放浪の記録

バイクツーリングの備忘録みたいなもの、だったのですが、最近ではお散歩花写真の記録になってしまいました。

上高地に行ってきた。(三日目)

2010-09-30 20:15:31 | 旅行記
今回のツーリング(?)の最終日。
朝食は、7:30とのことなので、7時に起床。
窓を開けると、とっても良い天気。
今回のツーリングは、三日間ずっと雨かと思っていたのでとってもラッキー。
TVをつけて天気予報をみる。 ラッキーと思ったが、東京は台風が来ているみたいだ。
午後には晴れるようなので、あまり早くでないで、休日の渋滞につかまらないように時間を調整することにした。

名物の温泉粥の朝ご飯を食べて、ゲゲゲの最終回を見てからチェックアウト。
白骨温泉の中心部に、散策できる場所があるようなので、そこに向かうことにした。

心配なのは、傾いた駐車場に止めたRT。 
まずは、砂利の駐車場からバックで道路に引っぱりだす。
下り坂の途中にとめてあるので、頑張って引っ張るが、後ろ向きの上り坂なので動かない。
何度も押し引き繰り返して何とか道路に出た。
でも、下り坂の途中に停めてある状態。
ちょっと心配だったが、そのまま、パニア、トップケースを開けて荷物を積み込む。
トップケースはOK、右パニアもOK。
で、左側のパニアに荷物を積み込んでいると。。。
あれ、サイドスタンドが外れてバイクが倒れてきた。。。
が~ん。
せっかく前回のツーリングでたちゴケした後をなおしたのに。。
バイクを立て直して、パニアをみると、前回修理したパテの黄色い色が見えている。。
まぁ、そんなに大きな傷でもないので、タッチペンで何とかなりそう。
でも、朝から、走り出す前から、疲れた。。

気を取り直して、準備をして、走り出す。
5分も走ると、ちょっと開けた、観光案内所の前にでる。
駐車場にバイクをとめて、観光案内所にいく。
それにしてもよいてんきだ~。



いい天気!



白骨温泉には「隧通し」という自然のトンネルがある。中心部を流れる湯川が石灰岩で出来た岩を浸食してできた自然のトンネル。散策道があって歩いて見に行けるようになっている。
散策道といっても、駐車場からあるいて数分程度の短いものだが、冠水渓と隧通しをセットで見ることができる。




散策道に入るとまず見えるのがこの滝。 写真で上に見えるのが散策道の入り口付近です。
白骨温泉 隧通しへの散策道



そして、隧通し。 ちょうど観光案内所のしたが自然のトンネルになっています。

白骨温泉 隧通しの看板

白骨温泉 隧通し



冠水渓。 朝の空気が気持ちよい。

白骨温泉 冠水渓




とっても短い散策道で、30分もたっていないけど、朝のお散歩としては満足。

さて、帰るか。


上高地に行ってきた。(二日目)

2010-09-29 23:12:19 | 旅行記
二日目、朝起きるて外を見ると濃い霧がかかっていた。 う~ん、今日は、これから上高地なんだが、、

霧の朝


6時半に起床、7時に朝ご飯。
慌てて荷物を整理してバイクに積み込んで、8時15分頃にチェックアウト。
バイクいくのではなく、宿からは上高地への送迎があるということで、それを利用することにした。
8時半の便だが、少し遅れて宿を出発して、9時に大正池ホテル前に到着。
宿でもらった散策MAPを頼りに散策を開始。



Map





霧が立ちこめている。寒いので、モンベルのコンパクトウィンドシェルを羽織って大正池に降りる。


大正池



カモ君も寒そう。

大正池のカモくん



早速散策を開始、まずは、田代池を目指して歩き始める。
遊歩道はこんな感じ。ちょっと寒いけど、朝の空気が気持ちよい。 
秋にはまだ早い、夏の終わりの上高地。


大正池から田代池への遊歩道



20分ほど歩いて田代湿原に着いた。 木々の中を歩いていると、こんな風景が広がる。

田代湿原


田代池の看板



看板からちょっとあるくと田代池、水と木々と霧に煙る山がとっても印象的な風景。
田代池



霧は幻想的な雰囲気を盛り上げてくれるのだが、田代湿原から望む穂高連峰は・・・霧で見えない。

穂高連峰の看板



田代橋を目指して歩く。途中で梓川に降りられる場所に出た。水がとても澄んでいて、エメラルドブルーがとてもきれい。

梓川



田代橋へむかう梓川コースで見つけた小川。 水面と水草、光の具合が不思議な感じ。

田代湿原から田代橋へ 梓川コースにて



やっと田代橋についた。 上流に上高地温泉ホテル、清水屋ホテルが見える。

田代橋からみた梓川



次はウェストン碑を目指して、梓川右岸道を歩く。さっき見えていた清水屋ホテルの前で一休み。

清水屋ホテル

清水屋ホテル前から


ちょっと歩くと、ウェストン碑についた。

ウェストン碑




ウェストン碑から15分くらい歩くと、ようやく河童橋についた。 
バスターミナルの近くなので、人がいっぱい。
ソフトバンクの電波も河童橋付近だけは届く。 
ということで、「河童橋なう」。 つぶやきたかったんだ。

河童橋なう



河童橋を渡りったところでパチリ。

河童橋付近からの穂高




河童橋付近は、人も沢山いて賑やかなんだけど、カモ君も沢山いた。

河童橋のカモ#1



とっても人なつこくて、呼ぶと、トコトコ歩いて近づいてくる。

河童橋のカモ@2




中には、呼んでも動かないやつもいる。 
変なやついるなぁ。。とでも思っているのだろうか?


上高地 カッパ橋のカモ。 ナンダ?




河童橋からは、左岸道をあるく。

上高地 梓川左岸道




河童橋から、小梨平キャンプ場を抜けて、左岸道をあるここと40分、明神に到着。
まだ、お昼には早いが、これから目指す徳沢までは、地図を見ると所要時間60分。
ちょっと悩んだが、帰りの時間も考えてお昼はもう少し我慢することにする。

朝9時ごろから歩きっぱなしで、ちょっと辛くなってきたところへ、徳沢へのルートはアップダウンもあり、風景の変化もあまりないので、
結構きつい。でも、がんばって歩く。

途中で、こんなものを見つけた。緑の中に赤が目立っているのだが、名前がわからない。
何だろう。


これなんだろう




がんばって歩いたので、40分くらいで、徳沢の入り口についた。

徳沢の看板



徳沢ロッジ




徳沢園のキャンプ場。井上靖の「氷壁」で有名らしい。 宿の前で記念写真撮ってる人もいた。
実は、小説はだいぶ前に読んだことがあるのだが、徳沢園との印象ってあんまり残ってない。
読み直すか。。

徳沢園キャンプ場

徳沢園



お腹がすいたので徳沢園食堂で、カレーライス(850円)を食べる。 
スパイスはネパールから取り寄せたものらしいが、普通だなぁ。
お腹も落ち着いたところで、周りを歩いてみる。
徳沢園近くの小川にも色のきれいなカモがいた。 

徳沢園のカモ?



しばらく休憩してから、しかたなく、来た道を引き返す。
疲れた。。 何も考えずにひたすら40分あるいて明神橋へ。

明神橋




橋を渡り、穂高神社に向かう。
途中、嘉門次小屋の横を流れる小川をのぞき込むと、岩魚が沢山泳いでいる。
塩焼きで食べたい。。

おいしそう・・・



さて、やっと明神池についた。
一の池は小学生がいっぱいいたので、二の池へ。

上高地 明神二の池



上高地 明神池



上高地 明神池#2



上高地 明神池#3



一の池のボートがどういうものなのか気になっていたのだけれど、入り口よこの龍を見て納得。
海の幸と山の幸ということだそうです。

海の幸、山の幸



明神池も満喫し、梓川の右岸道をとおって、バスターミナルを目指します。 この看板のところで2時過ぎ。
3時過ぎのバスにのって、引き返すとバイクをおいてある中ノ湯に4時ごろにはつけるかなぁ。

明神池の看板



地図を見ると右岸道は明神から河童橋まで70分。左岸道より10分ほど遠回りになる。ずっと梓川沿いでなく、途中で、山側にそれて谷川湿原をとおるから。

ちょっと遠回りだけど、こんな風景がみられます。

梓川 右岸道 岳沢湿原

梓川 右岸道 岳沢湿原#3





バスターミナルについたのは3時10分ごろ。 バスのチケットを買って、3時20分くらいのバスにのりました。
中ノ湯温泉の宿に引き返し、バイクにまたがって、今日の宿へ。

今日の宿は、白骨温泉(泡ノ湯)。 
R158を沢渡方面に下っていく。県道300が通れないので、乗鞍から細くてクネクネのスーパー林道を経由して白骨温泉へ。 夕方5時ごろに到着。 スーパー林道からだと、白骨温泉地区に入って、すぐのところ宿があった。
でも、駐車場が坂道の途中にあって砂利で少し傾斜がある。 RTってこういうところ苦手なんだよな。
苦労してバイクを停めて。 チェックイン。

しばらく休憩してから、やっと温泉にはいる。
う~ん。古くからある温泉なんだなぁ。 浴室には、カランが一つ。湯船は二人はいったらいっぱいかな。

先客が二人湯船につかっていたので、露天風呂にでる。外はさむ~い。
慌てて、お湯につかるが。。。ぬるい。 ぬるま湯??
暫くつかっていたが、体が温まらない。。 

どうやら、内湯の二人がでたようなので、内湯にもどって湯船につかる。
こっちの方が少し温まる。

この温泉、ちょっと失敗したなぁ。。

お風呂から上がって、晩御飯。



晩御飯

鯉が美味しかったです。

お腹いっぱいになって部屋に戻ったが寒い。
宿の人に聞いたら、外の気温は10度を切っているって。暖房つけました。。



寒い。。

寝る前にお風呂入りたかったけど、寒そうなのでやめて布団にもぐってすぐに寝た。おやすみなさい。






温泉メモ

白骨温泉 かつらの湯 丸永旅館

単純硫化水素泉 掛け流し
お湯がぬるい。 露天あり。


上高地に行ってきた。(一日目)

2010-09-26 14:06:11 | 旅行記
温泉と上高地トレッキングがメインの二泊三日ツーリング、、
というより、バイクはただの足、ツーリングに行ってきた。
天気予報だと、9/23、24は雨だったのだが、いってみると雨に降られたのは初日だけ。
やっぱり日頃の行いがが良いからだな。。

ということで、一日目(9/26)の記録。

小雨が降る中,9時頃に出発。中原街道でいきなり渋滞にはまる。
なんで渋滞していたかというと、マンション建設で2車線がふさがれていたから。
首都高は新宿線に入ると渋滞,大雨で途中で雷も鳴っていた。この先どうなるんだ。
中央高速に入っても、渋滞が続く、藤野paについたのが11時頃。
大雨の中、コンビニのおにぎりで朝ごはん。

甲府のあたりまででると、雨がやみ、空が明るくなってくる。
その後双葉SAでツナマヨパンとコーヒーでお昼と早目の給油。

双葉からは雨はふったりやんだり。そのままノンストップで松本インターへ。
インターを降りて最初のセブンイレブンで、寝酒に飲むためのウィスキーをかう。
でも寒い、がたがた震えてしまう。 
あんまり正確でないRTの外気温計をみると9度。 寒いわけだ。

雨の中,震えながらR158をたんたんと走る。グリップヒーターは全開。 
雨が結構ふっているのでマンホールの気にしながら走る。
途中、道路情報の掲示板?に気温13度と出てた。
少し気温が上がってきたのか、前回のグリップヒータが熱すぎるので一コマ目に戻す。
RTのグリップヒータ、2段階なんだけど、1段階目と2段階目の間が欲しいな。。

今日の宿は中の湯温泉というところ。
案内では安房トンネルの手前を右に曲がると書いてあったが、
ここだと気がついたときには、通り過ぎてしまいし、安房トンネルに入ってしまった。
安房トンネルは、有料だと思ってたのだが、高速無料化実験区間でした。
トンネルを抜けたところのパーキングに入りU-turnしてもどる。
曲がりそこねた道路にはいり、細いくねくね道を少し走ったところが、今日の宿の中ノ湯温泉。
きれいで清潔な感じのするやど。15時半ごろ到着。

ロビーで部屋の準備ができるのを待つ。話し好きの宿のご主人が説明してくれたが、
ロビーの窓からは槍ヶ岳、穂高が一望できる。

中ノ湯からみた日本アルプス。

中ノ湯からみた南アルプス。

中ノ湯からみた南アルプス。



露天風呂の壁の上に鳥のエサ場があって、ロビーから小鳥がエサをついばみにくるのが見られるようになっている。
宿のご主人によると本当は手から食べさするようにしたかったんだけど、
野生の鳥にあんまり餌をやるのもどうかということで餌場になったとのこと。

ほんの数分の間見ていただけでもゴジュウカラ(かな?)がチョコチョコとエサを食べにきているのが見えた。


鳥のエサ場

部屋に案内されたあと、しばらく休憩して、お風呂へ。

単純イオウ泉と書いてある。お湯は透明だけど微かに硫黄の匂いがする。

露天風呂に入る。長くつかるのにはちょうど良い湯加減。
ぬくぬくのおふとんにくるまっているような感じ。

露天風呂からだとロビーからも見えたとりの餌場がすぐ近くに見える。
湯に浸かりながらバードウォッチングが楽しめるのはナイスアイデア。
半身浴でバードウォッチングが楽しめる。僕が入っている間に何羽もの小鳥が飛んできてエサを啄んでいた。

内湯は丁度良い温度。入るときにちょっと熱いかないと感じるが使っていると丁度良い湯かげん。

お風呂からあがってこの分を書いていたらまどの外で夕日が見える。
慌ててカメラを持って外へ。日本アルプスにかかる夕日がとてもきれい。
この瞬間に露天はいっていたら最高だったのにな。




中ノ湯温泉からみた夕日



穂高連峰



穂高連峰

夕日をみている間に夕食の時間になる。
鴨鍋、岩魚の塩焼き、お刺身、茶碗蒸し、ウドの芥子マヨネーズ和え、
新そばなど、温かい物がきちんと温かいうちに出てくるのがうれしい。
飲み物は、宿のそこここに広告が出ていて、とっても気になっていたネーミングの秘湯ビール。
それほど炭酸がキツくなくてちょっと癖があるがのみやすかった。
秋田で作られた物で日本秘湯を守る会に参加している宿だけで味わえる物とのこと。



晩ごはん


食事中も宿の人の対応がよくて、ビールのおかわりやごはんなども、
待たされずにとっても気持ちよく食事が出来た。
窓際の席だったのだけど、宿の主人が月がみえたなど独り言のようにコメントしていた。
面白いご主人。

お料理は、どれも美味しくて完食。お腹一杯で苦しい~。

食後は、お腹が苦しいので暫く部屋でゴロゴロ。
寝る前にもう一度お風呂に入る。この露天風呂、屋根がないので、お天気が良ければ星がきれいだろうなぁ。

ということで、明日の上高地に備えて早めに就寝。






温泉メモ

中の湯温泉 単純イオウ泉、透明だけど微かに硫黄の匂いがする。
かけ流し、源泉温度が高いため加水

バードウォッチングが出来る露天風呂あり。 


本読んでます.

2010-09-15 21:07:36 | 日記
ちょっと前に,話題のサンデル教授の「これからの正義の話をしよう」を読んだ.
日曜日に放送していたNHKのTV番組(白熱教室だったっけ)と並行しながら.

ipadを買って,本棚にしまいっぱなしになっていた,ドラッカーの「イノベータの条件」を自炊して読んだ.
そして,同じく本棚で誇りをかぶっていたアルビン・トフラーの「富の未来(上)・(下)」を読んでいる.
上巻まで読み終わったところ.

どの本も名著.で,読んでいて感じていることは,共通するものがあるということ.
一言では言えないけれど,産業革命以降続いていた社会の仕組み,
時代流れからの大きな変化のまっただ中にいて,これまでの考え方の基準から変えないといけないと言うこと.

だめだ,考えがまとまってないな.もうちょっと読んでから書くことにしよう.
「フラット化する社会」も読まないと.