本日文字の多い記事になりました。
お時間のある方のみ、ご覧いただければと思います。
私は物心ついてから、毎年夏になると、決まって両手足の湿疹に悩まされ続けてきた。
幼い頃は例えば「海水に浸ければ治るんじゃないか?」などと、父が思いつくありとあらゆることを試してみたが、湿疹は悪化するばかりだった。保育園に入った頃には、母に連れられて皮膚科通いをした。小学生になると、下校してから一人で通った。
ある皮膚科では「これは固定湿疹ですから、湿疹のひとつひとつに皮下注射をします」と言われ、片腕だけでも30ヵ所くらいの湿疹に、痛い痛い注射をされた。数日おきに、痛いと分かっていても、病院をサボることなど思いつきもせず、ただただ真面目に通った。
数々の皮膚科に行ったけれど、どこの医者でも原因は不明、治療方法も確たるものはなく、いわゆる一時しのぎの対症療法のみ。今思えば、おそらくステロイドの塗り薬を処方されていたのだろうと思う。当時は一般的にステロイドが怖い薬だとの認識もされていなかった。ステロイド軟膏で、一時的に治まる湿疹は、ぶり返しも大きく、却って悪化した。どんなに真面目に通っても、結局湿疹を治してくれるところはひとつもなかった。
皮膚科医が口を揃えて言ったのは「大人になったら、こういう湿疹は99%の人が治ります」
どうやら私は残りの1%に該当したようだ。
子供の頃も思春期も、半そでで出掛けた時、こちらを指差してヒソヒソと「あれはうつる病気じゃないの?・・・近寄らないほうが・・・」などと話す人たちから逃げるようにしてその場を離れた。
銭湯や温泉など、公衆浴場に行った時も、私が湯船に入ろうとすると、湿疹を見て慌てて出ていく人たちがいた。「これはうつる湿疹じゃありません」と首からプラカードでも下げたら、こんな嫌な思いをしなくて済むのか。でもそんな恥ずかしいことをするくらいなら、銭湯なんて行かなくていい。どうしてお父さんもお母さんも、気付いてくれないんだろう。いつもそんな風に思っていた。
救いだったのは、湿疹のことで、学校でいじめられたことは一度もなかったということ。きっと時代が違っていたら、汚いとか病原菌とか言われて、辛い学生生活を送らなければならなかったのかもしれない。
大人になって、やっと「紫外線アレルギーですね」と、ある皮膚科医に診断されたが、抗アレルギー剤を飲んだところで、湿疹が軽くなることも、消えることもなかった。
とにかく、毎年夏が終わるのを待つしかないのだ。
これまでの64年間で、唯一湿疹が出来なかった夏がある。
それは今から40年前、娘がお腹にいたひと夏だった。11月生まれの娘は、その夏私のお腹の中にいた。息子は6月生まれなので、夏腹を抱えることがなかったから、本当にその一度きり。最初は妊娠で体質が変わったのか?と期待したけど、出産した翌年、またいつも通りの夏が来たことで、心底ガッカリした。
前置きが長くなりました。
そんな私、今年の夏は、全く湿疹が出来ませんでした。
足にも腕にも、どこにも何一つ、湿疹が出来なかったのです。
※汚い腕を出してすみません。湿疹跡はどうしても消えません。でも赤みがかった痒い湿疹は一つもありません。
引っ越して水が変わったせい?
新居に引っ越してローンの心配もなくなり、ストレスがなくなったから?
でも同じ千葉県内ですしね、水源が違うというのは考えにくい。それにこれまでだって、十分幸せを感じて生きてきた時期はあったのに、それでも湿疹は出来ていた。
当然ながら、娘は私の腕がこんなにキレイな夏を、これまで一度も見たことがありません。
「はっ!引っ越し以外にも変化があったじゃない!!コロナのワクチン打ったでしょう?もしかして、副作用でそうなったとか?好転するのだって、副作用でしょ?」
言われてみれば、昨年8月から3回のコロナワクチンを接種しています。体質が変わるほどの影響力がコロナワクチンにあるとしたら、それはそれでちょっと怖い気もしますが、この夏の快適さを考えれば、もし湿疹が出来ないのがワクチンの副作用だとすれば、例えこの先ワクチンが有料化されても、絶対に受けたい!と思いました。
ただ、このまま次のワクチンを受けずにいて、ワクチン切れを起こした身体が、来年の夏どうなるかを検証してみなければ何とも言えませんが。
この夏の不思議は、まだ解明出来ません。
でもこれだけは言える。
湿疹が出来ないって、こんなに幸せなの?
暑くてたまらないのに、紫外線除けの長袖を着なくてもいい。
お日様が当たっても、全く気にしなくていい。
汗をかいてもチリチリしたり痛むこともない。
半そでを着て歩いていても、誰も私の腕をジロジロ見ない。
寝ている間に無意識に掻いて、シーツが血に染まることもない。
とにかく、いつも、痒くない
なんだか、あまり愉快ではない話に、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
原因がどうあれ、湿疹が出来なかった幸せな夏を終えようとしている今、どうしても私のこの、喜びの声を聞いて頂きたかった。
お時間のある方のみ、ご覧いただければと思います。
私は物心ついてから、毎年夏になると、決まって両手足の湿疹に悩まされ続けてきた。
幼い頃は例えば「海水に浸ければ治るんじゃないか?」などと、父が思いつくありとあらゆることを試してみたが、湿疹は悪化するばかりだった。保育園に入った頃には、母に連れられて皮膚科通いをした。小学生になると、下校してから一人で通った。
ある皮膚科では「これは固定湿疹ですから、湿疹のひとつひとつに皮下注射をします」と言われ、片腕だけでも30ヵ所くらいの湿疹に、痛い痛い注射をされた。数日おきに、痛いと分かっていても、病院をサボることなど思いつきもせず、ただただ真面目に通った。
数々の皮膚科に行ったけれど、どこの医者でも原因は不明、治療方法も確たるものはなく、いわゆる一時しのぎの対症療法のみ。今思えば、おそらくステロイドの塗り薬を処方されていたのだろうと思う。当時は一般的にステロイドが怖い薬だとの認識もされていなかった。ステロイド軟膏で、一時的に治まる湿疹は、ぶり返しも大きく、却って悪化した。どんなに真面目に通っても、結局湿疹を治してくれるところはひとつもなかった。
皮膚科医が口を揃えて言ったのは「大人になったら、こういう湿疹は99%の人が治ります」
どうやら私は残りの1%に該当したようだ。
子供の頃も思春期も、半そでで出掛けた時、こちらを指差してヒソヒソと「あれはうつる病気じゃないの?・・・近寄らないほうが・・・」などと話す人たちから逃げるようにしてその場を離れた。
銭湯や温泉など、公衆浴場に行った時も、私が湯船に入ろうとすると、湿疹を見て慌てて出ていく人たちがいた。「これはうつる湿疹じゃありません」と首からプラカードでも下げたら、こんな嫌な思いをしなくて済むのか。でもそんな恥ずかしいことをするくらいなら、銭湯なんて行かなくていい。どうしてお父さんもお母さんも、気付いてくれないんだろう。いつもそんな風に思っていた。
救いだったのは、湿疹のことで、学校でいじめられたことは一度もなかったということ。きっと時代が違っていたら、汚いとか病原菌とか言われて、辛い学生生活を送らなければならなかったのかもしれない。
大人になって、やっと「紫外線アレルギーですね」と、ある皮膚科医に診断されたが、抗アレルギー剤を飲んだところで、湿疹が軽くなることも、消えることもなかった。
とにかく、毎年夏が終わるのを待つしかないのだ。
これまでの64年間で、唯一湿疹が出来なかった夏がある。
それは今から40年前、娘がお腹にいたひと夏だった。11月生まれの娘は、その夏私のお腹の中にいた。息子は6月生まれなので、夏腹を抱えることがなかったから、本当にその一度きり。最初は妊娠で体質が変わったのか?と期待したけど、出産した翌年、またいつも通りの夏が来たことで、心底ガッカリした。
前置きが長くなりました。
そんな私、今年の夏は、全く湿疹が出来ませんでした。
足にも腕にも、どこにも何一つ、湿疹が出来なかったのです。
※汚い腕を出してすみません。湿疹跡はどうしても消えません。でも赤みがかった痒い湿疹は一つもありません。
引っ越して水が変わったせい?
新居に引っ越してローンの心配もなくなり、ストレスがなくなったから?
でも同じ千葉県内ですしね、水源が違うというのは考えにくい。それにこれまでだって、十分幸せを感じて生きてきた時期はあったのに、それでも湿疹は出来ていた。
当然ながら、娘は私の腕がこんなにキレイな夏を、これまで一度も見たことがありません。
「はっ!引っ越し以外にも変化があったじゃない!!コロナのワクチン打ったでしょう?もしかして、副作用でそうなったとか?好転するのだって、副作用でしょ?」
言われてみれば、昨年8月から3回のコロナワクチンを接種しています。体質が変わるほどの影響力がコロナワクチンにあるとしたら、それはそれでちょっと怖い気もしますが、この夏の快適さを考えれば、もし湿疹が出来ないのがワクチンの副作用だとすれば、例えこの先ワクチンが有料化されても、絶対に受けたい!と思いました。
ただ、このまま次のワクチンを受けずにいて、ワクチン切れを起こした身体が、来年の夏どうなるかを検証してみなければ何とも言えませんが。
この夏の不思議は、まだ解明出来ません。
でもこれだけは言える。
湿疹が出来ないって、こんなに幸せなの?
暑くてたまらないのに、紫外線除けの長袖を着なくてもいい。
お日様が当たっても、全く気にしなくていい。
汗をかいてもチリチリしたり痛むこともない。
半そでを着て歩いていても、誰も私の腕をジロジロ見ない。
寝ている間に無意識に掻いて、シーツが血に染まることもない。
とにかく、いつも、痒くない
なんだか、あまり愉快ではない話に、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
原因がどうあれ、湿疹が出来なかった幸せな夏を終えようとしている今、どうしても私のこの、喜びの声を聞いて頂きたかった。
ポチ、ありがとうございました~
ホームページでウチの子グッズ販売中!
ままは、夏に腕だけなのね。
不思議ですね。強い紫外線に反応してしまうんでしょうかね〜? 対処法がはっきりしないのが辛いですね。
何れにせよ、子供の頃からというのは、小さかったままが可哀想になります。
という私は子供の頃から冬になると、手が腫れ上がるくらい、霜焼けとあかぎれに悩まさていたの。痒くて痒くて、それこそ血が滲んでた。でも私もそのことでいじめに合うこともなく、それどころか掃除の時間は、水を使う拭き掃除は免除してくれていました。
今思えば、両親がそれを気にして、ハンドクリームを買ってくれたとか、付けてくれた記憶がないのよね💦 ネグレクト気味だったから💦
私の手荒れは、40歳の時に学校給食の調理員になってから治まったの。不思議でしょう?
洗剤いっぱい使う仕事なので、最初は冬になったら辞めなくてはいけなくなるかもとヒヤヒヤしていたら、あら不思議! 全く手荒れしなくなったの!
ままの腕の湿疹も、今年を堺に出なくなったらいいね。微力過ぎるけれど、心から祈ってるね🙏
私こそ、コメントが長くなってしまってごめんさい🙇
ワクチンだったら怖いけど😣
それでも湿疹が出なくて良かったですね✨
夏に長袖。。それだけでも辛いです〰️😢
来年も出ませんように。。🙏
原因が分かっただけでもよかったですね?
そして、もしかしたら年齢的に出なくなったのかもしれませんよ。
我家の長男、乳児の頃からアトピーが酷くて
どれだけ病院廻りしたかしれません。
もう痒くて痒くて全身掻きむしり、泣き喚くので、
一晩中私がさすりながら抱っこしたことも度々。
あの頃アトピーはまだそれほどポピュラーではなくて
医師によって言うことも薬も違うし。
それこそステロイド剤やら漢方やら琵琶の葉やら柿の葉やら、ありとあらゆるものを試しましたが、
よくなりませんでした。
海水が良いと聞いて、海辺の宿に半月滞在したこともありますが、駄目でした。
それが年齢と共に少しずつよくなって
高校生くらいから、かなりよくなりました。
今もまだアレルギー体質ではあり、体のあちこちが多少痒いようではありますが
子供の頃ほどではありません。
ままさんのも、年齢とともに良くなったのならいいですねえ!
私も、蜘蛛の巣に引っかかり、顔中、真っ赤にただれた事があります。
道行く方々の視線が痛かったです。
見てはいけないものを見た時に、人はこんな風に反応するんだと学びました。
ぽんちゃんママさんは、毎夏、辛かったですね😖
しかし、ワクチン効果で、治ったのなら、痛い注射が、プラスに働いて、こんないい事は無いですね。
堂々と腕出しファッションを楽しんでくださいね♪
私は、昨年坐骨神経痛の痛み止めで、皮膚疾患を起こし、薬害かと思いましたが、お医者さんは認めず、皮膚科で処方されたステロイド剤(安全な良い薬と言われました)で、なんとか症状は治まりましたが、色素の沈着で、汚らしい肌になってしまいました。
それ以来、痛み止めは怖い。肌も出せません。 歳をとると、色々なことがありますね。歳のせいかわからないけど。
でも、良かったですね。ずっと続きますように。
ワクチンの影響なのか、何が影響したのか、
いずれにしても、良い事ですよね。
そうそう、昔はアレルギーという言葉自体、
あまり聞かなかったもんね。
原因不明だった病気や症状って、今になると
あれってこれだったのでは?ってこと、よくありますね。
時代と共に原因が分かり対処法が見つかり、
それまでの苦痛や不安は、一言では言い表せんくらい
大変だったと思います。
私もまだ若い頃、右顔が麻痺して以来、
ほんと、死んじゃおうかってくらい苦しかった。
でも命に関わる程のことじゃないし、
所詮元々美人でもないし、誰にも言えなかった。
ほんと、いっそ顔に「顔面神経麻痺なのです」と
掛けておいた方が楽だなって思いました(笑)。
今でも、コンプレックスが顔。
いやお前は、他に致命的な欠点あるやろ?!って
我ながら思うけどもがね(笑笑)
でもだから、ままんの湿疹が治って、
なんだかほんと、嬉しい。
ままん、まだまだ暑いかんね。
じゃんじゃん、半袖のおしゃれ、楽しんで~。
あ~そうなのかー。紫外線アレルギーも
酷い方は防護服みたいなのを着なければ
外に出られない方もいらっしゃるのよね。
私はね、腕と脚だけです。
でも脚はわりと早い段階で、大したことは
なくなったのね。
それでも素足を出せるほど、普通の人みたいに
キレイではないけども。
かあちゃんは霜焼とあかぎれか~(ToT)
それも可哀相だったね~。
あれは痛痒いのよね、私も出来たことある。
そうか、こまめにハンドクリームを塗れば
軽減したかもしれないけど、子供じゃそんなこと
分かる訳ないしねぇ。ひろちゃん、こらっ!笑
えー---?そうなの?
40歳で調理員さんのお仕事を始めてから
治った?L(・o・)」
そんな不思議なこともあるんだねぇ。
私もね、ホントに訳がわからないんだけど
とにかく痒くないって、こんなにストレスが
たまらなくて、幸せなことなんだな~って思う。
でもまだ、どこか信じられない部分もあって
娘に公園に行く?って誘われても
怖くて行けないっていうねf(^^;)
でももし、来年も同じような感じだったら
娘とサンバくんと一緒に、公園に行きたいと
思います(^^ゞ
長いコメント、嬉しかったよ~。
かあちゃんの愛が詰まってた!!(^-^ )
そうなんですよね~。でもね、もう結構な年だし
ワクチンの副作用だとしても
こんなに楽な夏を過ごせるなら
他にも副作用があって、それで寿命が縮まったとしても
それでもいいかな~って思えちゃいますf(^^;)
今年は仕事終わり、長袖は畳んでリュックに入れて
半袖で帰ったことが多かった!
それだけでも、ものすご~く快適でした(*^。^*)
そうなんですよ。大人になってから
やっと病名が分かりました。
そうか~。年齢的に出なくなったのだとしたら
それが一番嬉しいですね~。
でも昨年の引っ越しの時は、両腕とも真っ赤に腫れて
酷いことになっていたので、ちょっと
俄かには信じられない感じなんですよね~f(^^;)
わぉ!zooeyさんはご長男さんのアトピーで
ご苦労なさったんですねぇ(ToT)
分かりますよ~。大人の私でさえ
痒くて痒くて、夜中に膝を抱えて何度泣いたことか。
そうそう、アトピーという言葉は
私の幼いころなんかは、聞いたこともなかったです。
あ~、臭くて苦い漢方薬も随分と色々
飲まされたな~Y(>_<、)Y
zooeyさんのお話で思い出しました。
ドクダミ茶とか、あと名前は忘れましたけど
色々ありましたね~。でもあれって、続けられないと
結局ダメなんでしょうね~。
息子さんは高校生くらいで軽減されたなら
本当に良かったです。
私は自分がこんな風だから、子供たちのことは
覚悟していました。でもね、何故だか
二人の子供は全く皮膚に問題なかったんですよね~。
ご長男さんも、どんどん良くなられると
いいですね(*^。^*)
はい、ありがとうございます(*^。^*)
来年の夏、少しは何かが分かるのかもしれません(^^ゞ
あ~、そこを理解して頂けましたか~(ToT)
誰もお前のことなんか、見てないよ!
って言われたらそれで終わりなんですけど
夏はとにかく自意識過剰になりました。
すれ違う人が、え?っという顔をして
視線が私の腕に釘付けになっているのに気づくと
本当に悲しかったし恥ずかしかった。
大人になってからは、汗をかきながらも
長袖を着て隠せましたからまだマシでしたがf(^^;)
去年も大汗をかきながら、ず~っと長袖で通しました。
ワクチンなのかなぁ。どうなのかなぁ。と
今は半信半疑ですけども、もしそうだとしたら
やっぱり嬉しいです(*^。^*)
まだまだ腕出しファッションを楽しめるほど
腕はキレイではないのですが、これから何年も
この状態が続いてくれたら、絶対そうしたい!!
眺めるだけで我慢していた半袖ワンピースを
是非着てみようと思います(^^ゞ
ありがとうございます(*^。^*)