北海道最終日の朝です.
昨晩は雨が降っていたようです.
朝起きて,外に出てみるとバイクが濡れていました.
まぁ,このところ潮風に吹かれていたからいいかな.
朝食まで時間があるので,宿の周りを散策してみることにします.
この町の建物は,みんなオレンジ色です.町のテーマカラーなのかな.
宿泊施設だけでなく隣接する特養ホームなどの建物もオレンジ色で統一されていました.
とぼとぼ歩いていると,宿の裏手に日本庭園というのがありました.
小鳥たちの元気な鳴き声があちこちから聞こえてきます.
朝ごはんの時間らしく,小鳥たちが忙しく飛び交っているのが見えました.
望遠レンズ持ってこなかったのが残念です.
さて,宿にもどって朝ごはんです.大きな甘塩鮭と温泉卵がついてます.
これ以外に生卵,海苔,納豆などは,カウンターにあって取り放題でした。
この宿はの食事は良いです.それにしても、お盆のこの時期に宿泊客が数組しかいないのは残念です.
目の前の山がスキー場になっているので,冬場がメインなのかもしれませんが..
食事も終わって,部屋に戻り荷物をまとめながら,梅ちゃん先生も見て,もうそろそろ出発です.
お土産の鹿肉の大和煮とヒグマの缶詰を買ってチェックアウトしました.
今日は,フェリーに乗る以外に特に予定も立ててません.
士別までは一般道でそこから先は高速で,苫小牧までは,300kmくらいの道のりです.
夕方までに苫小牧に着けば良いので,時間的には少し余裕がありますが,どこかの観光地に寄り道するほどの時間はとれないです.
名寄のひまわり畑
なにも考えずにとりあえず出発しました.
R239をひたすら走って,名寄の道の駅で休憩です.
道の駅の入り口に映画のロケに使われたひまわり畑の紹介があります.
パンフレットをみると,それほど遠くないみたいです.
時間に少し余裕があるので行って見ることにします.
きた道を少し戻って,ロケに使われたヒマワリ畑へと向かいました.
パンフでは近そうだったのですが,実際には10km以上ありました.
途中で道間違えたかと思ったころにひまわり畑直進という看板がでてました.
でも,時期が遅すぎたみたいです.ほとんどかれてました.
せっかく寄り道したひまわり畑ですが,ちょっと残念です.
このあと名寄から士別にむかったのですが,途中の道路脇にいくつか満開のひまわり畑がありました.
う~ん,場所によって開花時期がちがうのか..
(帰ってから調べてみたら,名寄周辺に何カ所かひまわり畑があって,場所によって開花時期がずれているようです.)
ウトナイ湖でカルビ丼を買って苫小牧港へ
士別から道央自動車道にのります.
ここからは苫小牧まで,ひたすら高速道路を走ります.
少し時間があるので,今年もまた苫小牧の手前の千歳で高速をおりて,ウトナイ湖の道の駅で時間調整です.
この道の駅は野鳥観察と黒毛和牛の料理が自慢です.
ここで食事をするつもりはなかったのですが,何となくレストランのメニューを見ているとテイクアウトも出来るようになってます.
ということで,今日の晩ごはんが決定です.牛カルビ丼を買ってフェリー乗り場へと向かいました.
トップケースのなかでカルビ丼がひっくり返らないように慎重に運転しながら,5時前にフェリー乗り場に到着です.
受付を済ませて,暫く立つと乗船の案内がありました.
バイクを積み込みます.お盆時期の週末ということもあってバイクも沢山です.
このフェリーを利用するのは4回目ですが,いままでは全て4階のEデッキでした.
今回はバイクが多かったので,一階下って3階のFデッキでした.
さて,B寝台のベッドに荷物を置いて,速攻でお風呂に入ろうとしたのですが,このときに気がつきました.
スリッパをバイクに積んだままでした.一度客室に来てしまうとバイクには戻れません.
一日ブーツですごすのかぁ..
と,悲しい気分ですが,あとで,缶ビールを買いに売店をのぞいたときに使い捨てのスリッパを売っているを発見,
ブーツから解放されました.
そんなこんなしながら,お風呂上がりのビールをデッキに登って飲みます.
あ~ぁ,これでツーリングもほぼ終了です.
明日は仙台から高速に乗って帰るだけだし.
船内に戻り,買ってきたカルビ丼で夕食済ませて暫くすると出港の時間です.
ど~んという銅鑼の音とともに,バイバイ~北海道!
翌朝です.朝風呂に入ってからデッキに上がってみると,とってもお天気でした.
船の上は,心地よい風も吹いていたのですが...
フェリーを下りてからは,熱風の高速道路をひたすら走って帰りました.
おしまい.
まとめ&反省会
走行距離: 1847km(道内は1047km)
ガソリン: 77リットル (平均燃費 23.8km/l)
やっぱりフェリーの予約に出遅れたのが痛かった.
お盆時期の北海道ツーリングは,2ヶ月前の予約で決まります.
今回は,道内4泊でなおかつ利尻島まで足を伸ばしたのでちょっと忙しいルートとなってしまいました.
一日当たりの走行距離は,こんなもんかという感じですが,時間制約のあるフェリーに4回も乗ってしまったので,そこに計画が縛られてしまいました.
良かったのは,一度も雨に降られなかったことかな.雨が降ったのは夜のうちだけで,あとは殆ど良いお天気でした.
あとは,毎度の事ながら下調べがなさ過ぎ.行き当たりばったりでした.
まぁ,それはそれでいいか..全然反省になってないな.