今日は幾分温度が下がり、湿度は多いが歩くにはよい朝だ。下流の折り返し地点を紹介しょう。
この場所は、多摩川と秋川が合流するところで、水を畑や水田に取り入れるために、堰がもうけら
れている。この対岸は、あきる野市であり、この昭島市の地点から睦橋の間は、東京ドームの数十個分
の土地があるが、ここは葦や草木が生い茂った荒廃したジャングルである。写真で見える右の大きな
木の上に、いつもは、多摩川の水の上にいる白鷺を見つけた。ここには、2種類の鷺が生息しているが、
ダイサギとアオサギであり、見かけたのはダイサギと思われる。この場所が寝城であるのか、3-4羽を
見かけたが、この木の上で巣を造って生活していることを初めて知った。この川の合流点は、川の流れが
いつも変化して蛇行している。そのため、沼地が多く、開拓ができにくく、この地が残されているのであろう。
ただ、野生の動物や鳥などにとっては、楽園かもしれたい。1年ほどまえに、偶然にも、この場所で
鹿とおもわれる動物が、ものすごい速さで、ジャングルの中にとび込んで行くのを目撃したことがあった。
しかし、この場所は、大水には、十分に役立っていることを忘れてはならないかも。