放浪の記録

バイクツーリングの備忘録みたいなもの、だったのですが、最近ではお散歩花写真の記録になってしまいました。

梅雨の晴れ間に思いつきで南房総館山へ

2017-06-25 11:25:41 | 旅行記

 天気予報では貴重な晴れ間が二日間つづき、その後は梅雨らしい天気になるということです。

このお天気を逃してはいけないと、酔った勢いで前日の夜中にネットで宿を予約して、近場の南房総へとツーリングにいってきました。

全体はこんなコースです。思いつきで決めたので行って帰ってくるだけのルートです。何の面白みもありません。

 

●1日目

良いお天気です。暑いです。大汗をかきながら大型トラックで渋滞気味の川崎大師付近のゴチャゴチャした道を抜け、アクアラインで川崎から木更津へと向かいます。

十年ぶりくらいかな。海ほたるです。ちょっと早めですが、お昼ご飯です。フードコートでざる蕎麦頼んだのですが、注文したのを忘れてしまうくらい待ちました。

 

木更津からは、下道で海沿いを淡々と南下します。どこにも立ち寄らないと、早く着きすぎてしまうので、とりあえず富津岬です。

突端にあるアレです。看板みたら宝くじのお金で建設されたようです。 

 

てっぺんからの景色です。工事中でした。

 

海と反対側です。細〜い岬なのがわかります。 

 

このあとは、ときどき道路脇にあらわれる海を眺めながら淡々と南下します。

3時ちょっと過ぎに、館山の宿に着きました。お天気が良いので海がキレイです。

 

 宿の前の浜辺には、黄色い花がさいてました。コマツヨイグサかな。

 

さて、お天気が良いので、夕日に期待がかかります。日没の時間までに風呂と食事を済ませることにします。

早めに温泉につかって缶ビールをグビグビと飲み干します。ビールを飲み終えると夕食開始の時間となっていました。大慌てで食堂に向かいます。

バイキングです。たべはじめたら夕日のことなど忘れてしまい、あれもこれもといっぱい食べて、落花生の焼酎もおかわりして、デザートにプリンと食後のコーヒーを楽しんでいると日没まであとちょっとの時間となってしまいました。慌てて部屋に戻って、フィルターやら三脚の準備をして宿の前の浜辺へと出ます。

肝心の夕日は、残念ながら水平線近くに雲がかかっていて見え隠れしてました。広角レンズなのでちっちゃいですが、夕日が沈む直前です。このあとは雲にかくれてしまいました。

 

沈んでしまいました。雲のせいか、あんまり空は焼けてませんでした。

 

それでも真上の空は晴れています。今度は星空に期待することにしました。

9時過ぎくらいに、もう一度浜にでました。北側の空です。房総半島の海沿いの明かりがありますが、星が沢山見えました。真っ暗でファインダーをのぞいても何も見えません。ライブビューでかろうじて見える町明かりが小さくなるようにフォーカスを合わせます。何も見えないので、30秒露光で何枚か試し撮りして、ザックリと構図を決めます。

これは、30秒露光で撮影した10枚を比較名合成したものです。左上のあたりに北斗七星が見えます。

 

夜の浜辺を入れて撮ってみました。肉眼では真っ暗でわかりませんが、長時間露光で写真をとると、近くの街灯の緑色の光で波が染まってます。

 

そうこうして写真を撮っている間に10時を過ぎていまい、宿から浜辺への通路は施錠され通れません。仕方ないので、グルッと遠回りして、宿の正面玄関から入ります。スリッパは、鍵のかかった通路の中なので、宿のサンダルを通路脇において、裸足で部屋へともどりました。とほほ。

 

●2日目

朝食前には外にでると曇っていましたが、チェックアウトして、バイクに荷物を積んでいると晴れてきました。メッシュジャケットじゃ寒いかななどと心配していましたが、日射しが強く、昨日に続いてめちゃ暑いです。それでも、走り出すと風が気持ちよいです。

 有名な房総フラワーラインを走ります。でも梅雨時なので、花は見えません。葉っぱばかりのグリーンラインです。ハワイアンパラダイスな道の駅から、平砂浦海岸にでてみました。ハマヒルガオが咲いているかなと思ったのですが、シーズン過ぎていたようです。防風林の藪の中ではウグイスが元気に鳴いていました。

 

南房総は道の駅が多いですね。30分も走らないくらいで次の道の駅についてしまいます。まぁ、全部の道の駅に立ち寄る必要も無いので、適当に飛ばしながら気持ちよく海沿いの道を流します。

道の駅千倉です。引き潮なので潮だまりが沢山出来ています。磯遊びをしている家族連れも多いのですが、大きなかごを担いだ人もいます。何やらアワビのシーズンとのことでした。

 

この後も海沿いを北上して、鴨川道路から房総スカイライン、館山道をとおって行きと同じアクアラインで帰りました。川崎のゴチャゴチャした道は、ちょっと大回りですが新しく出来た首都高で第三京浜へと抜けました。

 おしまい。