堅苦しくて縁が無いように感じてしまう国立公文書館ですが、年に何回か開催される企画展が面白いです。
今回は現在開催中の「温泉〜江戸の温泉巡り〜」を見てきました。無料です。
公文書館なので、江戸時代の温泉に関する文書の展示です。
各地の温泉の紹介や、紀行文など温泉文化を紹介する文書、そして、「あの人も温泉へ」と江戸時代に限らず昔の人が温泉に行った記録などの当時の文書が展示してありました。
温泉を紹介する文書の展示から始まります。
箱根七湯を紹介する文書です。温泉ごとの効能などを紹介しているそうです。挿絵が凝ってます。
京から江戸までの名所案内です。旅行ガイドですね。当時の箱根温泉の様子がわかります。
ペリーが来たときの下田温泉の様子です。
こちらは紀行文です。挿絵がきれいです。それにしても、著者は旅行家とあります。江戸時代にこういう職業があったのか。。。
お殿様も当時に行くのに許可が必要だったようです。このほかにも、温泉に行けない人のために、温泉成分お風呂を作る方法などを研究した文書もありました。
こちらは、参考となってます。聖徳太子から始まって秀吉、家康など、昔の人が温泉にいった記録が残っている文書が展示してありました。
