそうです.
朝早くでるには前日宿泊だし,沢山歩いた後は温泉に入りたいし..直前の天気予報だと初日は天気悪そうだし..
ということで,2泊3日です.全体のルートはこんな感じです.

さて,ツーリング?当日の朝ですが曇り空です.天気予報をみても午後からは雨です.
まだ降ってはいませんが,今日は移動日なので,雨が降ってもあきらめることにします.
距離は200km弱なので,だらだらとして10時ちょっと前に出発しました.

首都高は,渋滞もなく通り過ぎますが,池袋線を走っていると雨がポツポツとふってきました.
外環のパーキングでカッパをきます.
その後は関越に入ってもずーっと雨でした.
途中,高坂SAで給油となぜか食べてしまう恒例?のメロンパンでお昼代わりです.

髙坂をすぎてしばらくすると雨が強くなってきました.
50km規制です.スピード落とすと濡れるんだよなぁ..

沼田ICで関越を降りて,R120を片品方面に向かいます.
雨がけっこう強く降ってます.
途中でXXの滝とか,ほっこり温泉とか立ち寄れそうな場所もあったのですが,結局,途中でコンビニによって寝酒用のウィスキーをかっただけで,今日の宿に到着しました.

尾瀬高原ホテルというところです.
ありがたいことに乾燥室の屋根の下にバイクを止めさせてもらえました.

この時期に,このホテルに泊まる人は尾瀬目当ての筈なので,チェックイン時に明日の予定をきかれました.
鳩待峠行きのバスの時間に合わせて朝食の時間を決めてねとのことです.

尾瀬ー鳩待峠バス時刻表


7時くらいのバスがあると良かったのですが,ちょうど良い時間がないので7:50のバスにのることにして,朝食は6:30にしました.

さて,早く着いてしまったので,しばらく本を読んで時間をつぶします.
5時過ぎに温泉に入って,缶ビールのみながら夕食をまちます.
夕食時間は6時で選択は出来ませんでした.まぁ,朝食時間が早くからやっているので仕方ないかな.
平日なので広いレストランもガラガラでした.

明日のあさは7:50のバスで鳩待峠までいきます.朝は早いので今日は早めに寝ることにします.

お休みなさい.

2日目につづく




温泉メモ
尾瀬高原ホテル

泉質: 硫黄泉

泉質は硫黄とありますが,匂いもほとんどなくて無色透明です.湯加減はちょうど良くて長く浸かれます.
う~ん,あとはあんまり印象がのこってない..



横浜自然観察の森をお散歩

2012-05-13 19:23:18 | まち歩き
お天気がよいので,鎌倉行こうかなとも思ったのですが,
前から何となく気になっていた横浜自然観察の森というところに行ってきました.

大船から金沢八景行きのバスで行きました.だいたい30分程度です.ただ本数が少ないので,行く前には時刻表を調べておいた方が良いでしょう.最寄り利のバス停は,「横浜霊園前」ですが,ここを通るのはリンク先の時刻表で無印のバスだけです.
金沢八景からだと15分程度です.

バスをおりて,ちょっと歩くと入り口がありました.

横浜自然観察の森の入り口


入り口から階段を上っていくと,まずは,自然観察センターがあります.
ここで,園内の地図をもらいます.

横浜自然観察の森 自然観察センター


まずは,お昼ご飯に大船で買っておいたサンドイッチを食べて,ミズキの道というのを歩くことにします.
ヘイケボタルの湿地です.蛍にはまだ早いな.でも,シーズンになったら夜も入れるのだろうか?

ヘイケボタルの湿地


遊歩道は整備されていますが,注意していないと大自然がいっぱいなので,こんなのと出くわします.
上からぶら下がってるんだもん.よく見ないと分からないです.

むしむしくん


野菊の広場にでました.お天気がよいので気持ちよいです.

野菊の広場


ここから先は,ちょっと狭い坂道です.

みずきのみち


新緑です.お日様が透けてます.

横浜自然観察の森


小さな流れのイタチ川です.カワトンボがいました.

かわとんぼ


ちょうちょもいます.クロアゲハです.

クロアゲハ


イタチ川沿いをあるきます.

イタチ川


まわりを見渡すと,こんな風に緑がきれいです.

DSC_0193


これなんだっけ?

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いたち川の源流というところにでました.観察小屋からみたところです.
カワセミが観察できるそうですが,きょうはいませんでした.統計データがはってありましたが,7月が一番多いみたいです.

イタチ川源流


ヒメジョオンが至る所にさいていますが,観察小屋からちょっと行った広場に群生してました.

ひめじょおん


ということで,正味2時間弱ですが,お散歩にはとってもよいところです.
ここから,金沢自然公園や,鎌倉の天園ハイキングコースともつながっているようなので,一日かけるといろいろとみて歩けそうです.

おしまい.





2012GW: 東北八の字ツーリング(最終日:6日目) 肘折温泉の朝市~まとめ編

2012-05-10 22:00:57 | 旅行記
夜の間強い雨が降っていましたが,朝になると小降りになっていました.
傘を差さなくても良いぐらいです.朝食まで時間があるので,お散歩に出てみます.

昨日入った上ノ湯の隣にある薬師神社です.

肘折温泉,薬師神社

アンティークな感じの郵便局です.
入り口の前は物置のようになっているし,旧郵便局ってなっていたので今は使われてないのかな.

旧郵便局舎


朝5:30からやっている朝市にいってみました.既に7時過ぎですが...

肘折温泉の朝市


にゃんこです.後ろ足をけがしてるみたいでした.痛いのかなぁ..

肘折温泉のにゃんこ


朝市とは反対方向の,肘折ダム方面に行ってみます.

これがダムなのかな.濁流がながれてます.

肘折ダム?


上ノ湯の近くに案内図がありました.見ての通りです.端から端まで歩いてもあっという間です.
お天気が良ければ遊歩道もありますので楽しめそうです.

肘折温泉案内図

さて,宿に戻って朝食です.写真取り忘れましたが,温泉卵ですよ~って言うので期待したらほんのりと温かい温泉生卵でした.
朝食を食べて,しばらくぐだ~っとしてから帰路につきます.

ツーリング最終日なので高速にのって帰るだけです.
この雨で肘折温泉からR458にでる迂回路の状況が心配でしたが,何とか走れました.

R458にでてからは,新庄の手前で県道31に入り,その後はR13経由でひたすら南下して山形自動車道から帰りました.

おしまい





まとめ

全走行距離: 1315km
給油したガソリン: 50.48リットル

1日目 4/29 桧原湖周辺の散策編
 宿泊: 磐梯桧原湖畔ホテル
 走行距離: 338km 

2日目 4/30 米沢~蔵王~秋保温泉編
 宿泊: 秋保温泉 佐藤屋旅館
 走行距離: 162km

3日目 5/1 秋保大滝~南三陸編
 宿泊: 南三陸 ホテル観洋
 走行距離: 129km

4日目 5/2 平泉~厳美渓編
 宿泊: 厳美渓温泉 滝の湯 いつくし園
 走行距離: 73km

5日目 5/3 大雨の最上川~肘折温泉編
 宿泊: ゑびす屋
 走行距離: 136km

6日目 5/4 肘折温泉の朝市~まとめ編
 走行距離: 478km




2012GW: 東北八の字ツーリング(5日目) 大雨の最上川~肘折温泉編

2012-05-09 22:22:18 | 旅行記
今日は朝から雨です.結構降ってます.

厳美渓の朝は雨です.


雨の日用に,無難なルートをとることにします.R457から,奥の細道湯煙ラインことR47にでて,
鳴子温泉を素通りして新庄から肘折温泉へと向かいます.

9時過ぎにチェックアウトして,出発です.
時間に余裕があるのでのんびりと流して走ります.

雨は結構降っていますが,道は空いているので順調です.淡々と走っていたので,特に書くこともありません.
R47にでたあたりで,休憩するところを探します.道の駅はないし,こけし館には入る気にもならないし..

結局,鳴子峡のパーキングエリアにはいることにしました.
このお天気なのでガラガラです.お店の人も暇そうでしたが,こちらは温かいコーヒーにありつけました.
屋根のあるところで休むことができるのがありがたいです.

大雨の中あわててとったので,肝心の看板が半分切れてしまいました.

雨の鳴子峡.


さて,これからどうするかです.
ここまでくると,1時間ちょっとで,今日の宿についてしまいそうです.
かといって,この雨の中をどこかによる気もおきません.

宿に電話して,「早く着いちゃうけど大丈夫?」と電話してみます.
快く大丈夫ですよって返事をいただきました.

それと,肘折温泉にむかうR458は途中土砂災害で迂回路を通ってくださいとの情報もいただきました.
こういう情報はありがたいです.

とりあえず,途中でお昼を食べて少し時間をつぶしてから,宿に向かうことにします.

鳴子峡のパーキングをでて,しばらく走ると最上川沿いにに「川の駅」というのがありました.
コンビニ併設で,食べ物のお店があります.

やっぱり,最上川です.鮎の塩焼きを焼いています.
食べ物のお店はおそば屋さんなのですが,そこで鮎の塩焼きを食べられるようになっています.
単品の鮎の塩焼きと焼きおにぎりを注文して,今日のお昼にします.

串焼きの鮎が,うまく焼いてあって頭からばりばり食べられます.
焼きおにぎりも,つくりおきでは無くて,ちゃんと焼いてあってお焦げがぱりぱりして美味しかったです.
ちなみに味噌味です.お新香もつけてくれました.

川の駅でのお昼ご飯



目の前の最上川ですが,大雨なので濁流とかしていました.いちおう五月雨なんだろうけど..流れが速すぎです.

雨の最上川



お腹も満足したので,また,雨の中を走り出します.
途中で県道56,県道31,県道330を経由してR458にでます.

しばらくすると,電話で聞いたとおり迂回路の案内があります.
案内のおじさんに聞いたら迂回路が狭いこと,途中に2カ所ほど片側通行のところがあるので気をつけてね,とのこと.

その迂回路は県道331ですが,途中で名も無い道路にとさらに迂回させられます.

狭い道をグングンとのぼっていくと,道路の両脇にゆきがうずたかく積もってました.
ちょっと走ると県道57にぶつかりました.道路脇にはなんと除雪車がとまってました.

この先はさらに細いクネクネ道です.雨の中,狭くて急な上り坂です.
途中,急な坂のきついカーブをローギアで登ろうとしたらアクセルを開けすぎてズルッと来たりと,ひやひやしながらなんとか肘折の温泉街に到着しました.

昔ながらの温泉街で,道が狭いです.車一台とおるのがやっとの道が入り組んでます.
恐る恐る,たらたらと走っていると今日の宿が見つかりました.

結局,2時前に到着です.

はやくついたのに快く部屋に案内してもらいました.
部屋でレイングローブやらヘルメットの内装やらいろいろと濡れているので暖房の側で乾かします.
というか,5月だけど部屋には暖房がはいってました.
この後は,なんだかんだと雨の日の後始末をしても,まだ3時前です.

チェックインのときに共同浴場の入浴券をもらっていました.近くにあるというのでいってみることにします.
いや,ほんとに近いです.宿をでて徒歩30秒くらいでついてしまいました.

肘折温泉の川の湯



建物はコンクリートですが,昔からある共同浴場です.
湯船は結構大きいのですが,カランはありません.湯加減は,気持ちぬるめですが,気持ちよく浸かれます.

ボーッとつかって,暖まったところで宿に戻ります.やっぱり缶ビール飲んでしまいました.

あとは,夕食まで本を読んで過ごすことにします.

1時間ちょっとで本を読むのも飽きてきました.5時過ぎです.内湯に入ることにします.

一階の廊下の奥に女湯ののれんが掛かっていますが,男湯はありません.
あれって見たら,殿方湯(混浴)と書かれたの入り口がありました.
もう一方の入り口には女湯(混浴)とかいてあります.
う~ん,混浴だったのか,でも,女湯は別に用意されているから女性が入ってくることは無いでしょう.

安心して(?)お風呂にはいります.入り口(脱衣所)は分かれていますが湯船は一つです.
カランも左右に分かれてそれぞれ二つです.実質男湯ですが..

共同浴場は透明なお湯でしたが,内湯は少し濁ったお湯です.
湯加減は共同浴場と同じくらいのちょっとぬるめで,長く浸かるのにちょうど良いです.

お風呂は自分一人だけだったので,くつろいで浸かっていたのですが,しばらくすると,女湯側の扉があいて,のぞき込んだ人がいました.
まぁ,こちらはのぞかれても良いのですが..結局入ってきませんでした.

また,しばらくすると,今度男湯側から男性(当然ですが)が一人入ってきました.
でも,なぜか湯船の真ん中から右側に使ってきます.そんなに広い湯船ではないのですが,
暗黙の男湯側によってしまうんですねぇ.
何故か悲しい気分になってお風呂から上がります.部屋に戻って,ちょっとすると夕食の時間でした.


鮎の塩焼きは,お昼とかぶってしまいましたが,お刺身はコイだし,山菜中心で何より茶碗蒸しと固形燃料ものがないのが良いです.
これでもかって感じの旅館の食事と違ってちょうど良い量です.

肘折温泉,えびす屋の晩ごはん


宿のオススメらしい濁り酒です.黄色っぽいのはマタタビ酒です.

濁り酒とマタタビ酒







温泉メモ:

・肘折温泉えびす屋

掛け流しの混浴です! といっても,女性専用のお風呂は別にあります.
泉質は,ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩と書いてありました.
源泉は,65度位のお湯が50リットル/分の湯量があるそうです.
お風呂だけではなくて暖房などにもつかっているとのこと.

・上ノ湯共同浴場の方

薬師の湯というのが源泉で,1200年前に発見された源泉だそうです.
泉質は,ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉含重曹-食塩泉で,宿とは違う温泉です.
炭酸成分が多くて,源泉の温度が少し低め(50度)なので湯ノ花が少なくて透明なんだそうです.

ちなみに肘折温泉というのは,昔,腕を折ったお坊さんが,ここの温泉につかったら腕がなおったことから付いた名前だそうです.