めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

18(紙の月)

2015-05-05 05:15:08 | 日記




お目当ては2本目のほうでした。

トイレを済ませてコンビニパンで体調を整えます。





新作のときはちょっと手が出ませんでしたが、飯田橋で観れるなら(無料)興味がありました。

のっけからふけ顔の宮沢りえです。

夫はエリート商社マンで、立派な一戸建てに住んでます(子供無し)

これを「平凡な主婦」と表現するのも違和感がありますが。

家計に困ってる風でもないんですが、銀行で外商のバイトしてます。

金融商品を金持ちに勧めて、預金を獲得するのですね。

真面目な性格で、成績も良いようです。

大島優子。

目がクリッとして可愛いですが、露出度(肌の)が足りません(笑)

若いだけに色んな誘惑を語ってますが、まるでりえの合わせ鏡です。

ある時、買い物の支払いが足りなくなって、お客様からの預かり金から拝借してしまいます。

無論、すぐATMで下ろして元に戻すわけです…が、これが地獄の第一歩。

またある時。

1度預かった預金をキャンセルする必要に迫られ、その手続きを見ていて…あれ?これは?と気付きます。

厳しい管理といっても、書類が揃っていれば逆にスルーしてしまうのでしょうね(盲点)

顔見知りの大学生と深い仲になって、一気に転落(快楽)の人生を辿ります。

ここで大事なのは、大学生がりえをそそのかしたのではなく、彼は無邪気に喜んでいただけで、その顔見たさに悪事を

勝手に重ねていたという所。

確かに最後はあっさり若い女性にうっちゃられますが、そこを責めてはいけませんね。

入れあげるほうが悪いわ。

あと、金回りがよくなって色々化粧品も買い込んでるのですが、りえが全くブサイクです(泣)

酷すぎます(Mさんも同意見)

さて、脇役でキラリと光る小林聡美!

いい年しておかっぱ頭で、お前は宮本信子か!と突っ込みたくなります(笑)

ただし…このタイプは決して敵に回してはいけません。

規律に対して見逃す、という事がありません。

会社のノルマに追いまくられて、ちょっと?不正をしてしまう次長も煙たく思っていますが、毎期の決算で、得意先に

在庫を頼み込むセールスマンとしては身につまされます。

ただ、正義を貫いてるという意識ではなく、自分の気持ちに正直に生きているだけなんでしょうが…

いい年ですが独身のようです(同じく)

大島優子みたくテキトーに生きれたらどんなに楽か、って映画じゃないか(笑)

巨額の損失を与えて、遂に銀行にもバレて、調査の途中で2階の窓を破って、走って逃げ出しますが…

なぜかラストシーンはバンコクのパッポン通りです(懐かしい…)

顔の老け方から見ても、服役を終えた、とは思えないんですが、どうなってんでしょう?

ま、いいや。

タイの映像が見れただけで満足です。

あと最後に、映画の題名の意味も良く判りません?

両国でチャリンコを回収して亀戸へ。

まずはカメリアホールで期日前投票。

区長と区議会議員の選挙(いわゆる統一地方選)ですが、誰一人聞いた名前はありません。

う~ん、困った、というか、別に困ってないけど…

アパートに戻って、コインランドリーへ行ったり来たりしているうちに夕方になりました(ああ、4月最後の休日が

終わってしまう…)

給料日前だってのに、宣教師様にチケット代(チキンジョージ)をお支払いしなければなりません(泣)

足取りも重く新日本橋へ(しかも雨)

続く…